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週末女子旅にピッタリ。温泉情緒も観光もグルメも満喫できる愛媛・松山&道後温泉の魅力

  • 2018.3.25
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日に日に暖かくなってきて気心知れた友人たちと“お出かけ”するのもピッタリの季節。そこで忙しい毎日のリフレッシュにオススメのスポットの1つが、風光明媚でご当地グルメも温泉も昔ながらのレトロな雰囲気も満喫できる愛媛・松山&道後温泉です。

松山空港は国内主要空港からジェットスターはじめ手頃な運賃が魅力のLCCも多く発着していますし、さらに松山市の中心部へもリムジンバス1本で簡単にアクセスできるのも魅力。週末旅行にまさにピッタリ。それでは早速、愛媛・松山&道後温泉の週末旅に訪れたい魅力的なスポットをチェックしてみましょう。

ランチは松山名物グルメで

東京(成田空港)から出発する場合、松山空港へのアクセス時間は約1時間40分となります。松山市内でランチを愉しむなら、ぜひ午前中に松山空港に到着する便で向かいましょう。

松山空港に到着して向かうのは、松山一の商店街“大街道(おおかいどう)”。

地元の名店からお土産ショップまで様々なお店が軒を連ねる“大街道”は、空港からリムジンバスで簡単にアクセスできます。

ランチのオススメはこちら。愛媛の郷土料理や地酒を楽しめる創業380年の老舗「五志喜」です。

今回いただいたのは、鯛が一尾まるごと載った名物“鯛そうめん”の定食。“鯛そうめん”は松山ではお祝いの席など会食時の定番料理の1つなのだそうです。

写真の定食はじゃこ天や伊予のみかん寿司など郷土グルメがセットになって¥2,050と、見た目ゴージャスなのにお手頃な価格も魅力。もちろんボリュームも満点ですよ。

難攻不落の名城「松山城」を散策してみよう

ランチの後に向かうのは、松山市街を見下ろす標高132mの勝山山頂に建つ「松山城」。全国で12しか現存しない、江戸時代以前に建造された天守が残るお城で、天守にはロープウェイやリフトを使ってアクセスします。ちなみにロープウェイおよびリフト乗り場は“大街道”からも徒歩圏内なので、ぜひ道中は“大街道”や松山ロープウェイ商店街を散策してみましょう。

松山市街を見下ろす山の上に建つ城ということで天守からの眺めも最高です。

また、帰りはリフトを使っての山下りがオススメ。桜の季節(例年3月下旬〜4月上旬)は特に絶景が見られるそうですよ。

いざ「坊っちゃん列車」で道後温泉へ

松山城の後は、いよいよ道後温泉へ。松山市民の重要な足でもある路面電車を利用するとアクセスも楽チンです。そして路面電車を利用するなら、ぜひ「坊っちゃん列車」に乗車してみましょう。

「坊っちゃん列車」は明治時代から長く活躍した蒸気機関車をモデルにディーゼルエンジンを採用して復元されたもので、現在は松山市駅〜道後温泉、古町〜道後温泉(JR松山駅前経由)の2路線で運行されています(運賃:大人…800円、小児…400円)。明治時代の列車を忠実に復元しただけあって内装や乗り心地も当時のまま。車窓の風景や乗務員のレトロな服装に気分も上がること間違いなしですよ。

「道後温泉本館」&「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」で温泉三昧

“日本最古の温泉”といわれ、あの聖徳太子も来浴したという逸話が残っている道後温泉。まずは道後温泉のシンボル「道後温泉本館」に向かいましょう。

この「道後温泉本館」は改築120年を超える国の重要文化財で、映画『千と千尋の神隠し』に登場する「油屋」のモデルの1つとしても有名。

また、源泉100%かけ流しで、泉質はアルカリ性単純泉で肌に優しく“美人の湯”とも言われているんです。

そして、もう1つ訪れたい温泉が2017年12月にグランドオープンしたばかりの「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」。 飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋がコンセプトの外観が目を引きます。

1階には大浴場と露天風呂。大浴場では砥部焼の陶板壁画と道後温泉を詠った和歌の世界観を表現するプロジェクションマッピングを湯船に浸かりながら楽しめます。

「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」で何と言っても注目は2階にある予約制の特別浴室。「道後温泉本館」にある日本唯一の皇室専用のお風呂「又新殿」を再現したお風呂に入浴できるんです。

ちなみに特別浴室で入浴する際には浴衣のような“湯帳”を着用します。昔の皇室の方は肌を直接見られることがないよう“湯帳”を着用して入浴していたそうで、当時と同じ体験ができるというわけです。とても人気とのことなので、入浴を希望する際は旅行前に予約しておくことをぜひオススメします。

道後温泉の商店街「道後ハイカラ通り」も散策してみて

温泉を満喫した後は、昔ながらの温泉街といった雰囲気の商店街「道後ハイカラ通り」の散策もオススメ。ご当地グルメを味わうのはもちろんお土産探しにもピッタリの商店街です。中でもオススメが民家や商店をリノベーションした2軒のカフェです。

まずは民家をリノベーションしたという「道後カフェ–歩音-」。

店舗の1階は店主がセレクトした砥部焼や郷土雑貨、カフェオリジナルのアイテムを取り扱うショップ、そして2階がカフェスペースになっています。

1階のショップでオススメが愛媛の天然素材の恵みたっぷりの店舗オリジナルの“天然だしパック”や“天然だし醤油(濃口&薄口)”、そして海水と“黒め”という海藻から作られた“黒め塩”という黒色の塩。

余計な添加物の入っていない優しい味わいはヘルシー志向の方へのお土産にもピッタリといった雰囲気です。

そして、もう1軒が「道後の町屋」。

こちらは大正時代建てられた道後郵便局舎(手前の建物)と局長宅(奥座敷)をリノベーションしたカフェです。手前の建物と奥座敷をつなぐ“通り庭”(下写真)の風情は心を落ち着かせてくれる雰囲気。

ぜひ美味しいスイーツやドリンクと共に、レトロな雰囲気を味わいながらのんびりと過ごしてくださいね。

1泊2日という短い滞在でもコンパクトに見どころの詰まった愛媛・松山&道後温泉なら充分に満足できる週末旅が実現できます。また、道後温泉または松山市を拠点に数日滞在して「しまなみ海道」などにも足を伸ばしてみるのもオススメですよ。ぜひ温泉情緒も観光もグルメも思う存分満喫して、また1つ素敵な旅の思い出を作ってくださいね。<model:長谷川あや、井村亜里香、綾瀬羽乃>

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