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目指すはすっきりしたお部屋。片付いて見える収納のアイディア集

  • 2018.3.11
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狭いワンルームで雑然と見えてしまうとか、デザイナーズのお部屋で収納が少ないと困っている方も多いのではないでしょうか?そこで、簡単に実践できてお部屋がすっきり見えるアイディアをご紹介します。自分に合った方法を見つけて、お部屋を快適な広々とした印象に変えてみませんか?

組み合わせ自由なコンパクト収納でスペースの有効活用を

まず収納家具を用意するときに気にしたいのは、その大きさです。たくさんの物がしまえそうだからと大きな家具を買ってしまうと、模様替えや引越しのときに配置しづらくなるほか、片付けたい物が増えたり減ったりしたときに容量が合わなくなり、せっかくの家具も長く使い続けることが難しくなります。

狭いお部屋で暮らしている方は特に、パーツが分かれていて自由に組み替えのできるフレキシブルな収納がおすすめです。片付けたい物の増減に合わせてパーツを加えることも減らすこともできるので、収納自体が無駄なスペースをとってしまうことがありません。木箱や、積み重ねが可能な収納用品を利用して、自分の暮らしに合ったサイズの収納にしてみましょう。

木箱の収納は、写真のようにグリーンがいっぱい並んだお部屋にもよく合い、とても部屋に馴染みます。こちらはりんごが入っていた木箱を組み合わせて作った収納です。木箱を並べて、上に天板を乗せるだけでできあがり。簡単なのに、ラフなかんじがかえっておしゃれ。

同じ木箱でもう少しコンパクトなワイン箱なら、酒屋さんでも入手できる場合があります。オリジナルの木箱を作っている雑貨屋さんもあるので、収納したい物が決まっていれば、それに合ったサイズのものがないか探してみてはいかがでしょう?

よりきっちりとした雰囲気を重視するなら、無印良品などの収納用品もおすすめです。写真のように同じ衣類ケースを並べれば、統一感が出てすっきりとした印象に。色も、モノトーンなどの落ち着いたものでそろえるとより効果的。ケースが透明なら圧迫感がなく中身も一目瞭然ですし、引き出し式なら奥のものも取り出しやすくて機能面も抜群です。

目立つものは大きな布やカーテンでさりげなく目隠し

オープン収納はどうしても中の細々した物が目に入ったり、大きめな家具は存在感がありすぎて目立ってしまったり。そういった場合は、大きな布やカーテンで隠してしまうのもひとつの手です。
そのときに選びたいのは、明るい色の布。部屋が明るくなり、広く見える効果もあります。
写真のお部屋では、背の高い家具を白い布で覆っています。壁と同じ色なので部屋に溶け込んでいますね。白い布はレースのカーテンにも似て、軽やかな印象になるのも魅力です。

見える物は素材感をそろえて統一感を出す

デザイナーズのお部屋に多いのが、キッチン収納に扉がないタイプ。物が取り出しやすい反面、中がすべて見えてしまうので、片付けに悩んでいる方もいるかもしれません。その場合は、片付ける物やその収納自体の素材や色を揃えると、ごちゃごちゃした印象になりません。

写真のお部屋では、キッチンと同じステンレスのカゴを使用しています。さらに木の素材の収納が使われていていることで、統一感を保ちつつもあたたかみのある雰囲気になりますね。

キッチンの壁にもつっぱるタイプの収納を取り付け、スペースを有効活用。つっぱり棒の素材も、調理器具も、キッチンと共通のステンレスのもの。それ以外はモノトーンか、木の素材のツールだけを下げているので、まとまって見えておしゃれな印象に。

最終手段はシェアサービスの利用で物を少なくする

それでも収納が足りない! というときは、思い切って自分が持っている物の量を見直して整理しましょう。
特に、たまにしか利用しない旅行用のスーツケース、結婚パーティー用の服やバッグ、靴などは意外と場所をとってしまいます。中でも小物は、しばらくしまいっぱなしにすると、どこに置いてあるかを忘れてしまうなんてことも。
時々使うだけの物は、必要なときだけ借りられるシェアサービスを利用してみてはいかがでしょう?最近はさまざまな会社がサービスを展開していて、レンタルでも意外に自分の気に入る物が見つかりますし、買うよりも安価で流行の物を取り入れることができます。
ほかにも、DVDや本は電子書籍や見放題のサービス、図書館を利用したり、自転車や車はシェアやレンタルにしたりといった工夫をすれば、物を減らすことができます。


部屋をすっきりさせるためには、大きな収納を買うよりもまず、小さな工夫をしてみることが第一歩です。一度自分の部屋を見回して、ほとんど使わない物は処分したり、部屋に合うコンパクトな収納を取り入れてみたり。できることから始めてみませんか?

writer / goodroom photo / goodroom journal

取材協力

新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal
http://www.goodrooms.jp/journal/

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