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海外での注目高まる「日本ワイン」。ブランド価値を高める次の一手とは

  • 2018.3.23
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ワインといえばフランスやイタリアなど海外ワインが人気ですが、ここ数年で「日本ワイン」も世界的評価を得られる存在へと成長を遂げました。そんな日本ワインのブランド価値を高めるために、今年10月よりラベルに「日本ワイン」と表示するためのルールが厳格化されることになりました。

国産ワインのラベル表示ルールが厳格化

日本ではこれまで、ワインのラベルに表示する産地などに関するルールはありませんでした。そのため、海外産のぶどう果汁を使用していても醸造した場所が日本なだけで、「日本ワイン」と名乗っていたワインもあったのです。

そこで、日本ワインのブランド力を高め、海外への輸出拡大を図るためにも、国税庁によってワインの表示ルールが厳格化されることになりました。新しいルールでは、その地域で収穫されたぶどうを85%以上使い、なおかつ、ぶどうの産地にある醸造施設で製造されたワインのみ、「東京ワイン」といったかたちでの産地表示ができます。

醸造施設がある地名を「東京醸造ワイン」といったようにラベルに表示することもできますが、その場合は「東京は原料として使用したぶどうの収穫地ではありません」といった文言も同時に表示する必要があります。

新しいルールが定められれば、消費者としてもぶどうの産地や品種を吟味してワイン選びができるようになるというメリットがあります。しかしその一方で、この新しいルールによってこれまで販売されてきたワイン販売事情も大きく変わる可能性も出てきました。

新しいルールで名称変更や販売終了になるワインも!?

山形県上山市にあるワイナリー「タケダワイナリー」では、40年もの長い歴史を持つワイン「蔵王スター」を販売してきました。ところが、2017年秋に販売終了を発表しています。その理由が、今回の新しいワインの表示ルールでした。上山市では、ワイン製造に必要なぶどうを確保できないため、隣接する他地域のぶどうも使用して「蔵王スター」を製造していました。しかし、新しいルールでは、醸造している地域で収穫されたぶどうを85%使用しなければなりません。また、「蔵王」という地名も蔵王山麓で作られたワインにしか使用できないことから、ワインの販売終了にいたったのです。

このように、ルール設定によって販売終了に追い込まれるワインも実際に出てきています。そのほかにも、今までのラベルを引き続き使用できなくなるブランドが出てくることも考えられるため、慣れ親しんだワインの名称が変更になる恐れも出てきます。

お気に入りの日本ワインがある人は、今年10月以降は変更があるかもしれないので、そのワインに関する情報をチェックしておくといいかも。

【関連レシピ】牛肉のワイン煮

お手ごろなワインで作れば薄切り肉が豪華おかずに。

【材料】(2~3人分)

牛もも薄切り肉…200g

下味(塩、こしょう各少々)

にんじん…4cm(40g)

米…2カップ(360cc)

固形スープの素…2個

小麦粉…大さじ1

玉ねぎ…1/2個

しめじ…1/2パック

生しいたけ…4枚

赤ワイン…1 1/2カップ

パセリ…適宜

・バター

【作り方】

1. にんじんは皮をむいてみじん切りにし、洗って水をきった米とともに炊飯器に入れて普通に水加減をし、スープの素1個とバター大さじ1を加えて炊く。

2.牛肉は食べやすい大きさに切り、塩、こしょうをふって下味をつけ、小麦粉をまぶす。玉ねぎは繊維に直角に薄切りにし、しめじは石づきを除いて小房に分ける。しいたけは石づきを落として四つ切りにする。

3.フライパンにバター大さじ2を溶かして牛肉を炒め、ほぼ色が変わったら玉ねぎを加えて炒める。しんなりしたらしめじとしいたけも加えて炒め、油がまわったらワインとスープの素1個も加える。

4.煮立ったらふたをして中火にし、5~6分煮てふたを取り、少し煮詰めて皿に盛る。1のにんじんライスとパセリを添える。

※にんじんライスは多めにできるので、残った分は密閉容器などに移して冷蔵庫に入れ、食べるときに温めて。 (レタスクラブニュース)