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それ本当に言うべき?彼に「過去の恋愛」を話すときに考えたいこと

  • 2018.2.4
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元カレと別れて新しい彼氏ができた場合、「彼にどこまで過去の恋愛を話せばいいのか」悩んだりしませんか?
でも彼は意外と、過去の恋愛は聞きたくないと思っているかもしれませんよ。

『逃げ恥』から学ぶ「過去の恋」の暴露問題

2016年に大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。観ていた人もきっと多いと思いますが、みくり(新垣結衣)が契約結婚のことを、百合ちゃん(石田ゆり子)に正直に話そうと言い出すシーンがありました。


でもそれを聞いた平匡さん(星野源)は「百合さんに正直に話してしまったら、みくりさんは楽になるかもしれませんが、今度は百合さんがツラいんじゃないですか。僕たちの罪悪感は、僕たちで背負うしかないんじゃないでしょうか」とそれを止めました。


もちろん私たちが現実に契約結婚をすることはないと思いますが、この平匡さんの言葉と「元カレのことを話すか問題」はいくつか当てはまるところがあります。

「過去の恋」を話したくなる理由って?

まず元カレに過去の恋を話したくなってしまう理由って何なのでしょうか?


おそらく一番は「こんなに傷ついた経験をしてきた」ということを、彼に共有したいからでしょう。「好きな人にありのままの自分を知ってほしい」「こんな苦しい過去も受け入れてほしい」、そしてそこから本当の恋がはじまると考えている人も多いかもしれません。昔の恋を知ってもらうことは、自分を理解してもらうことにもつながりそうですしね。

「過去の恋」を彼氏に話すのはただのエゴ

でも先ほどの『逃げ恥』の事例と同様、過去の恋愛話を暴露するのって、結局は自分の肩の荷を下ろすだけ。そしてその荷物は消えるわけでもなく、ただ彼に移動するだけなんです。あなたは過去の恋を話すことで、彼とより絆が深まったと思っているかもしれないけれど、彼は思いがけない暴露にただただ困惑しているのです。それはあなたのことが好きだからこそ、余計に。


そう考えると相手を傷付ける可能性が高いのに、過去の恋愛をベラベラと話すのは自己満足といえそう。


本当は「こういう食べ物が好きなんだよね」「彼氏と遊園地に行くのが夢だったんだよね」など、些細なことからコツコツ愛情は築いていくもの。
自分のことをもっと知ってほしかったら、ふたりだけの思い出をたくさん作っていけば良いのです。


それなのに彼の気持ちは無視をして、「自分を丸ごと受け入れてほしい」「愛してほしい」とダイレクトに過去の恋をぶつけるのは、ただのエゴでしかないですよね。

おわりに

過去の恋愛について話さないのは我慢ではなく、彼に対しての思いやりや愛情です。
人間は言葉が喋れるからこそ、時に相手を傷つけてしまうこともあります。
それに好き同士だからこそ、知らなくていいこともたくさんあるはず。


たとえ「あの元カレは最悪だったんだよね」と過去の恋をグチるような内容だったとしても、彼に「実はまだ元カレのことが好きなのかな?」と誤解されてしまう恐れもあります。


いまの彼とずっと付き合い続けたいと思っているのなら、「これって本当に言っても良いのかな?」と、一度頭の中で整理することが大切でしょう。(和/ライター)


(ハウコレ編集部)

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