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「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」東京・大阪で - モネ初来日作品など名作65点

  • 2018.2.2
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「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」が、上野の東京都美術館で2018年4月14日(土)から7月8日(日)まで、大阪・国立国際美術館で2018年7月21日(土)から10月14日(日)まで開催される。

ロシアのモスクワにあるプーシキン美術館は、珠玉のフランス絵画コレクションを誇る美術館。特に、19世紀後半から20世紀初頭にかけて収集された近代絵画は、世界的に見てもハイクオリティーな名作が揃う。

今回開催される「プーシキン美術館展――旅するフランス風景画」では、クロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、ポール・ゴーガンといった画家達による、17世紀から20世紀の風景画65点が来日。神話の世界やパリ、想像上の風景に至るまで、様々な土地を舞台に描かれたフランス近代風景画を展示する。

クロード・モネ《草上の昼食》初来日

モネの《草上の昼食》が日本初公開。自然の中で人々が休憩し、食事を楽しむ風景を、柔らかな色彩と巧みな光の表現でみずみずしく描いた19世紀後半の作品だ。このような風景は18世紀のロココ美術においても好まれたテーマであり、当時の風景だけではなく、伝統的絵画も視野に入れながら制作されたことがうかがえる。その他、パリ近郊のジヴェルニーにモネがつくりあげた「水の庭」に浮かぶ睡蓮を描いた《白い睡蓮》も登場。清々しい自然を思わせる木々や水面の表現が印象的だ。

ギリシア神話や古代の背景

ギリシア神話の一場面の背景として描かれた、クロード・ロランの《エウロペの掠奪》。澄み渡る青空を背景に繰り広げられるのは、白い牡牛に姿を変えたゼウスによる王女エウロペの“連れ去り”。穏やかな風景と裏腹に、暴力的なシーンを切り取った作品だ。

古代ギリシア・ローマ時代の遺跡に残る、ポセイドン神殿を描いたのはユベール・ロベール。《水に囲まれた神殿》では、躍動的に描かれた人々や、奥行きのある推移麺の表現が、神殿の存在感を際立たせている。

パリの風景

パリにあるサン=ミシェル橋を俯瞰したアルベール・マルケの《パリのサン=ミシェル橋》は、落ち着いたトーンの色調と、対象物をデフォルメすることによって生まれる味わい深さが感じられる作品。街の風景を詩情豊かに描いている。

ルノワールの《庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰》は楽しそうに語り合う男女を描いた穏やかな絵画。タイトルのムーラン・ド・ラ・ギャレットはパリの大衆的なダンスホールだが、描かれているのは喧騒から少し離れた木陰だ。人々も自然も優しいタッチで描かれており、幸せな時の流れを感じられる作品だ。

異世界への旅

ゴーガンが原始的な暮らしを求めてタヒチへ渡った際に描いた《マタモエ、孔雀のいる風景》。穏やかに暮らす孔雀や人の様子を、ビビッドな色使いによって暖かく表現。文明と離れた、プリミティブな暮らしが見て取れる。

熱帯のジャングルを舞台にしたアンリ・ルソーの《馬を襲うジャガー》。野生動物の凄惨な場面であるにも関わらず、周りを取り囲む植物が青々と茂る様子や、澄んだ青空によって、まるで楽園のような幻想的な雰囲気が漂う作品となっている。

開催概要

プーシキン美術館展――旅するフランス風景画
■東京会場
会期:2018年4月14日(土)~7月8日(日)
場所:東京都美術館 企画展示室
住所:東京都台東区上野公園8-36
休室日:月曜日(ただし、4月30日は開室)
開室時間:9:30~17:30 ※金曜は20:00まで、入室は閉室の30分前まで
料金:一般 1,600(1,400)円、大学生・専門学校生 1,300(1,100)円、高校生800(600)円、 65歳以上 1,000(800)円
※()内は前売・20名以上の団体料金、中学生以下は無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者とその付添いの1名までは無料。
※4月18日(水)、 5月16日(水)、 6月20日(水)はシルバーデーにより、 65歳以上は無料。毎月第3土・翌日曜日は家族ふれあいの日により、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで) は一般当日料金の半額。(いずれも証明できるものの持参必須)
※都内の小学・中学・高校生ならびにこれらに準ずる者とその引率の教員が学校教育活動として観覧するときは無料(事前申請が必要)。
問い合わせ先TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

■大阪会場
会期:2018年7月21日(土)~10月14日(日)
場所:国立国際美術館
住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
開室時間:10:00~17:00 ※金曜・土曜は21:00まで、入室は閉室の30分前まで
料金:一般 1,500(1,300)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生600(500)円
※()内は前売および20名以上の団体料金。
※中学生以下無料(要証明)。
※心身に障害がある者とその付添いの1名までは無料(要証明)。
※前売販売期間は5月21日(月)~7月20日(金)。
※チケット購入時に手数料がかかる場合あり。
※国立国際美術館では前売券の取扱いなし。
問い合わせ先TEL:国立国際美術館 06-6447-4680(代表)

・期間限定 早割ペア券 2枚で2,000円
販売期間:4月21日(土)~5月20日(日)
販売場所:展覧会公式サイト、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス、CNプレイガイド
・500セット限定 モネ《草上の昼食》パスケースセット前売券 1,600円
販売期間:5月21日(月)~7月20日(金) ※なくなり次第終了
販売場所:ローソンチケット
※パスケースは展覧会会期中、大阪会場特設ショップでの引き換え。会場内特設ショップでの販売はなし。
・風景画の旅 特別セット前売券 3,800円
販売期間:5月21日(月)~7月20日(金)
販売場所:ローソンチケット