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専門家が解説!高カロリーだけど健康にいい食べ物10

  • 2018.2.21
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ダイエットに高カロリー食品の食べ過ぎは敵。1日の摂取カロリーを制限していると、たくさん食べたい分、カロリーの高い食べ物は避けたくなるもの。

ところが、カロリーが高いからと敬遠している食品の中には、素晴らしく栄養豊富なものがあるのだとか。スポーツ栄養士のナイジェル・ミッチェルさんいわく、「カロリーの高い食品は『良い食べ物』と見なされていませんが、実際はそうでないものもあるんです」とのこと。

カロリーの点だけ見て、これらの食品を避けていると、栄養もとり損なう危険性が。以下、カロリーは高いものの栄養が詰まっていて、バランスのとれた食生活に欠かせない10の食品。コスモポリタン イギリス版からご紹介します。

1.ピスタチオ

(560キロカロリー/100グラム、一人前平均30グラム)

「ピスタチオはナッツ全体の中でもおそらくベストです。殻をむきながら食べると時間がかかり、満腹中枢が働くので、私は殻付きのままローストしたものをむいて食べるのをおすすめします」とナイジェルさん。「緑や紫の色素には抗酸化物質が詰まっているため、定期的な摂取は妊娠糖尿病の抑制に役立つことが最新の研究で分かっています」


2.アボカド

(160キロカロリー/100グラム、一人前平均200グラム)

最近はアボカドが大人気で、世界的に不足する恐れもあるほど。でも、アボカドのヘルシーさを考えれば、無理もないかも。「プロのアスリート同様、健康的な脂肪をとりたいすべての人々にとって、アボカドは素晴らしい食べ物です。ビタミンも豊富ですが、特に植物ステロールと健康的な脂肪を摂取できる点で優れています」

3.チアシード

(480キロカロリー/100グラム、一人前平均10グラム)

「チアシードはスーパーフードの中でも上位に位置する食品で、その栄養価については一段落で言い尽くせません。これだけは覚えておいて欲しいのですが、チアシードに含まれるオメガ3脂肪酸や他の栄養素を引き出すためには、水に浸すか、粉にするかしなくてはいけません」とナイジェルさん。チアシード入りのオーバーナイトオーツに人気があるのは、そういう理由があったというわけ。牛乳に浸している間にたくさんの栄養分が溶け出すのだそう。


4.チョコレート

(580キロカロリー/100グラム、一人前平均40グラム)

このリストの中にチョコレートの文字を見て驚いた人もいると思うけど、カカオの含有量が多い(85%以上)チョコレートは体にとても良いのだとか。「高カカオのチョコレートには様々な健康効果がありますが、その中に含まれるカカオフラボノイドは気分を上げ、血流を促す他、鉄分やカルシウムなどのミネラルも含みます」とナイジェルさん。


5.フィレステーキ

(300キロカロリー/100グラム、一人前平均150グラム)

「栄養の観点から言うと、フィレステーキはタンパク質、鉄分、ビタミンBの宝庫です」とナイジェルさん。一人前平均の150グラムには約30グラムのタンパク質が含まれているのだとか。ただし、「フィレステーキのようなものを食べるときに大切なのは、分量を決めることと、あまり頻繁に食べないことです」


6.ココナッツオイル

(895 キロカロリー/100グラム、一人前平均10グラム)

「ココナッツオイルは天然油脂の混合物で、その中に含まれる中鎖脂肪はとても消化されやすいものです」とナイジェルさん。「ココナッツオイルには抗菌作用によって免疫システムをたすける脂肪も含まれています」。また、ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きもあるのだとか。

7.キヌア

(乾燥した状態で360キロカロリー/100グラム、乾燥した状態で一人前平均50グラム)

キヌアは聞き慣れないスーパーフードかもしれないけど、食生活に取り入れたい食品の1つ。「この種子(穀物ではない)は様々な栄養分に富み、特に健康的な脂肪、タンパク質を多く含む上、血糖値の上昇も遅い食べ物です」とナイジェルさん。「お米のように料理して穀物として食べてもいいし、ポリッジにしてもいいでしょう」


8.サバ

(305キロカロリー/100グラム、一人前平均100グラム)

「サバには30種類あり、マグロも同じサバ科に属します。サバはオメガ3脂肪酸が非常に豊富で、特に抗酸化物質であるエイコサペンタエン酸(EPA)と、脳や神経系に良いとされるドコサヘキサエン酸(DHA)を含みます。健康的な脂肪とタンパク質の他に、カルシウムとビタミンDも豊富で、これは特に冬の間に私たちがもっと摂取すべきものです」とナイジェルさん。

9.ドライフルーツミックス

(360キロカロリー/100グラム、無糖で一人前平均50グラム)

ドライフルーツには甘みが足してあることがあるけれど、無糖のものを選べば、間食に最適。「ビタミンCなどのビタミンや繊維、抗酸化物質が豊富です」とナイジェルさん。


10.タヒニ

(595キロカロリー/100グラム、一人前平均20グラム)

海外ではフムスなどのディップによく使われているタヒニ(練りごま)は、ごまを炒って、外皮を取り除き、すりつぶしたもの。ナイジェルさんいわく、「タンパク質と健康的な脂肪が豊富」なので、体に良いそう。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK

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