1. トップ
  2. 恋愛
  3. 結婚は洋服選びとおなじ「8割以上が交際1年以内で結婚してもいいと考えている」

結婚は洋服選びとおなじ「8割以上が交際1年以内で結婚してもいいと考えている」

  • 2018.2.21
  • 47981 views

婚活事業を展開しているIBJという会社が、30歳になる男女120名を対象に、「30歳の恋愛・結婚事情」についてアンケート調査した結果、8割以上の人が「1年以内のお付き合いで結婚してもいいと考えている」と判明したそうです。
どうよ、この、20代の悩み上手な女子を「ふっ、青いわね」と、鼻で笑っているような調査結果。
20代くらいだと「彼はわたしと結婚したいと思っているのでしょうか」という悩みからはじまって、「彼と結婚しても大丈夫でしょうか」(なにが大丈夫なのかよくわからないけど、たぶん「いま付き合っている彼と結婚した場合、わたしは幸せになれるでしょうか」というニュアンスの相談だと思う)となり、
最後のほうに「彼に結婚を意識させるにはどうすればいいのでしょうか」となり、あげく「彼が結婚してくれないんですが、どうすればいいのでしょうか」と、神様に同情を強制しているかのような相談がこっちにやってきて……という感じで、3年経っても5年経っても結婚できないんじゃないのこの女子、と、こちらがマジで心配してしまう始末。

■結婚とは洋服選びのことである

付き合って1年以内に結婚した何人かの方に、以前お話を聞かせていただいたことがありますが、彼女たちは(全員女子だった)洋服選びに似た感覚で結婚相手を選んだように感じました。
なにも考えが軽いと揶揄しているわけじゃなくて、洋服ってほら、「こういうかんじの洋服がほしい」というのがわりと明確なときって、わりとすぐに買えたりするじゃないですか。
それが、「わたしに似合う服はどれだろう」と、ゼロベースで思いわずらいつつ買いに行ったら、試着室に5着も10着もの服を持ち込むことになって、店員さんに「この子、万引きするんじゃないのか」とかと思われるかもしれないと、心配になってしまうことがあるじゃないですか。
いろんな人がいるので安易に一般化はできないと思うけれど、30歳ってそこそこ自分が人生においてほしいのものが分かりかけている年頃なのかもしれません。
おおよそこういう仕事をして定年を迎えるのだろうなあとか、この仕事を続けていくためにはだいたいこういうかんじのパートナーがほしいとか、そういうパートナーと一緒にこういう暮らしをしたいとか(こういうとか、そういうが多くてすみません)、
漠然とではあっても自分の人生の角度とか広さの感覚がつかめている(つかみ始めている)のが30歳。だから1年もあればおおむね婚活がどうにかなる、ということか?

■無性に結婚したくなるときに、そばにいた人と結婚した

と、まあ、いろいろ思うところはありますが、でもお話を聞かせてくださった方が言っていた、たった1行の言葉が、結婚というコトの真実を突いているように今でも感じられるのでご紹介します。
「無性に結婚したくなったときに、そばにいた人と結婚した」
(※そばにいた人=わたしはこの人と結婚するかも、なんて、一度も思ったことのない人でありながらも、結婚後に一緒に暮らしているのをなんとなく前向きにイメージできる相手、という論理的にはちょっと破たんしている相手)
たとえばほら、寒くなったある日、どこにそんな気持ちがあったのか自分でも皆目わからないけど、突然「すき焼き食いてぇ」と思っちゃったとか、
風に春を感じたときにふとなぜか意味もなく「聖子ちゃんの『赤いスイートピー』が聴きたい」と思っちゃったとかというのとおなじレベルの衝動(別名:出来心)として、無性に結婚したくなるときがあり、それはわけもなく「こういうイメージの服がほしい、さあ買おう!」と思う気持ちに似ているのかもしれない。
だから20代の女子たちよ、そんなに悩み上手にならなくても大丈夫(と、強引にまとめてみました)。(ひとみしょう/文筆家)
(愛カツ編集部)
※転載・引用 「恋人がいる」は、たった2割?!30歳の恋愛・結婚事情を調査!(婚活総合サービス 株式会社IBJ/PRTIMES)

の記事をもっとみる