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あなたの恋愛偏差値は「幼稚園レベル」かも?

  • 2018.2.22
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人は、真剣な恋をし始めるときにはそれなりの年齢になっているはずです。10代後半とか、早い人だと10代前半とかもいるでしょう。


だから、その時点ではそれなりに一人前の人間としての経験や知識から「ちゃんとした」行動や態度をとることができるようになっているものです。


ただ、恋愛では、違うかもしれません。


単直に言えば、その10代とかで初恋をするとき、そのときはじめて「恋をする人」としてのあなたが生まれるわけですから、まぎれもなく、恋愛という世界においてはそこが0歳。


ということは、20歳とかになっても、やっと幼稚園児か小学生低学年レベルになることができるということ。
こう考えてみることは、恋愛における自分の行動を決めるときにも役立つはずですし、また、変な自己嫌悪に陥らずに済む上でも、大切かもしれません。

■怒ったら、まず深呼吸

まずひとつ、よくあるのが、恋だとなぜか自分の感情をコントロールしにくくなってしまうというものですね。


恋人の気に入らない行動や発言に対して、すぐにカッとなってしまって相手に当たってしまう。


こういうものは10代や20代はもちろんのこと、周りから「立派な大人だね」みたく言われるようになった30代の人ですら、なかなか直すことができなかったりもします。


そんなときには、大人が幼稚園児に対して、まるでさとすようなことを自分自身に言い聞かせてみると、案外効果てきめんだったりします。


「イラっときたときには、まず深呼吸してみよう」と、こんな感じですね。


すごくシンプルで「そんなことわかってるよ」と感じてしまうかもしれませんが、上で書いたとおり、恋愛では幼稚園児レベルの私たちでは、こんなに簡単なことが実践できていないなんてことがよくあるわけです。正確に言えば、恋愛以外のことならこれを実践できても、恋愛では、まだまだこれすら実践できなかったりしてしまうわけです。


あとはできれば、そのときに「これで怒ったら、絶対に相手も言い返してきてケンカになっちゃって、今日のデート台無しになるなー」とか「いやいや、今イライラしちゃってるのは、相手のせいだけじゃなくて、私が最近仕事が忙しくてカリカリしてるのも影響してない?これで怒ったら、半分くらい八つ当たりになっちゃわない?」とか、これまでの経験と反省から、できる限りの大人な心の声をかけてあげると、不思議と怒りが鎮まってくるものです。

■本当に「私の勝手」?

あとは、男性とよく遊びに行くといった自分の交友関係を、恋人から「そういうのやめてよ」と怒られても、「は、私の勝手じゃん」と思ったり言い返したりしてしまうこと。


これも小さな子供とその親との関係に同じことが言えそうで、結局、子供が「俺(私)の好きにしたいから、口出さないでよ!」と言ったとしても、親の身としては「そうはいかないよ。あなたが大丈夫と思えばいいんじゃなくて、こっちに心配かけないようにしなさいよ」と思わずにはいられないわけです。


親子と恋人とは違いますが、相手に対して、自分の行動に責任を持たないといけないという点では、共通していますよね。


自分がしたいと思ったことが、浮気とか「絶対に明らかにダメ」なことには当てはまらないからOKっていうんじゃなくて、恋人が心配しないかとか、不安にならないかとか、そういう配慮まで必要になってくるわけです。もしそれでも、どうしてもしたいというのなら、「早く帰る」とか「帰ったら必ず連絡する」とか、(面倒くさいかもしれませんが)相手を安心させてあげる責任があるのかもしれません。

■自分のことを育てて行く

色々と具体例を書いてきましたが、これらは口で言うのは簡単ですが、なかなかすぐに実践できることじゃありませんよね。私もなかなかできません。
なぜなら、自分たちはまだ「幼稚園児レベル」かもしれないのですから。
だからって、「じゃあしょうがない」と開き直るんじゃなくて、「自分は恋愛では、まだまだ子供」と意識しながら、「こら、私、そこは怒る前に、深呼吸でしょ」とアドバイスしてみたりしてあげましょう。


まさにここが、私たちがただの幼稚園児と違うところですよね。恋愛面では未熟かもしれませんけど、その他の面(人間関係で大事なこととか)では十分に大人として成長してきた自分の脳みそがありますから、自分で自分をうまく導いてあげることができるはずです。


そして、恋では最初はうまくいかないことばかりでしょうけど、最初はみんな0歳スタートなんだから、それは当然のこと。だから、「もう大人なのに、なんでこんなに幼稚なんだろ私。自分には恋愛向いてないのかな」とか、そんなことを思う必要はないわけです。
ちょっとずつでいいので、大人の自分と子供の自分とのギャップを埋めて行くことで、幸せに近づけるはずです。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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