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本が誘う、まだ知らない世界へ! 今月のオススメBOOK3選

  • 2018.3.9
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決まった本をネットで購入することが多くなり、本屋さんでゆっくり本を選ぶことも少なくなったという人も、改めて、本屋さんに行ってみたいなと思う一冊が到着。アリ・スミスなど世界が注目する15人の作家が、本屋との思い出を綴ったエッセイ集。きっと本が並んだ風景やにおい、空気感を味わいに行きたくなるはず。ガラッと変わって、あと2冊は『サクリファイス』の著者が描く推理サスペンスと、旅行計画を立てたくなる台北の食案内本。ぜひ、本屋さんに行って探してみて♪

きっと本屋さんに行きたくなる『この星の忘れられない本屋の話』

ヘンリー・ヒッチングズ編 浅尾敦則訳 ポプラ社 1800円
アリ・スミスなど世界が注目する15人の作家が、人生で影響された本屋の思い出を綴るエッセイ集。自作を委託販売してくれた店、わが家の気分になれる店。思わず本屋さんに行きたくなる幸福な一冊。

緻密な心理描写にも注目!『インフルエンス』

近藤史恵 文藝春秋 1500円
同じ団地に住む3 人の少女。家庭環境も事情も異なりながら、同時代を過ごした彼女たちには人に言えない秘密があった。『サクリファイス』の著者が、自己犠牲とは何かを解く、心理サスペンス。

ヨダレなしでは見られない『私的台北好味帖』

内田真美 KTC中央出版 1600円
心躍る街並み、すぐ行ける距離感。旅行先として大人気の台北に精通する料理研究家が、とっておきのおいしいお店を教えてくれる。早餐(朝食)から麺、喫茶、台湾料理まで。本書片手にGO!

原文/江南亜美子

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