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「保育園落ちた…ガーン!」愚痴をつぶやく前にすべき「次の一手」は?

  • 2018.2.1
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自治体によって“その日”は異なりますが、1月末から徐々に、4月から保育園に入所ができるかどうかの決定通知書が送られてきています。無事、入所が決定すれば一安心ですが、不承諾通知が届いてしまうと、目の前が真っ暗になりますよね。

でも、肩を落として「日本死ね」なんてつぶやいている時間はありません。「ガーン! 保育園落ちた…」となった時、すぐにでも行動しておきたい、次の一手をまとめました。

■今からでも遅くない! 保育先を見つけるために「すぐにできる3つのこと」

4月入所の保育園に落ちた場合には、自治体にもよりますが、そのまま二次選考に進めてもらえたり、5月以降の空きを待つ待機児童となったりと、ケースはさまざま。そのまま待っていても仕方がないので「落ちた…どうしよう」と途方にくれるのではなく、まずはすぐにできる次の一手を打つようにしましょう。

「次の一手」その1:認可外保育所を探す
4月入所に落ちた、といってもそれはまだ認可保育所での話です。保育料が高額になりますが、通える範囲の認可外保育所を探しましょう。すでに目星をつけている認可外保育所があるなら、入所希望の連絡をして面接日や見学日を決めてしまうのがおすすめです。

「次の一手」その2:一時保育を探す
自治体が設けている一時保育施設のほかに、認可外保育所でも一時保育枠を設けているところがあります。月に通える上限が設けられているケースもあるので、できるだけ2つ以上の一時保育施設を押さえておくと安心です。

一時保育は、事前に登録した曜日・時間に通う方法と毎月予約日に電話をして予約する方法の2通りがあります。どちらの予約方法かによっても預けやすさは変わります。働き方に合わせてどこに預けるかを考えるようにしましょう。

「次の一手」その3:育休の延長を打診する
会社によっては育休が3年間取得できることがあります。事情を説明して、育休を延長できないか勤務先に相談してみましょう。どこもいっぱいで4月に復帰できない可能性があるうちは、認可外保育所や一時保育など預け先探しを進めながらも、会社にも早めに相談しておくと安心です。

■挑戦する価値アリ? 在宅勤務・子連れ出社で「働き方改革」

©tatsushi-stock.adobe.com

今は、政府も働き方改革に向けて動いているため、さまざまな施策が行われていくであろうことが期待されます。それにともない、企業側も時短勤務や一部在宅勤務などで、働くママをサポートするルールを取り入れているところも増えています。

そこで、勇気を出して勤務先に在宅勤務や子連れ出社ができないか聞いてみるのも一手です。飲食業・サービス業などでは難しいかもしれませんが、事務作業の多い仕事であれば、在宅勤務が可能なケースもあります。

子どものいる環境ではなかなか思った通りに仕事を進めるのは難しいため、在宅勤務も子連れ出社も賛否両論あります。実際、私もフリーランスで在宅仕事が多いのですが、子どもがいるとなかなか仕事ははかどりません。

でも、どうしても仕事に戻りたいのに子どもの預け先がない、という場合には、「預け先が見つかるまで」などの条件付きでも相談してみる価値はあるのではないでしょうか。女性社員が少ない会社や、産休・育休を取った社員がこれまでいなかったケースなどでは提案することも難しいかもしれませんが、ダメ元で「私が第1号になって頑張ります!」と声をあげてみましょう。

■自治体も鬼ではない! 保育園以外の保育サービス利用を検討

保育園で預かれる子どもの数は限界があるので、どうしても保活激戦地では“落ちる”人が出てきてしまいます。でも、自治体も鬼ではありません。できる範囲は限られますが、保育園以外にも、さまざまな保育手段を用意している自治体もあります。

ファミリーサポートや家庭福祉員(いわゆる保育ママ)など、さまざまな形態で子どもを預けられる制度・サービスを自治体では用意しています。待機児童として保育園の空きを待ちながら、それでもなんとか預け先を確保しなければならないという時には、自治体にも相談してみてくださいね。

この記事を書いている今、私も三男の4月入所の連絡待ちをしています。「保育園落ちた…」となったら、すぐに動こうという覚悟を持ちながら、入所承諾をドキドキしながら待っている状態です。

もしも「保育園落ちた…」となっても、あきらめないで。“次の一手”で預け先が確保できることをお祈りしております。


(土屋 菜々)

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