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【女子のばんそうこう】年を取ると起こる「逆転」の面白さ。

  • 2018.3.8
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「【女子のばんそうこう】「年をとるとヤバい」という呪いから全力で逃げよう。」というコラムで、年をとったって女の価値は下がらないぞ!と書きました。それに対して「全く同じ条件の女性なら年が若い方が選ばれるに決まってる」みたいな意見を目にしたんですが「むちゃくちゃやな…」と思いました。年齢だけが違って条件が全く同じ人なんてこの世にいないし、「同じ条件なら若い方が選ばれる」と決めてかかってるとこがまさに呪い。採用面接と違うからな…恋愛は。
女子がそこに引きずられないよう、今日も私はこの世界の片隅で小さく叫びます。年を取っても、いいことあるよー。

というわけで今回はそのほんの一例「逆転の可能性」についてです。
誰もが持つコンプレックスと魅力。実は、年を取ると時折、これが逆転する現象が起きるんですよ男女問わず。知ってました?私は年取るまで知りませんでした…。

逆転しがちな外見とは

分かりやすく外見の話で挙げてみると、まず「老け顔」。男性に多いですよね、中学生なのにサラリーマンに、20代なのに50代に間違われたりする人。ご本人は若いうちから達観(諦観?)してるけど、このタイプの人って意外とその顔から年を取らない。若い頃はそりゃ色々言われますけど、いつしか実年齢が顔を追い越す。だからそのうち誰よりも若く見られる可能性があります。

次に「地味顔」。お目目がちんまりしてる、一重、全体に小づくりなどなど。「もっとぱっちりした目になりたかった…」なんて嘆いてる女子よ、あなたのお顔も老けにくいタイプだぞ!彫りが深いよりも浅い方が、目立つシワが出にくいというか相貌が大きく変わりにくい。「年を取ってもずっと可愛い女優さん」って、華やか系ではなくわりとちんまりした目鼻立ちの人が多い気がします。今の地味さが将来の「若々しさ」に変化する…これは素敵な逆転ですよ。

もちろんありがたくない逆転も…私自身の実感なんですけど。周囲にも褒められ自分でも武器だと思ってた二重の大きい目。最近、同じようなデカ目のアラフォー友人たちと嘆き合ってますわ…「目まわりの老けが早く来るよね」と。ほんと目の下のシワやたるみが目立ちやすくなるんです。デカ目の大女優さんの変遷を見てると「ああやはり…」と確信する。
ちなみに私は真剣に整形を考えたくらい、小さな胸がコンプレックスなんですが、ジムの更衣室で元・巨乳であろうマダムの現在の胸を拝見すると「垂れる心配をしないだけよかったのかもしれない」なんて今は思います。完全な負け惜しみだけどな…!
このように若い頃の派手やかなチャームポイントが、年と共に悩みの種に変わることも。ほんと山あり谷あり。

大逆転アイテムは「体型」

年齢と共に重力に負け脂肪を蓄える身体。同窓会に出たら昔すらりとしていたイケメンが中年太りして面影もなかった…ということはよくある。そう、ここから先は同世代が勝手にどんどん脱落してっちゃう時期。そんな中で「体型をゆるませない、たるませない」だけでも、あなたの魅力は勝手に上昇していったりします。
細くなればいいとかぽっちゃりがダメとかいう話じゃなく、自分に合う体型なら何でもいい。ただ若い頃のムチムチピチピチなお肉と違って、加齢を相棒にして怠惰で身につけた贅肉はとにかく重くゆるくだらしなく見える。そこに突入するのを避けようってことです。体型キープの価値は年齢と共に上がっていきます。また、ゆるんでた身体を引き締めて大変身なんてしたら、いくつであろうとカッコいいっすよね。
食事や運動などの努力が必須だけど、やる気さえあれば誰にでもできて、かつ確実な魅力づくりだと思うのです。

「年取ってからの魅力なんてどーでもいい、いま魅力的でいたいの!」と思う気持ちはよく分かる。でもね、「私もう若くないな」と思ってからが意外と人生長いんです…いやホント。何ならそこからが本当の自分の本番だったりするから。
「いま」の悩みや劣等感がこの先も同じであり続けるとは限らないし、その可能性は意外と低いです。逆にいま素晴らしいものがこの先も輝き続けるとも限らない。そこから先を下降線にするか上昇線にするかは本当に自分次第だし、外見内面問わず、その「うれしい逆転劇」のカギはどんな人も持ってます。いまの自分が持ってるものを磨くか否定するか。さあ、あなたはどっち。

Written by あゆみ

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