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韓国グルメの聖地・新大久保で人気。とろ~り食感がたまらない「チーズタッカルビ」

  • 2018.3.7
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SNSを通して爆発的な人気を得たチーズタッカルビ。新大久保駅にある「市場タッカルビ」はチーズタッカルビ発祥の店です。たっぷりのチーズと甘辛いコチュジャンがとろける、この料理を目当てに、今もたくさんの人が新大久保に押しかけています。

トッポギ専門店から新大久保の大人気店に

新大久保駅から東へ真っすぐ歩いて5分。大久保通り南側、大通りに面して「市場タッカルビ」はあります。
店の前には、店内に入るのを待つお客さんがずらり。平日でも2時間、休日なら4時間待つこともあるそう。威勢の良い店員さんの声とともに店内に入ると、溢れんばかりの文字や絵が描かれた壁が印象的な店内には、焼くチーズの甘くて香ばしい香りが立ち込めています。

「市場タッカルビ」の前身はトッポギの専門店。韓流ブームが落ち着きをみせ、新大久保の街が少し静かになっていた頃、五感に訴える楽しくて美味しい料理を造ろうと試行錯誤した末に生まれたのが現在の「チーズタッカルビ」です。

長い研究期間を経て完成したこのメニューは、日本人受けする絶妙な辛さや、箸で持ち上げるととろーりのびるチーズが人気を集め、オープンして2週間ほどで店内が満席になるほどの人気店に変貌したそう。

その後チーズタッカルビの人気は街中に広がり、今や新大久保はチーズタッカルビを出すたくさんの店と、それを求める人々で溢れています。

新しい韓流ブームを作った「チーズタッカルビ」とは?

五感で楽しめる「チーズタッカルビ」は、韓国にある「タッカルビ」という鶏肉と野菜にコチュジャンのたれをかけて鉄板で炒めた料理に、「チーズ」を掛け合わせて生まれました。チーズはよくのびるよう、あえてナチュラルチーズではないモッツァレラチーズとチェダーチーズを使用しています。

タッカルビと2種類のチーズが大きな鉄板に盛られた状態でサーブされ、各テーブルでコンロに火を点けます。チーズがとろけてきたタイミングで店のスタッフがチーズを混ぜに来てくれるので、それを見届けると食べ頃です。

大きな鉄板の両端に盛られたタッカルビの中央にたっぷり盛りつけられた2種類のチーズに、鶏肉や野菜をたっぷりからめて食べるのが美味しい食べ方。とろーりとチーズが良くのび、さながら韓国版チーズフォンデュのよう。コチュジャンの甘辛さとチーズのうま味がマッチした味つけは、箸が止まらないほど。でもすべて食べきってしまう前にごはんを投入しましょう。鶏肉とチーズのうま味たっぷりの絶品チャーハンにして〆るのがおすすめです。

韓国料理の定番「参鶏湯(サムゲタン)」も

チーズタッカルビを求める人で連日行列をつくる「市場タッカルビ」ですが、このほかの韓国料理もオーダー可能です。
例えば、韓国料理の定番である「参鶏湯」はランチでもディナーでも提供。もち米を入れた鶏肉を高麗人参やナツメ、栗、ニンニクなどが入ったスープで煮込んであり、寒い日に嬉しい、身体が芯から温まるメニューです。
今もたくさんの人を魅了し続けるチーズタッカルビ。新しい韓流ブームをつくったその味を試しに、新大久保を訪れてみてはいかかでしょうか。

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