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目からウロコ! 上手に人を褒められるようになる意外な方法

  • 2015.1.23
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【女性からのご相談】

人とやり取りするうえでコミュニケーションの大事さは分かっているのですが、人を褒めることがとても苦手です。褒めてもわざとらしいとムッとされたり、自分でも不自然に感じておかしな雰囲気になることが多いです。どうすればうまく褒められますか?

●A. 自分が褒められ上手になれば自然に褒め上手になります。

ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。

人をうまく褒めたい。人間関係を円滑にするために考える人も多いですよね。人を褒めるノウハウの本も多く出ていますし、本当に上手に人を褒めて、会話が途切れずに盛り上がっている人を見て、うらやましく感じたりすることもあるでしょう。

では、上手に人を褒められるようになるコツをみていきましょう。

●自分のことを褒められない人は他人のことも褒められない

性格改善心理カウンセラーの心屋仁之助さんは、自身の著書『人間関係や仕事、恋にも有効! マンガで学ぶ心屋仁之助の「非常識」でコミュニケーションはラクになる』で、こうおっしゃっています。

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『自分のことを褒められない人は他人のことも褒められない』

『自分のことを褒められる人は、他人を褒めようと思って褒めるんじゃなくて「うっかり」褒めちゃうようになっちゃうんです』

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褒めようと思って褒めるより、うっかり褒めるほうが自然な流れで褒めることになるので、不自然さから雰囲気がぎくしゃくすることが少なくなるでしょう。

しかし、自分を褒めるというのはどうすればよいでしょうか?

●人に褒められたときに、「そうでしょ」と言うこと

自分を褒めるため、自分の良さを認めるための簡単な方法が、人から褒められたときに、「そうでしょ」と言うことです。人に褒められたら、「いや、そんなことないです」「とんでもないです」と謙遜することも多いと思います。

褒められることを肯定すると、相手から気を使われているのにそれがわかっていない人だと思われる、相手から調子に乗っていると思われる、謙虚しないと人として問題と思ってしまいませんか?

しかし、純粋にあなたをステキだと褒めている人は多いのです。そういった人にとっては、あなたに謙遜されると立つ瀬がなくなります。そして、何よりも褒められることをあなたが否定するということは、自分で自分の良い部分のことを認めていないことになってしまいます。

社交辞令だったとしても、褒められるための練習だと思って、わざと言葉に乗ってみましょう。

●自分が満たされると人にいくらでも“褒め”をプレゼントできるようになる

人へのやさしさも褒めも一緒です。まず、人をうまく褒めようとする前に自分を褒めること。この順番です。そうすることで相手の褒めるポイントが見えてきて、心に余裕が生まれ、自然に褒め上手になるのです。

褒める力の前に、褒められる力を伸ばしましょう。

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相手を褒めるということに対して、相手に対するアプローチばかり気にしたり、ノウハウ本を読んでいたりしていた私にとっては、“自分の褒めを受け取ることから始める”という考えは目からウロコでした。ぜひ、試してみてくださいね。

【参考文献】

『人間関係や仕事、恋にも有効! マンガで学ぶ心屋仁之助の「非常識」でコミュニケーションはラクになる』心屋仁之助・著

(ライタープロフィール)

馬場じむこ(書評ブロガー)/東京都在住36歳。短大卒業後、一般事務・専業主婦を経て、長男が1歳の時に建材メーカーに再就職し、総務・労務も担当する経理主任として8年勤務。現在は税理士事務所にて経理事務業務のほか、Webや雑誌にてライティングを行う。夫、小学5年生の男子、保育園児の5歳男子と暮らす。著書『仕事も子育ても自分もうまくいく!「働くママ」の時間術』日本実業出版社より出版、台湾版も発売中。

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