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恋は誰かのためにするものではなく、自分のためにするもの

  • 2018.3.24
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「元カレを見返したい」「いい男性を捕まえて周囲から羨ましがられたい」と思っている女性もいるはず。もちろんそう思うこと自体は悪くないでしょう。でもその感情だけで動いていると、あとで「自分が何のために恋をしているのか」わからなくなってしまうかもしれませんよ。

触発されるのは悪くないけれど・・・・・・

たとえばひどいフラれ方をした場合、「元カレなんかよりいい人と付き合って、絶対に見返してやりたい!」と思うことは自然な感情でしょう。でもそれだけが自分を動かす原動力になっていると、「この人は元カレよりも年収が良いから」「顔がカッコいいから」など、相手をスペックやルックスだけで判断しがち。でもそれってすべて元カレが基準ですよね。つまり自分の心の中にはまだ元カレが住み着いているので、結局元カレに勝てる男性はいないのでしょう。


そんなときに、たとえ人間的に素敵な人が現れたって、その良さは見抜けませんよね。仮に付き合ったとしても、彼と向き合うことはできず、ただ元カレと比べるだけになってしまいます。なにより「元カレを見返したい」というあなたの勝手な感情に利用される男性は、かなりいい迷惑でしょう。


これは「いい男性を捕まえて周囲から羨ましがられたい」という感情にも当てはまること。結局他者と自分を比べる恋愛しかできていないので、一見幸せそうなリア充カップルに見えても、中身が空っぽ・・・・・・なんてことも、よくある話です。

目の前にいない元カレに操られないで

彼にフラれたばかりのときは「元カレを見返したい」という感情が最初に来てもいいと思います。「だからもっと自分磨きを頑張る!」と目標を掲げて、実際にかわいくなる人もたくさんいますし。
でもいつまでも「見返したい」精神を引きずり続けるのは、やっぱり良くありません。「見返したい」と思っている時点で、その恋はもう目の前にいない元カレに操られているからです。
「周囲から羨ましがられたい」と思う恋も、他人の目ばかりを気にしていて、肝心の「自分が幸せになる」ことを忘れてしまいます。


たとえ次の恋に進むきっかけが怒りや悲しみから来るものだったとしても、そこからふっ切れることも大切です。それは、新しい男性の存在に頼るのではなく、自分の力で少しずつ。たとえば「男女問わず交友の輪を広げていくけれど、元カレへの気持ちが落ち着くまではやみくもに彼氏は作らない・・・・・・」などでもいいと思います。
このような冷却期間を作ることで、何のために恋をするのか、誰のための恋なのかがわかってくるのではないでしょうか。

おわりに

そもそも元カレを見返したいのであれば、恋愛以外にも方法はいくらでもあるはず。
それに恋自体はしなくても生きていけるものです。
つまり恋は勝ち負けを競ったり、誰かのためにするのではなく、自分が幸せになるひとつの手段にすぎません。そのことを忘れずに、ひとつひとつの恋を大切にしてほしいなと思います。(和/ライター)


(ハウコレ編集部)

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