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花と花器のおしゃれカンケイ

  • 2018.2.20
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この花にはどんな花器が合う? 単体でも絵になる花器を使って、多彩な花とスタイリング。美しい化学反応を、暮らしの中で味わおう。

さりげなくて、慎ましい。灯火のような愛らしさが魅力
流れるようなデザインの注ぎ口が美しいピッチャー。小さめなので、ミニスイセンなど小さな花を一輪だけ生けてみたり、ときには大きめの花器といっしょに並べてリズムをつけても。
プチピッチャー¥17,200/H.P.DECO(アスティエ・ド・ヴィラット)
クラシックな花器にニュアンスがリンクする柔和な色の花を
カフェラテというまろやかな色のバラは、色気がありつつ主張しすぎない。同じムードの花器を合わせてシンプルに生けて。シャビーシックな家具や雑貨と合わせるとさらに魅力が増す。
ピッチャー¥34,400/H.P.DECO(アスティエ・ド・ヴィラット)
グラフィカルなもの同士をかけ合わせてポイントに
スペインブランドの花器はウォータープルーフ紙製で、手持ちのグラスにかぶせるだけでアートに。補色のダリアを一本生けるだけで、強い個性を持つもの同士、互いを引き立て合う。
ペーパーベース¥2,600/カッシーナ・イクスシー青山本店(OCTAEVO)
イメージの異なる花と花器をかけ合わせるのも手
有機的なフォルムと、とろみのあるグレー色がやわらかい雰囲気を醸し出す花器。生けたのはエケベリア。こういったユーモラスな品種の花を合わせて、ギャップを楽しみたい。
Sonja フラワーベース¥4,900/リビング・モティーフ(リンドフォルム)
異素材をかけ合わせた花器には永く愛せる簡素なユーカリを
多くの品種を有するユーカリの中で、実つきのトランペットは朽ちてからもなお美しい。スチール本来の色と表面仕上げを施した部分の2トーンで構成された花器は、モダンにもヴィンテージライクにも転べる懐の深さがある。
ベース¥14,000/シボネ青山(True Color Vase)
口のすぼまった花器で花のデザインを際立たせる
スギ材の土台にスモーキーなガラスをはめ込んで使う花器。口が細いので、ブルーアクエリアスのように茎が細く立ち姿が美しい花を数本交差させて飾ると、花のシルエットが際立つ。
ベース¥17,250/フリッツ・ハンセン青山本店(フリッツ ハンセン)
普段使いのうつわの力を借りて情緒あふれるしつらいに
浅めのうつわの縁に花をひっかけると、普段とは見え方が変わって新鮮。蕾と開花時の印象がガラリと変わるアネモネがぴったりだ。ボウルはトスカーナの工房でのハンドメイド。
ストーンウェアボウル¥17,000/ドワネル(クリスチャンヌ・ペロション)
繊細なガラスに浮かべて"いかにも"じゃない水耕栽培
注目を浴びている水耕栽培。モダンに楽しむならありふれたプラスチックではなく、洒落たガラスへ。根っこの様相が繊細なムスカリなら、初心者にもトライしやすい。窓辺にレイアウトして。
ヴィンテージのガラスコップ¥7,000/HAY hutte shoto
名脇役のユーカリは枝もの感覚でダイナミックに
日もちがしてどんな花とも寄り添うユーカリこそ名バイプレーヤー。白い小花がリズミカルに咲くダイアモンドフロストとからめて量感たっぷりに見せて。葉と同系色の花器はダイヤ柄がモダンな印象。
DIAMOND VASE ¥2,400/ACTUS

SOURCE:SPUR 2018年3月号「花と花器の幸せ時間」
photography:Takashi Ehara styling:Makiko Iwasaki edit:Yukino Hirosawa

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