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「柔らかいけれど、仕事はできる」目元に! 第一印象を上げる好感度メイク

  • 2018.2.27
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好印象かつ信頼度の上がるような、オールラウンドメイクってあるの?「MAQUIA」4月号から、老若男女に好印象を与える、アナウンサー風メイクを千吉良恵子さんが提案。

Person

初めて会う取引先の人に
信頼と親しみを
与える好感度メイク


Miki's Eye
「性別や年齢、どんなキャラクターかわからない取引先の方とお会いする時、きつい印象を与えてしまわないか、逆に仕事ができなそうに見えてしまわないか、心配です」(30代・営業)。仕事相手だからこそ、好印象かつ信頼度の上がるメイクで行きたい! そんなオールラウンドメイク、あるの?


Keiko's Answer
老若男女に好印象を与える、アナウンサー風メイクを意識してみて。リップとチークは、女性らしい印象を与えつつ媚びないコーラル系が鉄板。目元は、品のいいベージュブラウンがベスト。アイライナーは使わず、シャドウラインでさりげなく引き締め「柔らかいけれど、仕事はできる」目元に。

シャドウラインで柔らかく引き締めた目元と、肌馴染みのよいコーラル系のリップ&チークで、やわらかな第一印象に。

a右上をアイホール、中央を下まぶた全体と目頭、右下をシャドウラインに使用。コフレドール ヌーディインプレッションアイズ 01 ¥2800(編集部調べ)/カネボウ化粧品(3月16日発売)

b柔らかなブラウンをセレクト。エレガンス フルエクステンション マスカラ BR20 ¥4000/エレガンス コスメティックス

c黄み系ブライトピンク。エスプリークリッチクリーミー ルージュ PK 871 ¥2300(編集部調べ)/コーセー(3月16日発売)

d ふんわり色づくコーラルチーク。ルナソル カラーリングシアーチークス EX03 ¥5000(セット価格)/カネボウ化粧品


【次ページをチェック】絶対共感! 働く女子のTPPOあるある 》》

ルポライター
千吉良美樹が
働く美女子を徹底取材

ヘア&メイクアップアーティスト
千吉良恵子が
あるあるニーズに対応


ルポライター
千吉良美樹さん

月刊誌『サイゾー』の編集者を経て、フリーランスに。女性の社会問題などの取材を行う。千吉良恵子さんの姪。

ヘア&メイクアップアーティスト
千吉良恵子さん

ハッピー感溢れるメイクが大人気。トレンドを取り入れつつ、読者のニーズに寄り添ったメイク提案が支持を集める。


TPPOを意識すれば
もっとメイクが楽しく!

タイム、パーソン、プレイス、オケージョン。読者のTPPOメイクをリアルに割り出すべく、今回はルポライターの千吉良美樹さんが下取材。シーン設定と分析を担当してくれました。
美樹 改めて話を聞いてみると、みんなTPPOに気を使いつつも、やっぱり自分が満足できるメイクをしたい!っていうのが根底にあって、実は分析がすごく大変でした。自分が満足する、自分のためのメイクってそれぞれ違いますから。
恵子 私も、今回はいつも以上に悩んだなあ。みんなそれぞれ「こうなりたい」っていう女性像はすでに持っていて、じゃあどうしたら共通する悩みに答えてあげられるのかな?って。色とかコントラストのバランス、濃淡の変え方で、簡単、かつガラっとイメージが変わるものにしようと思ったんだけど、仕上がりを見てどうだった?
美樹 全部普段使いできるメイクなのに、少しのテクで全然違う印象になってびっくりした! 例えば、朝寝坊して時間がない時は眉だけ描いて出かけるっていう声が多かったけど、むしろ眉よりも唇が大事っていうのも目からウロコでした。
恵子 これも、実はバランスを変えただけなんだよね。眉もアイメイクも細かいから、時間がかかるでしょう? そこを最小限にした分、リップでメイク感を出せば、顔全体のメイク度がアップする。アイラインもマスカラもしなくていい。その代わりに、マットで肌になじむルージュを使うことで、フルメイクしたかのようなバランスになるの。オレンジなら顔色もよく見せられるよ。
美樹 あと、女性上司に可愛がられるメイクでは、目力を強くするのも意外でした。
恵子 女性同士なら、「この子は仕事を任せたらちゃんとやってくれるな」って思えるハンサムな子のほうが、職場では好感度も高いんじゃないかな。仕事に打ち込む覚悟も、女性らしさも持っている。クールではっきりとした目元は、そのアピールにもなるよね。
美樹 みんな本当はTPPOなんて気にしたくないけど、いい大人だから意識せざるを得ないし、そもそも自分の普段メイクだけだとワンパターンで潤いがなくなっちゃう。それならいっそ、TPPOをあえて意識して、日常にちょっとした変化を作って楽しむのも、ありだなあと思いました。
恵子 今回私が提案したメイクも、エッセンスとして取り入れてもらえたらと思ってます。強弱のつけ方を変えるだけで全然違う顔になるし、制約のある職場でもいろんなメイクを楽しめるはず。ぜひ、皆さんも試してください。


ルポライター 千吉良美樹調べ

働く女子のTPPOあるある

Time

“ブスタイム”を
乗り切りたい!
忙しく働く女性たちにとって、小まめなメイク直しはなかなか難しいもの。その結果、一日でもっとも“鏡を見るのが怖い”時間は17時。落ちたメイク、疲れた顔にげんなりしたくない!

Place

薄化粧でも酔ってても
“ちゃんと”見せたい
ほぼすっぴんの通勤電車の中、酔った姿を見せたくない相手が同席する居酒屋etc……少し“崩れた”自分が出ちゃう場所は悩みの種。どこでも“ちゃんと”した自分を演出したい。

Person

味方も敵(!?)も
やっぱり女性たち!
メイクの変化に気づいてほしい。そんな気持ちをわかってくれるのは女友達。一方、その反応が気になるのも、やっぱり女性だったりして……。それが上司なら、なおさら!

Occasion

体調にも左右されない
自分的“ベスト顔”を

デートやパーティなどなど、大事な時こそ自分の「成功パターン」を生かしつつ、スポットライトを集めたい。だからこそ、大事な日の不調を乗り切るメイクテクが必須に。


MAQUIA4月号

撮影/中村和孝〈まきうらオフィス〉(モデル) 久々江満(物) ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/後藤仁子 モデル/黒澤はるか イラスト/蘭木流子 取材・文/千吉良美樹 長田杏奈(メイク) 構成/山下弓子(MAQUIA)


【MAQUIA4月号☆好評発売中】

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