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アルコールの種類によって感情に違いが生まれるの?

  • 2018.2.16
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お酒の席で意味もなく泣いたことは? 誰にだってあるはず。記憶にも残らないような些細なことでケンカに発展? これもよくある。

アルコールの種類によって気分が変わると思ったことが一度でもあるなら、それが正しいことを科学が裏付けている。

ウェールズの公共衛生局とキングスカレッジロンドンは、異なるお酒の種類がもたらす感情について約3万人から話を聞いた。

その結果、エネルギッシュな感じ、くつろいだ気分、色っぽい気分、自信に溢れた感じ、疲労感、攻撃的な気分、吐き気、落ち着かない、悲しい気分といった感情が特定された。

頻繁にお酒を飲む人にとっては当たり前のことかもしれないが、最も泣きたい気分になり、最もリラックスできないのは蒸留酒を飲んだとき。

蒸留酒で攻撃性が高まることも分かった。

それでも人が強いお酒を飲む理由のは、参加者の43%が答えたように、色っぽい気分になれるからだろうか。

興味深いことに、性別による違いも見られた。

アルコールを摂取すると攻撃的な気持ち以外のあらゆる感情がこみあげてくると答えた人には、女性が多かった。

このような研究結果を前に、研究チームはこう語る。「ポジティブな感情に関しては、お酒は楽しくて前向きなものであるという広告や宣伝によって助長されている部分もあるだろう。でも、メディアでも促進されていないネガティブな感情を抱くことには、そこまで明確な根拠がない」

「感情の違いは、お酒を飲んだタイミング、アルコール濃度、含まれる化合物の種類にも関連しているかもしれない」

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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