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絶品!ぶりの正しい選び方と美味しい調理法

  • 2018.2.15
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こんにちは。管理栄養士の梅田です。

ぶりの旬は12月~2月。天然のものは旨みの強い赤身も美味しく、脂も乗っていて、そんなぶりを食べられるのも残りわずかになりました。

スーパーでは天然、養殖と並ぶことが多いかと思います。

養殖なら1年中食べることができますね。天然、養殖の選び方のポイントとしては、赤身を美味しく食べるのであれば天然、脂のりを求めるなら養殖です。

我が家では、刺身やカルパッチョ、塩焼きなどでシンプルな味付けて、魚の赤身の美味しさを求めるときはちょっとリッチに天然。

お弁当で冷めてしまうときや、ブリしゃぶ、照り焼き、塩麹や味噌漬けなどには養殖を選ぶようにしています。

天然も養殖も、美味しいぶりの切り身の選び方を知って、みんなで美味しく楽しいぶり料理をお召し上がりください♪

●角が立っているもの

時間が経つと、水分が出てきたり、衝撃などで断面の角が無くなってきます。

角が立っているものを選びましょう。

●血合いが赤みを帯びているもの(黒ずんでいないもの)

時間が経ち酸化すると、血合いが黒ずんできます。

きれいな赤みの強いものを選びましょう。

●身がピンク色で透明感のあるもの(濁った白、黄の強い色味のものはNG)

ポイント2と同様、酸化が進むと色が濁ってきます。

つやがあり、透明感のあるものを選びましょう。

養殖は天然ものに比べて白っぽい色合いなので、ツヤ、血合いの鮮明さを目安にするとよろしいかと思います。

●《レシピ》

ぶりソテー バルサミコソース添え

〈材料〉2人分
ぶり切り身 2枚
塩胡椒少々
ニンニク(おろしニンニクでも可) 1カケ
EXVオリーブ油 適宜(ぶりソテー用大さじ2 ソース用大さじ1)
バルサミコ酢 大さじ4
はちみつ大さじ1
濃口醤油大さじ1弱

(付け合わせ)今回は・・・
玉ねぎ1/2個
赤パプリカ 1/2個
イタリアンパセリ 適宜

●〈作り方〉

①ぶりは塩胡椒をして、5~10分放置して水分をクッキングペーパーでふき取る。

②フライパンにEXVオリーブ油と潰したニンニクを入れて火にかけ、にんにくの香りが出てきたら、ぶりを入れる。

中火でこんがり焼きつつ、身をふんわり食べるために、長い時間焼かないようにする。

空いているところの詰め合わせの野菜を乗せて一緒に焼く。

③両面をこんがり焼いて火が通ったら、ぶりと付け合わせの野菜を皿に盛り付ける。

④フライパンの油をペーパーでふき取ったら、EXVオリーブ油を再度入れて火をつけたら、バルサミコ酢、はちみつ、醤油を加えて、半量くらいになるまで煮詰める。
焦げないようにご注意を!

⑤③に④のソースをかけたら、完成!

同じお店で、前日購入したものと当日購入したものとを焼いて比較しながら食べたところ、鮮度のいいものは1日経過したものに比べて、焼いても水分が保持されており、ジューシーさがあって美味しく感じました。こんなにも違いがあるのかと驚くほどでした。

また天然物は生臭さを感じる方もいるかもしれませんが、私は赤身のうま味を感じて、とてもとても美味しくいただくことができました。

養殖物は脂分が多いため、マグロの大トロ好きな方にはお好みのお味かと思います。

買ってすぐに食べない場合には、塩麹漬け、味噌とみりんで味噌漬け、しょうが・ヨーグルト・醤油・カレー粉漬けなどで、漬けておくと、お弁当にも、夕飯の時短おかずにも大活躍です!

本日も拝読いただきありがとうございました。梅田でした!

●ライター/梅田やすこ

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