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把瑠都、初の連続ドラマでゲイ役 「監督もドキドキしてたんじゃ」

  • 2018.2.28
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把瑠都、初の連続ドラマでゲイ役 「監督もドキドキしてたんじゃ」

絶縁状態のまま亡くなった弟の結婚相手が、ある日、突然会いにやって来た。その相手とは、外国人で、しかも男だった―。LGBTを扱ったことでも話題となった田亀源五郎さん作の人気漫画『弟の夫』が、NHKでドラマ化される。

亡き弟の結婚相手は男で外国人! 風変わりで心温まる家族の姿を描く。

佐藤隆太さん演じる折口弥一の“弟の夫”マイクを演じるのは、元・大関でタレントの把瑠都さん。初の連続ドラマで演じるのが、ゲイだと聞いたときは、驚いたそう。
「英語版の原作を読んで、作者の田亀先生にお会いすることになったんです。役者経験が少ないしゲイ役に不安があったけど、先生は『把瑠都さんの人柄がマイクそのものなので、ありのままを出してください』って。それでかなり気が楽になりました」
実際、マイクと把瑠都さんは、性格的に似ているところが多い。
「ゆったりしてて、マイペース。お酒も好きです(笑)」
明るい性格の把瑠都さんは最初から出演者やスタッフに自分から声をかけ、あっという間に人気者に。リハーサルが済むとすぐに「本番、本番!」とせかすフリをして周囲を笑わせるなど、ムードメーカーだった。
「最初は自分がどこまでできるのか、ワクワク、ドキドキ。監督もきっと、私ができるかドキドキしてたんじゃないかな?(笑) 撮影していた1か月間は、本当に楽しかった! 佐藤さんとは、子育ての話、共通の趣味の魚釣りの話、いっぱいしました。ドラマの中で、弥一さん(佐藤さん)がつくる料理がおいしくて。カメラがまわってないところでもいっぱい食べました。マイクはヒゲが生えてる役なので、カレーがヒゲにつかないように、ものすごく気を付けました(笑)」
演技では、日本語の発音について苦労もあった。「おじさん」と言おうとすると、どうしても「オジイサン」という発音になってしまい、何回も撮り直しをした。
「オジイサン…、オジイサン…(つぶやくように練習)。もう…、言えない!(笑) 難しいよ!」

男手ひとつで娘を育てる折口弥一(佐藤隆太)のもとに、弟の夫だったマイク(把瑠都)が訪ねてくる。マイクは弥一の家に滞在することに。NHK BSプレミアムにて、3月4日から毎週日曜10:00~10:49、連続3回放送。
ばると タレント。元・大関。好きな動物は猫。怪力で有名で、高校生のときには、200kgのイノシシを山から担いで下りてきたことも。初めて覚えた日本語は「もう少し安くしてください」。
※『anan』2018年3月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・ISHIKAWA SHOHEI インタビュー、文・古屋美枝
(by anan編集部)

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