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「隣の家族は青く見える」北村匠海&眞島秀和「渉のベースにあるのは、絶対に朔のことが好きだっていうこと」

  • 2018.2.21
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出典:https://news.walkerplus.com/article/138061/

共有空間を共にするコーポラティブハウスを舞台に、4つの秘密を抱えた家族の姿を描くドラマ「隣の家族は青く見える」(フジ系)。物語も中盤に差し掛かり、それぞれの家族の秘密も少しずつ明らかになっている。SNS上で“わたさく”として話題となっている、北村匠海演じる青木朔&眞島秀和演じる広瀬渉の同性同士カップルは、第4話で、コーポラティブハウスに暮らす人たちに関係が知られ、第5話では朔が、渉を想う長谷部留美(橋本マナミ)に「あなたは(渉に)ふさわしくない」と言われてしまい、思い悩む展開に。朔が渉のところに来た理由や、この先の2人の関係が気になる!ということで、“わたさく”の2人を直撃! クランクインから今までのこと、お互いのことなどたくさんお話ししてもらいました!

■ 眞島さんに「かわいい」と言われて、正解だったんだなと思えた(北村)

――眞島さんと北村さんは映画「恋と嘘」(2016年公開)で共演されてます。眞島さんは今回のドラマで同性同士のカップルを演じること、その相手が北村さんということに対して、どんな印象を持たれましたか?

眞島:「恋と嘘」で共演と言っても、一緒のシーンはほぼなかったんですよね。

北村:1シーンくらいでしたよね。

眞島:そうそう。なので、もちろんあのときの匠海くんだっていう認識はありましたけど、どちらかと言うと「はじめまして」に近い状態で。しかも、僕は今年42歳で、匠海くんは20歳。結構年齢差があるので、それを先輩と後輩って感じではなく、ちゃんと役柄として関係性が築けたらいいなとは思っていました。同性同士のカップルというのも、渉が一目惚れした相手が、匠海くん演じる朔だったっていうことだと思うので、実はそんなにハードルを感じたりはしてなかったんです。

――北村さんは眞島さんを相手に演じられて、どうですか?

北村:すごく頼りがいがあります。このドラマに出ることが決まったとき、(「恋と嘘」で共演した)森川葵ちゃんと佐藤寛太くんから、「ついに政府に寝返ったか」っていう連絡をもらいました(笑)。

眞島:分かる人には分かる話だね(笑)。

北村:そこからスタートしたので、最初からすごく親近感を感じてましたし、現場でも気さくに話しかけてくださって。割とすぐに朔と渉として距離を縮められたんじゃないかと思います。

――初回からキスシーンがありましたね。

眞島:それは最初の方の撮影だったよね? 結構、撮影の序盤で壁ドンされて、キスされて(笑)。

北村:(撮影に入って)2日目とかでしたよね。初日にバーで出会うシーンを撮って、その翌日にキスシーンがあって。

眞島:何か狙いがあったのか、たまたまそういうスケジュールだったのか分からないんですけど、出会いのシーンがあって、キスシーンがあってっていう順番で撮影できたのは良かったなと思います。

北村:お互い一目惚れのような出会い方なので、最初にあのシーンを撮影したからこそ、よりリアルに2人の微妙な距離感っていうのが出たと思います。

――初日の撮影を終えた直後の北村さんは、眞島さんに「かわいいね」って言われたとおっしゃってました。

眞島:あはははは!

北村:撮影1日目で衝撃的な一言だったんです(笑)。

眞島:だって、そう思ったんだもん(笑)。

北村:でも、その言葉に助けられました。僕自身、最初は手探りで、“これでいいのかな? これでいいのかな?”と思いながらやっていたので。眞島さんにそう言われて、正解だったんだなと思えたというか。

眞島:普通に「うわ〜、かわいいな」って思ったんだよ(笑)。

――具体的にどういうところがかわいいと思ったんですか?

眞島:いや、どこがっていうより、動物っぽい感じって言うのかな。そういう感じでかわいいと思った部分もあるし、実際の若い男の子としてのかわいさもあるし……。何か、絶妙なあんばいだったんですよ(笑)。だから、逆に僕もすごく助かりました。ちゃんと「かわいい」って思えたし、“そういう感じ”にしてもらえたっていう感覚があります。

■ 渉は朔のことが大好きなので(眞島)

――渉のコーポラティブハウスに朔が転がり込んでくるのが、出会いから1年後です。ドラマではその1年間は描かれていませんが、演じるに当たってはその1年を意識されてますか?

眞島:渉の方は、コーポラティブハウスの住人たちといるときの態度と、朔と一緒にいるときの態度とで違いが出せるので、それが自然と時間の経過を感じさせるようになってるかもしれないですね。

北村:朔は結構自分の道を歩み続けていて。今は隣にわたるんがいるって感じですけど、コーポラティブハウスに転がり込んできても朔自身はブレてないんですよね。わたるんはブレブレですけど(笑)。

眞島:朔が来たせいでそうなってるんだけど(笑)。

北村:そうですよね(笑)。わたるんは朔のせいで振り回されてるけど、振り回してる本人はまったくブレてないっていう。

――朔に振り回される渉を、眞島さんはどう思いますか?

眞島:渉は朔のことが大好きなので。むちゃくちゃなことを言われても、自分の中にはない大胆さを持つ朔に対して、渉のベースにあるのは、絶対に朔のことが好きだっていうこと。嫌いになったりしないので、そこで振り回されているというか。「コイツ、イヤだな」っていう振り回され方じゃないから、そこはすごく優しい空間だなと思いながらやってます。今のところは、ですけど。これからちょっとシビアなシーンも出てくるので。

――「絶対に朔のことが好き」というのは、朔のどういうところに惹かれているからだと思いますか?

眞島:それは難しいですね。とにかく“一目惚れ”だと思ってるんですよ。

北村:多分、描かれてない1年間で好きな度合いが増していったんでしょうねぇ。

眞島:しっくりきたんでしょうね。って、恥ずかしいわ!(笑) でも、渉にとって朔は自分にないものをたくさん持ってるから。なので、だいぶ年下ではあるけれども、人として尊敬できる部分もあるっていうところはあると思います。

――一方、朔から見た渉の魅力はどういうところだと思いますか?

北村:どうだろう…。朔が渉の家に転がり込んだ理由っていうのが、まだ台本にも描かれていなくて。今後描かれていくと思うので、僕も今、一概にどうのとは言えないんですよね。ただ、(渉のことを)好きなのは確かだと思います。

眞島:やっぱり、うちに来る前の1年が良かったんじゃない? だって、「この1年、すごくうまくいってた」って言ってたじゃない。

北村:言ってましたね(笑)。

眞島:そう言い切れるってすごいことだと思うよ。

■ 努めてかわいく、かわいくって思って演じてるので(北村)

――現在、ドラマの中では渉と朔が一番うまくいってるカップルのように見えますが、他の共演者の方からは何か言われることもありますか?

北村:2話で朔と渉が中庭でキスするシーンは、松山(ケンイチ)さんがずーっと見てました(笑)。

眞島:やりにくいっていう(笑)。

――周囲を気にしながらキスをするシーンですね。すごくかわいいシーンでした。

北村:本当ですか!? 努めてかわいく、かわいくって思って演じてるので良かったです。家に帰ると恥ずかしさが出てくるんですけど(笑)。

眞島:でも、だいぶ普通にいられるようになったよね。

北村:そうですね。最初のころは、キスシーンとかをモニターで見るのもちょっとこそばゆかったんですよ。

眞島:恥ずかしかったね。

北村:それが、今ではちゃんと、まじまじと見られるようになりました。

――もっとこうする?みたいな話もするんですか?

北村:1回、キスするときの顔の角度を相談しましたよね?

眞島:どっちの角度からする?みたいなね。

北村:そういうのは全然恥ずかしがらずにできるようになりました。テストを含めたら、すでに何回もしてますからね(笑)。

■ 匠海くんみたいなかわいい男の子とカップルになれる役はなかなかない(笑)(眞島)

――ドラマも後半戦に突入していきますが、視聴者が気になるのは渉と朔の今後です。演じているお二人は、渉と朔にどんな結末を迎えてほしいと思いますか?

眞島:どうなるんでしょうね、本当。

北村:監督さんやプロデューサーさんともお話したんですけど、どんな結末であれ、どのカップルにも“愛”というものが真ん中にあるものになるみたいです。なので、朔と渉、僕ら2人だけの愛の形が見つかればいいなって。そして、朔を演じる過程で、僕の中でも答えが出せたらいいなと思いますね。

眞島:渉の場合は一人っ子で、母親は息子が同性愛者であることを知らないという問題も今後出てくるので。そこがどう進んでいくのかも気になりますね。

――渉と朔は、その性格の違いから、これまで“言う優しさ”と“言わない優しさ”でぶつかる場面もありました。ご自身だったらどちらの優しさがいいと思いますか?

眞島:言わないっていうのは分かりますけどね。相手に余計な心配をさせないというか。

北村:僕自身は、どちらかと言うと言わない優しさの方が理解できます。でも、難しいですよね。言う優しさを否定するわけじゃないですけど、そこには受け取る側もいて。そう思うと、“優しさ”という言葉で片付けられるのかな?とは思ったりします。

――ここまで演じてきて、役柄と自分との間に共通する部分があると感じますか?

北村:僕は全くと言っていいほどないかもしれない。だから、朔の台詞に僕自身が考えさせられることもあります。一見KYっぽい言葉を言ったりするけど、実は的を射ていて、ドラマのメッセージになる部分にも直結しているっていう。そこは朔を演じる上でも一番大事にしているところだし、一番の醍醐味でもあって。でも、だからこそ今でも難しさを感じているし、挑戦してる感覚の方が強いんですよね。

眞島:僕の場合は渉との実年齢が近いこともあって、世間との関わり方というか、ほどよく自分と社会とのバランスを取りながら生活している感覚は分かりますね。そこを朔に振り回される。でも、それがきっかけで考え方が変わっていったりするわけですから、そこはすごく楽しみながら演じています。

――撮影に来るのが楽しい作品ですか?

眞島:そうですね。もちろん難しさもありますけど、匠海くんみたいなかわいい男の子とカップルになれるんですから(笑)。こんな役はなかなかないと思ってます(笑)。

北村:本当、楽しく、和気あいあいとやってます。

――ちなみに、北村さんは自分なりの役作りとして、足の毛を剃って撮影に臨んでいるそうですが、眞島さんはご存知でしたか?

眞島:知ってます。ほほぉ〜と思いました(笑)。

――北村さんは定期的にお手入れされてるそうですね。

北村:はい、やってます。実際に同性愛者の方にお話を伺った際に、人によっては、足の毛を剃っている方もいると聞いたので、自分なりに手入れをしてみているんです。

眞島:あれ? 続けてるの!?

北村:続けてます。思ったよりもハーフパンツ姿のことが多いので。

眞島:そうか、続けてたんだ。俺、ずいぶんきれいな足してるなぁって思ってた(笑)。家でやってるの?

北村:やってますよ、夜な夜な(笑)。

眞島:いい時間だね(笑)。ほら、こういうところ、かわいいでしょ?(笑)(ザテレビジョン・取材・文=片貝久美子)