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後悔しない断捨離の基準は?おうちの中もデトックスしよう

  • 2018.2.26
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家の中にあふれるモノをなんとかしたくて、日々収納に興味を持っている人は多いと思います。でも、それって、全部必要なものですか?断捨離で、本当に必要なものだけ残すのが大事ですが、捨てすぎてもさみしくなってしまうもの。後悔しない断捨離の基準を考えていきましょう。

「使っていないものは捨てる」という考えの落とし穴

「実用的なものは3年出番がなければ捨てた方がよい」という断捨離の基準があります。でも、なんでもかんでも、それに合わせて捨て過ぎて、あとで虚しくなることも。使っていなくても、「好きなもの」「思い出のもの」「自分に欠かせない思い入れのあるもの」は、場所をとっても残しておいた方がいいんです。例えば、「自分が20代の頃に支えられた本」とか、「子供が描いてくれた絵」など。

処分しても後悔しないもの

ビニール袋・紙袋

いずれ使うことがあるのでは?と、いろんなサイズを取っておきがちな、ショップのビニール袋や紙袋。意外とそんなに使うこともなく、場所をとるばかりです。そんなときは、収納ボックスを決めて、そこに入らない量は全部捨てましょう。

DM

処分が面倒なダイレクトメールや郵便物。家族宛のものは、こちらが捨てていいか判断できないですよね。こちらは、ゴミ箱の上にセリアのレターケースで仮置き場をつくっています。家族が見て、いらなければそのまま下のゴミ箱へポン!仮置き場にDMがたまると、インテリアとして美しくないため、気になってチェックするようになります。 

古い年賀状

頂いた年賀状は嬉しいので、取っておきがちですが、意外と場所を取るもの。最近のものは、住所録代わりに、来年の年賀状を書くときに必要ですが、古いものはあまり読み返さないはず。「1年前まで」「2年前まで」「引越しや結婚のお知らせハガキは取っておく」など、自分で基準を決め、それ以外は全部処分しましょう。 

洋服

バーゲンでつい買ってしまった洋服やバッグ。似たようなのを持ってたり、手持ちのワードローブに合わなかったり、意外と着なかったものが眠っていませんか?体型が変わって入らなくなり、「痩せたら着よう」と取っておいたり、着れなくなった服を部屋着にしたり。持っているワードローブを把握し、着回しできないものは処分しましょう。1枚1枚写真に撮って、組合せを考えるのもいいですね。売れない服は、ハサミで切って、掃除やDIYの塗料を拭くウエスとして使うのも1つのアイディアです。 

化粧品

最後まで使い切ってないから捨てられない化粧品。海外のお土産でもらったけど、好みの色じゃなくて使っていない口紅etc…。たくさん持っていても、よく使うものは限られていますよね。使用期限は、未開封のもので3年。開封後は3ヶ月~1年以内に使いきりましょう。目元用や口元用コスメは、古いものを使い続けると、雑菌が繁殖します。色素沈着やかぶれを起こすため、処分しましょう。 

食器

可愛さに惹かれて、ついつい買ってしまったり、頂きもので増え続ける食器。本当に自分が好きなもの、使いたいものは限られてくるはず。割れたわけじゃないから、頂きものだからもったいないと処分できない方も多いのではないでしょうか?でも、「食器棚に入るだけ!」と決めて、お気に入りを厳選してみませんか?処分するという考えでなく、「人に譲る」「売る」なら手放しやすいです。 

処分したら後悔するもの

写真

増え続ける写真

増え続ける家族写真や旅行で撮った風景写真。デジカメの中で、撮りっぱなしになっていませんか?プリントアウトするものは厳選して、残りはCD-ROMなどのデータにすれば、思い出をコンパクトに保存することができます。お気に入りの写真は、リビングでフォトフレームに入れたり、壁に飾ると幸せな気分に。 

ビデオ

子供の運動会や結婚披露宴などを映したビデオ。大切な思い出として取っておきたいものです。今は観ることがなくても、子供が大きくなったときなど、将来観る可能性があります。 

CD

「初めて買ったCD」「学生時代よく聴いてたCD」など、思い出が詰まっているのが音楽。今はあまり聴かないから…と処分してしまうと、思い出をなくして寂しい気持ちに。思い入れがあるCDは、場所をとっても大切に取っておきましょう。 

子供の絵や作品

母の日や父の日に描いてくれた子供の絵や作品など、思い出に残るものは取っておきたいもの。スペースの関係で、全部は保存できないけれども、厳選して大切にしまっておきましょう。 

手紙

頂いた手紙も、スペースの関係で全部は取っておけないもの。でも、大切な人から頂いたものや、心に残る手紙も、大切な思い出として捨てずにしまっておきたいものです。 

自分のアイデンティティーに関わるもの

人生に影響を与えた本

読み飽きた小説や雑誌は、処分しても後悔しません。でも、今までの自分の人生に影響を与えてくれた本は、今は読んでいなくても捨てない方がよいです。また何か、節目が訪れたとき、迷いや困難が訪れたときに、あなたを助けてくれるかもしれません。

大切な人からもらったもの

大学に合格して、初めて両親がお祝いでプレゼントしてくれた腕時計など、家族から人生の節目に頂いたもの。今は壊れて動かなくなっていても、大切に持っていましょう。 

熱中していた部活やサークルで使っていたもの

学生時代、熱心に部活・サークル活動していた場合は、思い出がたくさんあると思います。ずっと吹奏楽部だったとか、テニスに明け暮れていたとか。そのとき使っていた楽器や、ラケットなどの道具は、青春時代の勲章。捨てたり売ったりせず、大切に持っておきたいものです。 

賞状

家族の賞状は、自信に繋がるものなので、捨てずに取っておきたいものです。額縁に入れなくても、賞状用ファイルなどに入れて大切に保管しましょう。あまり多いときは、重要なもの、最近のものを厳選すると良いです。 

まとめ

一般的な断捨離の処分基準に、私の独自の考えも加えてみました。人によって、大切にしたい基準が異なると思います。なんでもかんでも取っておいたり、やみくもに捨て過ぎるのではなく、自分の基準を設けて断捨離すれば、後悔なく家をすっきりさせることができると思います。思い立ったら、ぜひやってみてください。

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