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海外ドラマに学ぶ「タメにならない」愛車選び3つ

  • 2018.3.25
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広大な国土を持ち、クルマが人々の生活と深く関わるアメリカ。人気のドラマにも、乗る人のキャラクターを象徴するような面白いクルマがたくさん出てきます。今回は人気の海外ドラマの主役たちの、まったく参考にならない愛車選びをご紹介したいと思います。

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■かっこいいクルマが好きじゃない人に

『ブレイキング・バッド』のポンティアック

2013年に完結を迎えたにも関わらず、いまだ熱い人気を誇る『ブレイキング・バッド』。うだつの上がらない化学教師が、余命宣告を機にドラッグの精製に手を染め、次第にとんでもない変貌を遂げていく...という、かなり振り切れたドラマです。

シリーズ前半、主人公ウォルターの哀愁を象徴したかのように登場する愛車が「ポンティアック アズテック」。

ポンティアックはセネラルモーターズ(GM)が展開したブランドで、70〜80年代には「ファイアーバード・トランザム」など大ヒットを生んだものの、人気が下降し2010年に終了してしまいました。

アズテックは2000年にポンティアック初のSUVとして登場した車種。一番の話題といえば、イギリスの新聞の「史上最も醜い車100選」で1位に選ばれてしまったことという、ちょっとかわいそうなクルマです。

「醜い」とまで言わなくても...とは思いますが、SUVというにはあまりに力強さのないシルエット。灯火類の配置のせいか、なんとも言えない不安を感じさせる顔立ち。モッサリしたぎこちなさが可愛い...と見えなくもなくもない。たしかに圧倒的な"カッコよくなさ"がそこにはあります。

が! しかし。世の中には絶対に「かっこいいクルマって、なんかイケ好かないんだよね」という人もいるはず。そんなへそ曲がり...もとい個性重視のあなたには、ぜひオススメしたい1台です。なにせ、日本には正規輸入されていなかったので、かなり珍しい! それゆえに、手に入りにくいのが難点ですが。ちなみに使い勝手はかなりイイらしいです。

■ヴィンテージアメ車を徹底的に可愛がりたい人に

『LUCIFER/ルシファー』のコルベット

地獄の統治者である堕天使ルシファーが、LAでナイトクラブを経営したり事件を解決したりして休暇を楽しむ(?)ドラマ『LUCIFER』。イギリス英語で繰り出されるお見事なイヤミや、キレの良いストーリー展開に、ファンが急増中です。

そんなルシファーの愛車として登場するのが黒い「コルベット」。こちらもGMの展開するシボレーブランドのスポーツカーです。ドラマの中に登場するのはコルベットC1という初期のモデル、60年代初頭のものと思われます。

優雅さと遊び心のあるデザインがカッコよく、ロマンとストーリーがある! 小さめだから、うちの駐車場にも入るかも!! と、ここまではいいのですが、まずお値段。ヴィンテージカーの相場は変化するので一概には言えませんが、日本ではまず1000マンエン前後は覚悟したい感じ。さらにピカピカにして、個性も打ち出す!となれば...。

そして使い勝手は。二人乗り、積める荷物は少々。現在なら当たり前の安全装備や快適装備は、おおよそ何も付いていません(後付けされている場合もあります)。快適が欲しければ、しっかりレストア+カスタムが必要かも。

また、ルシファーの愛車はコンバーチブル、いわゆるオープンカー。しかもヴィンテージですから、走行中はかなり風になぶられ、会話はかき消されると想像されます。そして夏が暑い!

さらには60年近く前のクルマなので、新車に比べればやはり故障の確率は上がります。アメリカの部品市場は充実しているので、しっかりとしたショップと付き合えば問題ないとも言える...かもしれない。

と、イチャモンをつけてはみましたが、上記のあれこれを補って余りある魅力を持つクルマなのも事実。一連の不便や、現行車とは違う使い勝手、ショップとのコミュニケーションなどを、楽しい!愛おしい!と思える人(そして趣味カーに1000万円用意できる人)にはとってもオススメです。

ちなみに日本ではあまりアメリカ車の人気がないので、新しめの年式のコルベットの中古車は、性能の割にお値段がかなり安い!と評判。速くてカッコいいクルマが好きな人、探してみてはいかがでしょうか。

■現在お金持ちで、これからさらにお金持ちになる予定の人に

『SUITS/スーツ』のレクサス

二人の主役がローファームを舞台に活躍する『SUITS』は、洋服の着こなしや、超エグゼクティブなライフスタイルが若い男性からも注目を集めるドラマです。主役の一人である弁護士ハーヴィが、「レクサスLS」をショーファードリブン(運転手さんが運転するクルマ)として利用している様子がよく出てきます。

LSはレクサスのフラッグシップセダン。十分なラグジュアリーさとともに、ブランド特有のスポーティーさも兼ね備え、世界的な評価もとても高いクルマです。

レクサスのHPを見ると、どちらかと言えばドライバーズカー(自分で運転を楽しむクルマ)の位置付けのようですが、メルセデス・ベンツSクラスやBMW7シリーズと同じような格があるので、もちろんショーファードリブンとして使ってもサマになります。つまり運転席も楽しいし、後部座席に乗ってもかっこいい!

そこで。運転が好きだけれど、ビジネスの調子が良すぎて近々運転手さんを雇う予定のなんか、いかがでしょう? また『SUITS』的利用なら、法人オーナーで御社の役員車に使うのにもぴったり! ...ぴったり!も何もないもんですが。

ここまで十分タメにならない話ばかりですが、もちろん、走りを大切にするレクサスのフラッグシップですから、完全なドライバーズカーとして、また、プライベートを充実させるクルマとして買うのは、もっと素敵です。ちなみに現行のレクサスLS500は約980万円から。同格のクルマに比べれば、だいぶお買い得(?)の模様!

海外ドラマには、すごく高価だったり、希少だったり、ヘンテコだったりするクルマがたくさん出てきます。たまには、そんなところに注目してドラマを鑑賞してみるのも楽しいものですよ!(海外ドラマNAVI)

Photo:『ブレイキング・バッド』
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