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恋に大切なのは「聞き上手」じゃなくて「伝え上手」です

  • 2018.3.15
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この『ハウコレ』のように、恋愛ハウツーを主に掲載するサイトがメジャーになって、5年以上が経ちます。
5年以上も経つとなにが起こるのかといえば、ネットに掲載されたモテテクを実際に使ってみて、効果があった人とそうじゃない人とが出てくる、ということが起こります。
たとえば、モテテクの代表格に「聞き上手はモテる」というものがあり、それを実際にやった人から、先日リアルな話を聞くことができました。

■好きって、「この人にわたしのことを知ってもらいたい!」という気持ちのこと

好きな男子と一緒に食事をしながら、聞くことに徹した女子は、彼にこんなことを言われたそうです。
「君、あまり喋らないおとなしい子だね(注:実際はよく喋る女子)。でもね、おれが自分のことを君に話しているように、君も自分のことを話してくれないと、君がどんな人なのかわからなくて、おつきあいしたくても、つきあえないよね」。





聞き上手な女子がモテると言われていますが、恋愛において大切なことは、この彼が言うように、「聞くより伝える」ことなんですよね。


誰かのことを好きになると、人って「この人にわたしのことを知ってもらいたい」と思いますよね?これって、とても自然な心の動きですよね。


ちなみに、最期の瞬間に「好きな人に、わたしがこの世に生きていたことを覚えておいてもらいたい」と思う人がいるそうです。覚えておいてもらいたいというのは、わたしのことを知ってもらいたいという気持ちに似ている気持ちです。


これはしばしば、映画や小説の中に登場する言葉ですが、最期の瞬間に喋れる人も少ないでしょうから、こういう願いを、映画の脚本家や小説家が抱いている、ということかもしれません。

■これを少し意識するだけで、きっとあなたはモテます

恥ずかしくて自分のことを素直に伝えられないとか、伝えたつもりになっていたけど、実際には彼に伝わっていなかった、というところで損している女子って意外と多いのでは?


これって、伝えるのが下手というより、むしろ「聞くのが下手」ってことです。


聞くって、相手の話に耳を傾けるというのと同時に、相手から話を引き出す、つまり相手にもっと話したいと思わせるということがあります。


もっと話したいと相手に思わせようと思えば、会話の途中に「わたしもじつはあなたと同じで、こんな失敗をしたことがあって」みたいなことがないと、なかなかむずかしいんですよね。


つまり、たとえば優秀なインタビュアーって、自分のことを的確なタイミングで的確な言葉で相手に伝える名人だともいえるのです。





ネットの恋愛コラムって、正しいことも書いてあれば、エンターテイメントとして「ちょっとこれはないと思うけど、読み物としてはおもしろい(いい暇つぶしになる)もの」まで、さまざまです。
がしかし、いつも思うんですが、「聞き上手」の定義だけは、5年前も今も、いただけたものではないなと思います。つまり、多くの女子に誤解を与えかねないなと思います。
なので再度言います。ホントの聞き上手って、相手から話を引き出す、つまり相手にもっと話したいと思わせる人のことなんです。
これを少し意識するだけで、きっとあなたはモテます!(ひとみしょう/文筆家)


【今夜はちょっと、恋の話をしよう】
(ハウコレ編集部)
前田怜里/モデル)

島崎雄史/カメラマン)

JYO/ヘアメイク)

辻野祐馬/ディレクション)


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