ケリングとLCFがサステナブルなラグジュアリー・ファッションの世界初となるオンラインコースを開始。

長年、サステナビリティはファッション界のホットな話題ではあったが、最近まで環境のことをより深く知りたいと望むブランドやデザイナーが利用できるリソースはほとんどなかった。4年前ケリングとロンドン・カレッジ・オブ・ファッション （LCF）が提携し、まさにこのテーマについての一連のコースを開設。そして今回、世界中どこからでも自由にアクセスできる初のオンラインコース（MOOC）が4月9日よりスタートする。

「ファッション＆サステナビリティ：変化する世界のラグジュアリー・ファッションを学ぶ」と題したこのコースは、よりサステナブルな慣行の普及を促進するために、ラグジュアリーとファッションの分野におけるサステナビリティの教育を強化することを目的としている。

ケリングの会長兼CEO フランソワ＝アンリ・ピノー氏は、「ファッション業界のビジネスモデルをサステナビリティを意識したものに変えていくためには、まずどのようにサステナビリティを実現すればよいのかを理解しなければなりません。このMOOCでは、サステナビリティ実現のガイドライン、そのためのマネージメント、素材の調達から環境への影響評価までのすべてを扱います。このコースでサステナビリティという問題、例えば気候変動、生物多様性、資源枯渇について語る時、常に何をすべきかという具体的ツールとソリューションを提示しています。この講座は理論的であると同時に実際的・実務的なものなのです」

現在、公式サイトにて新規登録を募集中。コースは6週間に亘る合計18時間の授業が含まれ、 生徒たちはモバイル機器やタブレット、デスクトップ対応のプラットフォームを利用して、空いた時間を使ってコースを修了することができる。
ケリングxLCFによるMOOCへの登録はこちら。
https://www.futurelearn.com/courses/Fashion-And-Sustainability
#LCFxKeringLearn

参照元：VOGUE JAPAN