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猫に関しての共通の悩み!猫の”あの問題”の解決方法

  • 2018.3.5
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こんにちは!

猫ライターの乙美亜十です。

猫ライターとして仕事をしているだけに、様々な愛猫の悩みを相談されるのですが、その中でも多い悩みが「愛猫の体重管理」 についてです。

動物病院で、肥満だと診断された愛猫の体重をなんとか減らしたいと思っても、思うように体重が減らないことに悩む飼い主様は、非常に多いです。

特に去勢手術や避妊手術をしている 、完全室内飼いの猫ちゃんの体重を減らすのは、至難の業だと言っても過言ではありません。

しかし、猫にとって肥満は命に関わるような病気の原因にもなります。

大切な愛猫の為にも、今すぐ始められる上手な体重管理のポイントを3つご紹介しましょう!

なかなか愛猫の体重が減らないことにお悩みの方は必見です。

●愛猫の体重管理のコツ1:適正な餌の量を知る

愛猫の体重を減らす為に、ダイエット用のキャットフードを与えている飼い主は多いですが、その正しい給餌量を守れている飼い主は案外少ないのではないでしょうか?

たとえ、カロリーが控えめのキャットフードを与えていても、量が多過ぎては意味がありません。

むしろ、量をたくさん食べることで、愛猫の食欲がさらに増進され、結果ダイエットを始める前よりも太ってしまったという猫は多いです。

正しい給餌量の測り方は、キャットフードのパッケージの裏に記載されています。

どれだけ品質の高いダイエット用のキャットフードを与えていても、間違った与え方をしては意味がありませんので、めんどうくさがらずにしっかりと愛猫に適した餌の量を与えましょう。

また、裏に書かれている給餌量目安から与える量を決める他にも、愛猫の体重と、キャットフードのカロリーから計算をする方法もあります。

通常の成猫であれば、1日の必要摂取カロリーは「体重×80カロリー 」と言われています。

ダイエット中の猫の場合や、室内飼いで、あまり運動をしない猫ちゃんなら「体重×70カロリー」と言われていますので、愛猫の体重から1日の必要摂取カロリーを計算してあげるようにしましょう。

例をあげると、我が家の愛猫は体重が4.5Kgなので計算式に当てはめると、「4.5Kg×70カロリー=315カロリー」となります。

つまり、我が家の愛猫がダイエットをする場合は、315カロリーの餌の量になるように与えればいいということになります。

興味のある方や、愛猫の体重管理をしっかりしたいと思う方は、是非必要摂取カロリーを計算して餌を与えるようにしてみてはいかがでしょうか?

●愛猫の体重管理のコツ2:人間のご飯やおやつを与えない

愛猫を可愛がっている飼い主の中には、自分のご飯のおかずやおやつを分け与えている人もいますがそれはNGです。

確かに人間の食べ物は、味が濃くて美味しいので猫も欲しがります。

しかし、人間用に味付けされた食べ物は猫にとって塩分が高すぎますし、カロリーも高すぎます。

「愛猫が欲しがっているから一口くらいあげたって大丈夫だよね?」と思う気持ちはわかりますが、人間の一口は猫にとっては多すぎます 。

さらに、塩分や糖分を取りすぎると、内臓系の病気になる可能性もある他、猫にとって中毒を引き起こす可能性 のある食材を誤って与えてしまい、取り返しのつかないことになる可能性もあります。

人間が食べるものは、人間が食べるために作られたものです。

愛猫が欲しがったとしても、決して与えないようにしましょう。

ただ、猫用に味付けをしていない食材を、いつものキャットフードの横に少し添えてあげるのは、いい場合もあります。

この機会に、猫に与えてもいい食べ物と、危険な食べ物について知識を身に着けてみてはいかがでしょうか?

意外な食べ物が、猫にとって危険な食材だということもありますよ。

●愛猫の体重管理のコツ3:適度な運動をさせる

愛猫は大人しいから、あまり運動をさせていないという飼い主様もいるでしょうが、どんな猫でもある程度の運動は必要です。

特に体重が気になる猫にとっては、適度な運動をすることが、体重を減らすには必要不可欠です。

適正体重を大幅に超えている猫や、足腰が弱っているシニア猫の場合は、激しい上下運動は足腰を傷める原因 になりますので、まず最初は愛猫が少し動く程度のゆっくりとした運動から初めてみましょう。

おすすめの運動法はベタですが、飼い主様が猫じゃらしなどのおもちゃを使って遊んであげることです。

もし、愛猫が猫じゃらしに興味を示さず、一切動こうとしないのならば、興味のありそうなおもちゃを根気よく探してみるのもいいでしょう。

まあ猫じゃらしの振り方も、緩急をつけ、壁や床を這う虫のような動き を意識して振ってあげれば、興味を示してくれるようになるかもしれません。

ダイエットをするには運動と食事制限が重要なのです。

せっかくですから飼い主様も楽しんで愛猫と遊んでみてはいかがでしょうか?

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猫の体重管理のコツをご紹介しましたが、いかがでしたか?

愛猫が可愛いからと言って、ついつい甘くしていたのが、体重が減らない原因だったのではないでしょうか?

運動をした後でお腹が減っているのに、いつもより少ない量しかご飯がもらえず、悲しそうに鳴く愛猫を見てついつい追加のご飯 を与えそうになるでしょうがグッとこらえて下さい。

その我慢が愛猫の健康を守ることに繋がり、愛猫と長く共に生活をするにはとても重要なこととなってくるのです。

愛猫の体重管理はきついでしょうが心を鬼にして頑張りましょう!

●ライター/乙美亜十
●モデル/福永桃子

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