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DIORが魅せたシュールレアリスム。ショー後は仮面舞踏会に。

  • 2018.1.24
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マリア・グラッツィア・キウリによるクチュールも3シーズン目に突入。「シュールレアリスム」をテーマに、大胆さと妖艶さを秘めたドレスなどを披露した。ステファン・ジョーンズが手がけたアイマスクも必見!

2018春夏オートクチュールコレクションがパリでスタート。クチュール3シーズン目を迎えたマリア・グラッツィア・キウリはこれまでの柔らかくファンタジーな雰囲気から一転、繊細さに大胆さを兼ね備えた魅惑のコレクションを披露した。

着目したのはシュールレアリスム。特にクリスチャン・ディオールを魅了し、彼がクチュリエになる前に展覧会を開いたレオノール・フィニからインスピレーションを得た。ブラック&ホワイトを基調に、思わずため息がつくほど美しいドレスやスーツの数々。そこにステファン・ジョーンズのデリケートなアイマスクは女性の魅力を引き立てると同時にミステリアスさも漂う。チェックボードや鳥かごのような建築的なデザイン、目のモチーフやハンドペインティングなど、随所にシュールレアリスムのシンボルを見つけることができる。細かなディテールの刺繍やフェザーをあしらったドレスなど、夢の世界へとゲストを誘っているようだ。

そして、注目はドレスだけではない。バージャケットスーツやタキシードといったパンツルックからはフェミニストであるマリアと紳士服のファブリックを使用したクリスチャン・ディオールが重なる。フェティッシュな足もとのネットストッキングや、クジャクの羽の壮麗なドレスなど、エレガントさやスピリチュアルな要素も忘れない。

ショー開催後の夜には仮面舞踏会も開かれ、ウィロー・スミスがサプライズパフォーマンスを披露。エミリー・ブラントやキアラ・フェラーニをはじめ、会場を訪れたゲストは夢と幻想、そして現実を行き来するような独特な世界に浸った。

参照元:VOGUE JAPAN

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