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欧米で広がる新しい食のスタイル「ゆるベジ」「フレキシタリアン」とは

  • 2018.2.21
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今年1月、株式会社会社フレンバシーは、日本のベジタリアンやビーガンを調査した「ゆるベジ人口調査」の結果を発表しました。この調査は、20代~60代の男女2407人に、自身が取り組んでいる食生活のアンケートをとったものです。

その結果を見ると、「ベジタリアン」や「ビーガン」のような菜食に取り組む人たちは、全体の4.5%ほどいました。そして、週に1回以上、意識的に動物性食品を減らす食生活を送る「ゆるベジ(ゆるベジタリアン、フレキシタリアン)」は全体の12.5%ほどいることもわかりました。

現在、欧米でトレンドとなっている「フレキシタリアン」とは、どのような食のスタイルなのでしょうか? アンケートの詳細とともに、この記事で詳しく見ていきましょう。

菜食に取り組む人の割合は?

「ご自身が取り組んでいる食生活はありますか?」という質問への回答は、ベジタリアンが3.8%、ビーガンが1.0%、グルテンフリーが2.0%、低糖質・糖質制限が12.5%、無添加・オーガニックが6.8%、マクロビオティックが1.4%、ローフードが2.1%、ファスティングが1.7%という結果となりました。

ベジタリアンの3.8%と、ビーガン1.0%を足すと4.8%。ここから、両方に重複して回答した割合の0.3%を差し引いた4.5%が、このアンケートからわかった「ベジタリアン率」です。こうしてアンケート結果を眺めてみると、多いとは言い難いですが、菜食を意識する人たちが一定数いることがわかりますね。

また、「意識して肉や魚など、動物性食品を減らすことはありますか?」という質問の回答を見ると、じつに16%が「ある」と回答しています。その回答者たちに、「動物性食品を減らす頻度」をたずねたところ、毎日が20%、3日に1日が32%、週に1日が26%、月に1日が9%という結果となりました。

フレンバシーでは週に1日以上、動物性食品を減らす食生活の人を「ゆるベジ(ゆるベジタリアン)」と定義しています。この定義とアンケート結果を組み合わせ、「ゆるベジ」の割合が12.5%とはじき出されたのです。

知ってた? 菜食主義のスタイルの違い

今回のアンケートを見ると、自分のペースで動物性食品を抑えている「ゆるベジ」が、意外といるように感じる人も多いのではないでしょうか。この「ゆるベジ」は欧米では「フレキシタリアン」とも呼ばれていて、ライフスタイルの一つとして広く受け入れられています。ベジタリアンというと野菜しか食べないイメージがありますが、実際にはいくつかの種類があり、それぞれに呼び名があるのです。今回は、その中から代表的なスタイルをご紹介します。

・ビーガン=肉・魚・卵・乳製品・蜂蜜を避ける人。動物性食品は一切食べません。

・ラクト・ベジタリアン=肉・魚・卵を避ける人。

・オボ・ベジタリアン=肉・魚・蜂蜜を避ける人。

・ペスコ・ベジタリアン=肉・卵・乳製品を避ける人。

・ラクト・オボ・ベジタリアン=肉・魚を避ける人。

・ノン・ミート・イーター=肉だけを避ける人。

・フレキシタリアン=肉をなるべく避けようとする人。絶対ではないため、ときには肉や魚を食べるなど、柔軟に食事をします。

「ベジタリアン」と聞いて一般的に想像するのは、野菜だけを食べる=ラクト・オボ・ベジタリアンやノン・ミート・イーターではないでしょうか? 実際には卵や乳製品なども定義に入るため、それらを完全に絶っている「ビーガン」は、非常に厳しい食生活のルールを守っているのです。

自分に合った食生活で無理なく健康に

現在は、日本でもベジタリアンという考え方が浸透し始めたことで、レストランやスーパーでも、菜食主義の人に向けた商品を見るようになりました。こうした選択肢が増えたことで、自身の健康や宗教的な戒律で食べられるものが制限されている人たちでも、食生活を送りやすくなったのではないでしょうか。

同じ人間でも、体の造りは微妙に異なります。アレルギーも注目されている昨今、正しい食知識や、多様な食のスタイルを学び、身に着けることも大切です。この機会に自身の食生活も一度、見つめなおし、「ゆるベジ」生活を採り入れてみるのもいいかもしれませんね。(レタスクラブニュース)