告白に曖昧な返事をする男の本音って？

好きな男性に告白しても「ありがとう」と言われるだけで、なんの進展もないとなれば、女子として、今後どうすればいいのか悩むと思います。

彼にほかに彼女がいないとわかっていても、「彼って恋愛に興味がないのかなあ」とか、「恋愛には興味がありそうだけど、わたしに興味がないのかなあ」と悩むでしょう。

■恋愛に興味のない男性なんていない

女子から見て、恋愛にまったく興味がなさそうに見える男性って、いると思います。

たとえば大学時代、マジメな顔をして哲学を教えていたあの先生……とか、会社の暗そうな顔をしている上司とか……。

そういう男性だって、恋愛に興味はあります。これは断言します。ごくごく一部の例外を除いて、男性はほぼ全員、恋愛に興味があります。

超マジメそうなある大学教授は、超マジメそうな顔で教壇に立って授業をしながら、「後ろの席の子、かわいいなぁ。卒業したらつきあいたいな」と思ったりするそうですよｗ

暗そうな顔をしている上司……じつはひそかにキャバクラやスナックに通っています……こういう例は、キャバクラやスナックで取材をしていたら、いくらでも見ることができます（飽きるほど見てきたので、今年から取材先を変えることにしました）。

■男は3つのポケットを持っています

では、あなたの告白にあいまいな返事しかしない男性のホンネとは？

あなたとはつきあいたくない、ということです。これはあなたのことが嫌いということでは決してありません。

すごくいいふうに言うなら「あなたのことは好きだけど、つきあう相手ではない」と思っているということです。
女子はどうなのか知りませんが、男は3つのポケットを持っています。

1つは本命の彼女という名前のポケット。そこに女子がハマったら、彼はおおいに口説きにかかります。

2つ目は、「一緒にいるぶんには楽しいし気持ちいいけど、それ以上は入っていきたくないし、入ってきてほしくない」というポケット。いわゆる友達みたいな感じです。

3つ目は、まったく興味がないというポケット。女子だってそうですよね？ 「この男子のことなんか、わたし、まったく興味がないから、絶対に口説いてきてほしくない」というような感じ。
2つ目のポケットにハマると、長く彼と楽しめます。だから、もう彼女の座に座ることを諦めて、「彼にとっての女友達」になるといいです。

このポケットに入ると、バレンタインとかに彼にチョコを渡して、なんなら「いつも好きです」と手書きの手紙を添えてもOK。

彼はあなたのことを「おれに好意を寄せてくれている、奇特な女性だ。ありがたい。おれは彼女のことを彼女にはできないけど、彼女にはよくしてあげないと」と思うから。
絶対に彼女の座に座らないと気が済まないと思う人もいるでしょう。でも、「座らないほうがお得」なことも、世の中にはかなりたくさんあります。

彼女の座に座ってしまえば、そこから降りないといけない日が来ないとも限りませんよね。

でも2つ目のポケットには、降りるもなにもないわけです。友達だから。
あなたがこういう関係がイヤだとしても、長く彼の第二ポケットにいると、おいしいことが待っていたりします。

たとえば長年、彼の第二ポケットに入っていた知恵のある女性は、彼に「もうそろそろいいでしょ？」と言うそうです。そのとき男が「うん」と首を縦に振ってしまうから、不倫問題が勃発するのです。（ひとみしょう／文筆家）
（愛カツ編集部）