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恋愛心理学で男性とのコミュニケーションを克服する5つのコツ

  • 2018.1.21
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世の中、コミュニケーションが上手い人ばかりじゃないですよね。男性との会話が苦手という人もいるでしょうし、緊張してスムーズに話せない人も多いはず。
コミュニケーションを克服するとき、ほとんどの人は「うまく話したい」と思うようですが、心理学の観点でみると実は話すことよりも聞くことのほうが重要なのです。
恋愛心理学の観点からみても、喋りが上手い女性よりも「話を聞く」人のほうが好印象を与えやすくなります。それは、「話が合う」という印象を相手に与えることができるからです。

恋愛に役立つ積極的傾聴

さて、聞くことのほうが重要と伝えましたが、もっと深く掘り下げて言うと「積極的傾聴」を心がければ男性とのコミュニケーションも楽になります。
まず、積極的傾聴とは心理カウンセラーが使うコミュニケーションスキルの一つで、「積極的に相手の話に耳を傾ける」という方法です。
ここで勘違いしてはいけないのが「積極的に相手の話に耳を傾ける」といっても、「もっと話してほしいと要求する(聞き出す)ことではない」ということ。
積極的傾聴のポイントは、共感または同調しているサインを示し、相手が話しやすい状況をつくってあげることです。
つまり、「話が合う」と思わせることが積極的傾聴の効果です。そのために必要なステップは5つだけなので、感覚さえつかめれば格段にコミュニケーションが上達します。
 
<相手のほうに体を向ける>
基本中の基本ですが、意外と疎かにしている人がほとんど。向かいあったとき、おでことおでこが“見えない線”でつながっているイメージをもちましょう。
 
<リアクションで共感を示す>
まずは、うなずく。「うんうん、なるほど」「そうだよね、わかる」と言葉を投げかけて興味をもっていると相手に思わせること。
そして、「へー、そうなんだ」「えっ、そうなの?」「すごいね!」などの感嘆詞を交えながらリアクションすることで共感が生まれます。
 
<同調効果で話しやすい印象を与える>
同調効果の代表的なテクニックがミラーリング。相手の言葉をそのまま往復するだけで、「ちゃんと話を聞いてくれている」「この人とは話が合う」といった安心感や心地よさを与えられます。
たとえば、「セブンイレブンのドーナツ美味しいよね」で正解となるミラーリングは、
OKパターン「美味しいよね!よく私も買うよ」など。

NGパターン「ほかのコンビニよりもクオリティが高くて値段も安いよね」など。
ミラーリングは、基本そのまま返すのが鉄則。NGパターンをみてもわかるように、何か情報を付け加えて返答すると意見の食い違いをまねくこともあるので好ましくありません。
 
<8:2のバランスを心がける>
傾聴とは耳を傾けて聴くことですから、メインは相手の話題についていくこと。相手の話が8割で、自分の話は2割くらいが理想的なバランス。
「なんか俺ばっかり話してごめんね」と相手が感じるくらいが丁度いいのです。2割の部分では、自分のエピソードを軽く話しながら相手が好きそうな話題で共感ポイントをくすぐると効果的。
 
<ネガティブな印象を与えない>
積極的傾聴において絶対にやってはいけないのがネガティブな印象を与える言動。相手が話している途中で否定したり意見したりするのはNGです。
あと、消極的な言葉もダメ。「どうせ私なんか」や「私と話していても楽しくないですよね?」などポジティブさを打ち消すような言葉は避けましょう。他人の悪口や陰口などもNG。
また、相手に求められない限りアドバイスしないこと。「私はこう思います」とか「こうしたほうがよさそう」と求められていないのに意見して、会話を中断させるのはタブーですね。
 

積極的傾聴は恋愛にも役立つ

傾聴は、相手の話すことに注意深く耳を傾けて聴くこと。Listen(聞く)ではなく、Active Listening(聴く)が前提となります。
傾聴によって相手が話しやすい環境をつくり、相手の話す内容に興味や関心を示しながら理解しようとする気持ちで耳を傾けなければなりません。
積極的傾聴が身に付けば、恋愛でも仕事でもコミュニケーションが楽になります。気になる男性がいるときも「話しかける」とか「アプローチする」というスタンスではなく、「話を聴きにいく」という気持ちで接してみてはいかがでしょうか。
積極的傾聴によって「話があう」「話しやすい」といった印象を与えることができれば、自然と距離も縮まるはず。ぜひ参考にして役立ててください。
(愛カツ編集部)

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