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疲れを残さず朝までぐっすり!「快眠」のための3つのポイント

  • 2018.3.21
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新生活が始まる春こそ、しっかりと眠って毎日健やかに過ごしたいもの。大塚家具の「Good Sleep Factory」では、眠りのプロが快眠のためのヒントを提案してくれます。前回に引き続き、上質な睡眠をとるためのアイデアを、スリープアドバイザー藤通仁さんにうかがいました。

上質な睡眠を提案する「Good Sleep Factory」

前編に引き続き、上質な睡眠のとり方についてお話をうかがったのは、大塚家具福岡ショールームの「Good Sleep Factory」。眠りに関するさまざまな情報を発信し、快眠に導くアイテムを多数取り揃えています。

スリープアドバイザーの藤(とう)さんによると、上質な眠りをとるには、体内時計を整えるため目覚めたら朝日を浴びる、きちんと朝食をとる、眠る30分から1時間前に入浴するなど、起床からの生活スタイルを見直すことが大事なのだとか。

また、前回の記事では、寝室には温かみのある電球色の照明と手元灯をふたつ用意することや、太陽の光を遮光カーテンできちんと遮ることなど、快眠に繋がるポイントのひとつ、「光のコントロール」について教えていただきました。

今回は、その他にも意識したい、上質な睡眠をとるためのポイントをご紹介します。

ポイント1:正しい寝姿勢がとれるマットレスを選ぶ

「人生の3分の1は眠っている時間だということを考えると、正しい寝姿勢で眠ることと、自分に合った寝具を選ぶことは上質な睡眠をとる大切なポイントです。」と藤さん。こちらでは、好みの寝心地に合わせたマットレスや、ベッドファブリックも提案していただけます。では、どのような寝具を選びどのような姿勢で眠るのが理想的なのでしょうか。

「マットレスを選ぶ時、必ずしていただきたいのが『実際に寝てみること』です。座って試される方も多いですが、横になり全体重をかけることで自分好みの寝心地かが判断できます。特におすすめの寝姿は横向きです。胎児型とも呼ばれ、横向きで体を丸めるように横たわると、落ち着くと言われているんですよ」(藤さん)。

確かに、これまで私もマットレスを探している時、手で触れたり、腰かけるだけの時もありました。横になるのは少し躊躇してしまいますが、実際に寝てみることが自分に合ったものを選ぶポイントなのですね。

「他にも、ぜひしていただきたいのが『寝姿勢をスマートフォンで撮影してみる』ことです。横になった姿を撮った後にそれを縦にして見た時、自然に立っているように見えたら正しい寝姿です。背骨がS字曲線を描く、自然な立ち姿勢が理想の寝姿勢だと言われています」(藤さん)。
マットレスや枕が合っているのか、自分でチェックしたい時に役立つ方法ですね。それでは、おすすめのマットレスとはどのようなものなのでしょうか。

「おすすめは、大塚家具オリジナルのブランド『レガリア』のマットレスです。こちらは、眠りを追求して100年以上のアメリカのマットレス専門メーカー『キングスダウン』とともに創り上げたもので、適度なクッション性と吸い込まれるような寝心地が魅力ですよ」(藤さん)。

実際に、私も横になってみたところ…本当に吸い込まれるような寝心地。ふんわりとしているのに沈み過ぎず体をしっかりと支えてくれているのがわかります。極上の寝心地とは、まさにこのこと! マットレスでこんなにも寝心地が変わるのかと驚きでした。シングルからクイーンまで幅広くサイズ展開されています。

レガリアマットレスシングルサイズ(シリーズ・サイズにより価格が異なる)
69,900円(税込)~

ポイント2:肌ストレスがないベッドファブリックを使う

マットレス同様、寝心地を左右するベッドファブリックもこだわりたいところ。おすすめの素材もうかがいました。

「ベッドファブリックの素材としておすすめなのは、自分の体温で暖まりやすく汗を発散し吸湿する『ウール』です。ウールと言うと冬の素材だと思われがちですが、実は1年中快適にお使いいただける素材なんですよ。他は、綿のなかでも上質な『超長綿』がおすすめです。特にシルクのような触り心地のサテン織りは、肌ストレスが少なく快適にお使いいただけますよ」(藤さん)。

ウールは、綿よりも汗を発散する力が強いためオールシーズン快適に使えるのだとか。あったか素材の代表であるウールが、春夏にも使えるというのは驚きです。

実際にシルクタッチのベッドファブリックにも触れてみたのですが、滑らかで吸い付くような肌触りにうっとりしてしまいました。硬い肌触りのものだと、眠りが浅くなるのだそう。上質な睡眠をとるためのファブリックは、肌ストレスをいかになくすかがポイントなのですね。

ポイント3:リラックスできる香りを取り入れる

藤さんによると、快適な睡眠環境をつくるために「リラックスできる香り」は、気持ちを落ち着かせて睡眠促進が期待できる大切なポイントなのだそう。おすすめの香りはどのようなものでしょうか。

「寝室におすすめの香りは、心を落ち着かせる効果のあるラベンダーです。ただ、香りの好みはひとそれぞれ。基本的には、心地良いと思えるお好きな香りならどんなものでも大丈夫です。しかし寝室には向かない香りもあります。それがローズマリーです。この香りは、気持ちをリフレッシュさせる効果があるためシャキッと目が覚めてしまいます。寝室には避けた方が良いでしょう」(藤さん)。

確かに、ラベンダーの香りに包まれていると、リラックスして心地良く入眠できそうですね。では、寝室で香りを楽しめる、おすすめのアイテムはあるのでしょうか。

「アロマポットやアロマキャンドルは、火を使うため寝室で使うのに躊躇する方も多いのではないでしょうか。おすすめなのは、スプレータイプのピローミストです。枕カバーなどにシュッとひと吹きするだけで良い香りが広がります。眠る前に、気軽に香りを楽しめるのでおすすめですよ」(藤さん)。

写真左:ピローミスト/1,296円(税込)~

火を使わないピローミストなら、火の管理も必要なく安心して眠れそうですね。いつでもフレッシュな香りが楽しめるのも魅力です。

前編、後編と上質な睡眠をとるための大事なポイントをうかがいました。この他にも、大塚家具の「Good Sleep Factory」では、あなたにぴったりの睡眠環境を提案してくれます。

睡眠が改善されることで、日々の不調の改善が期待でき、1日を元気に過ごせるようになるでしょう。ご紹介したポイントの中で、どれかひとつでも気になるものがあれば、取り入れてみてはいかがでしょうか。

writer / naomi.spring photo / 大塚家具、naomi.spring

取材協力

福岡県福岡市博多区下川端町3-1博多リバレインモールby TAKASHIMAYA 3階
大塚家具 Good Sleep Factory
http://www.goodsleepfactory.com/

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