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嫉妬で狂いそうです!彼が彼女に嫉妬させたがる心理とは

  • 2018.2.24
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ことさら女子のことを嫉妬させたがる男子って、案外、女子が思っているよりも少ないように思います。少なくとも、男から男を観察したとき、そう感じます。
たとえば同じ会社でも同じサークルでもいいんですが、そういう場所でつきあっているふたりがいて、彼が彼女とは別の女子のことを、彼女の前で好意的に話して、
女子ふたりに嫉妬心を目覚めさせライバルのように仕上げて、彼というひとりの男をめぐって競争させる……なんてことができる男子って、よほどの賢い遊び人か、とんでもないアホのいずれかです。
よく遊ぶ男子は「(一時的に)両方ともゲットできる技」を知っているという意味で賢いし、両方ともゲットしてしまえば、最後には両方の頬に平手打ちをくらうことを知らないという意味で、限りなくアホです。
(女子ばかりの営業会社の管理職(男)や、キャバクラの店長などが、この方法を使って女子のやる気を高め売上を上げようとしますが、短期的に売上が上がっても、長期的に成功している例は少ない。
だから男の管理職は数年ごとに変わる)。

■自分の心に問いかけてあげてほしいのです

というような、少々レアな(というか極端な)男子以外はみな、彼女に嫉妬してもらおうと思って、ほかの女子の話をしているわけでないというケースって、いっぱいありますよ。
つまり、ほかの女子のことを話している彼の話の内容や、彼の表情を、あなたが「勝手読み」しているだけ、ということ。
平たくいえば、彼の話を聞いていると、「彼って、わたしじゃなくて、ほかの女子のことが好きなの?」と、あなたがいわば自動的に思えてくるだけであって、
なにも彼は「じつは彼女以外のほかの女子のことが好きなんだな」とは思っていないということです。

仮に彼が、ほかの女子のことを好意的に思っているとしても、それは「好意的に思っているだけ」です。
「好意的に思っている人」って、多ければ多いほど豊かな人生になりますよね?
そういう人が多いからといって、彼が主体的に浮気したり、意図して本命の彼女の心を傷つけたりするなんてことって、ふつうはちょっと考えづらいですよね。
だから、彼に「嫉妬させられた」と思ったときは、「彼はわたしのことを嫉妬させようとしているのだろうか。それってホントはそうじゃなくて、
わたしが彼のことを好きすぎるから、勝手にそう思い込んでいるだけじゃないのかな」と、自分の心に問いかけてあげてほしいのです。

■他人のことなんてど~でもいい!

誰かのことを好きになったら、いわば自動的に誰かに嫉妬してしまうというのは、誰にとってもありがちなことで、かつ、とても人間くさい心の動きだから、なにも嫉妬するのが悪いとは思わないです。
嫉妬しちゃうときは、しっかり真剣に嫉妬に心を揺さぶられるというのも、人の精神の成り立ちを知るうえで、とても大切なことですよ。
でも、嫉妬ゆえに大暴れして、その後彼と結ばれてハッピーエンドになりました……という古今東西の小説や映画、オペラなどがあまりないのからもわかるように、嫉妬心って、なんら生産的な気持ちではないとも言えます。
「他人のことなんてど~でもいい」心のどこかに、こういう割り切りがないと、彼に愛想を尽かされるばかりでなく、貧相な人生になりかねないのではないでしょうか。(ひとみしょう/文筆家)
(愛カツ編集部)

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