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どう伝える? 第二子妊娠を上の子に言うタイミングとは

  • 2015.1.22
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【ママからのご相談】

もうすぐ3歳になる女の子の育児をしているママです。先日、第2子の妊娠が発覚しました。待望の赤ちゃんに、とてもうれしく喜びでいっぱいなのですが、上にいる子どもにはいったいどういったタイミングで、どう伝えたら良いのかわからず悩んでいます。

最近つわりが酷く、妊娠前のように娘を抱いたりしてあげられなくなりました。我慢を強いることもあるとは思いますが、できるだけ心穏やかにお姉ちゃんになってもらいたいのです。

●A. もうすぐ生活が一変します! 上の子のケアをしっかりと。

ご相談ありがとうございます。どっふぃーです。

第2子のご妊娠、おめでとうございます。とてもうれしい妊娠ですが、上のお子さんにとってみれば急激な生活の変化だと思います。家族みんなが心から赤ちゃんを迎え入れる心の準備をするために、上の子の心理ケアは必須といえます。

先輩ママたちはどのようにして妊娠を伝えてきているのでしょうか。お話を聞いてみました。

●妊娠がわかった途端に、思わず言ってしまった!

『まだ無事に生まれるのかもわからないし、性別もわからないような段階で、とにかく舞い上がってしまい当時3際だった息子に、「お腹に赤ちゃん来てくれたよー」と伝えてしまいました。なにも深く考えることもなく、自然な流れで伝えました。その後も、構ってあげられるときに精一杯構ってあげていたので、特段赤ちゃん返りなども起こさず助かったことを覚えています』(5歳の女の子のママ)

考えれば考えるほど迷宮入りしてしまうのが育児に関する疑問と悩み。ここは思い切ってストレートにお子さんに伝えてみるという方法もありだと思います。

気持ちとは、伝わるものです。ママがうれしいことは、子どももきっとうれしいはずですよ。

家族が増えるということはうれしいことでもあり、大変なことでもあるのも事実。ですが、産まれる前からあれこれ悩むよりも、“案ずるより産むが易し”の意気で、思いをありのままお子さんにぶつけてみるのはすてきだと思います。きっとそんなママに似た、真っ直ぐなお子さんに育ってくれることでしょう。

●安定期に入ったところで、パパも一緒に“家族会議”

『上の子がもう小学生のときに、諦めていた第2子を授かりました。安定期に入り、つわり真っ只中でしたが、パパにも相談して夜に家族会議を開くことに。お腹に赤ちゃんができたこと、わたしがあまり動き回れなくなること、頑張って元気な赤ちゃんを産むからいろいろ協力してね、とパパにも娘にも言いました。それからというもの、娘は片づけやお手伝いを率先してやってくれるようになり、早くも“お姉ちゃん”になってくれているなぁと感じました』(8歳の女の子のママ)

家族が増えるということは、家族の今までの生活が変わるということですよね。当たり前だった日常に、新しい家族が舞い込み非日常が訪れるワケですから、より一層家族の絆が強く試されるときでもあります。

下の子が産まれて楽しいこともあるでしょうが、大変なことも増えるでしょう。そんなときには、ママだけではなくパパも率先して上のお子さんのケアにあたるのが大切です。

家族会議という形で共通の認識を植え付けることで、家族の大イベントに向けた心構えができますから、これはぜひ取り入れたいものです。

●上の子が、まだ幼くても話せばちゃんと伝わります!

『上の子はまだ2歳。うちの子は言葉が遅く、まだしっかりと話せないような状態でしたが、赤ちゃんができたこととお姉ちゃんになるんだよってことを言いました。でも、無理にお姉ちゃんにならなくても良いんだからね! と話しました。変に頑張ったり背伸びをしてほしくなかったんです。産まれてから多少の赤ちゃん返りはありましたが、自分のペースで無理せず少しずつお姉ちゃんになっていくのを感じてホッとしています』(2歳の女の子のママ)

お姉ちゃんになることを強制するのではなく、生活の中で自然と導いていけるというのもすてきですよね。どんな年齢のお子さんでも、ママとパパが真剣に話せば必ずその心は伝わります。

マイペースな子もいるでしょうし、張り切ってお姉ちゃん、お兄ちゃんになろうとする子もいるでしょう。大切なのは、上の子に事実を伝えて意思を尊重し、下の子も上の子ものびのびと過ごせる環境をつくることなのです。

(ライタープロフィール)

どっふぃー(船舶料理士)/元海上保安庁職員。海のコックさんをしながら人命救助業務に従事していた変わり者。出産後、夫の転勤のため泣く泣く退職し、現在は一姫二太郎のママ。「人の役に立ちたい!」という気持ちは主婦になった今もブレず、現在はフリーライターとして多方面に記事を執筆中。“ためになる記事、役に立つ記事”を広く世に配信すべく、日々執筆活動をしています。

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