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世の中には、読んでもいい恋愛コラムと読んではいけない恋愛コラムがある

  • 2018.1.18
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こんにちは、あなたの恋愛をアップデートするコラムニスト、川口美樹です。
自分でコラムニストと名乗っていて何ですが、恋愛コラムニストって誰にでも名乗れる肩書きなんですよね。
恋愛に関しては、100人いたら100通りの恋愛があるので、自信満々に「こうですよ!」と書かれてしまうと、「そうか、そんなこともあるか」と思ってしまうものです。
しかも情報発信をするにあたって、、医学情報などのように科学的な根拠を引用する必要性がそこまで高くありません。恋愛自体が、あくまで気持ちの問題ですからね。
それゆえ本当に「玉石混交」で、我々コラムニストからしても「そうそう、本当にそう思う」と感じるものと、「それは流石にないやろ。お前本当に勉強したんか?」と首を傾げたくなるものもあるのです。
そこで今回はハウコレの読者の皆さんに、読む価値のあるコラムと読んでもそこまで価値のないコラムの見分け方をお伝えしたいと思います。
間接的に自分のコラムは読む価値があると自慢することになりますが、それは本心からそう思っているのでご容赦くださいね(テヘペロ)。では参りましょう!

■体験は最大の教科書である

言ってることはもっともらしいけれど、何だか上っ面な感じがする文章にかけているもの。それが本人の「体験」です。
イギリスのことわざに「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」という言葉がありますが、なんとなく自分が調べて得た知識を貼り合わせたようなコラムは、「私が体験したこと」に基づいて書かれたコラムには絶対に勝てないのです。
「その人が体験したこと」には、色々なエッセンスが含まれています。それが逆境を乗り越えた話ならなおさらですよね。非常に読む価値のあるコラムだと思います。

■内容にある程度の学術的な裏付けがある

恋愛と心理学は相性がいいのか、恋愛コラムの中にも「心理」という言葉がたくさん出てきます。
しかし心理学をきちんと勉強した人ではない人が、この心理学の知識を使ってコラムを書くと嘘八百が並び立てられます。
よくある具体例をあげましょうか。皆さんは「メラビアンの法則」というものを知っていますか?
”人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった”(Wikipediaより)
ことから、「人は見た目が何より大事だ」とか「話の内容よりも、伝え方の方が大事だ」と結論づけるために用いられる心理学の法則です。
一度ぐらい目にしたことがある人もいるでしょう。でもね、この解釈、実は間違ってるんですよ。
詳しい説明は省きますがメラビアンは、「嬉しい」という言葉(言語)を言いながら、声のトーンがめちゃくちゃ低くて(聴覚)、顔が真っ青(視覚)という矛盾した状況においては、言語情報よりも、聴覚情報や視覚情報が重要視されると言ったに過ぎないのです。
「え、そんなの当たり前じゃね?」と感じじゃありません?ですからこの法則を知ったからといって、あなたの恋愛にとってはプラスにはならないのです。
その文章の一番下に注釈が貼ってあって、「論文の名前およびURL」が貼られているか、あるいは「専門家の書いた本からの引用です」と書かれていたら信頼するに値する文章だと思ってよいでしょう。

■まとめ

少し小難しい内容になってしまいましたが、この情報化社会をきちんと生きていくためには、「それ本当?」って思いながら情報に触れることが大事です。
そう、今あなたが思った「じゃあこの文章も、それ本当?って思いながら読むべきね」という姿勢こそ、自分にとって本当に必要な情報を手に入れるために必要な考え方です。
もう思う存分疑ってもらって結構です。それぐらい読む価値のあるコラムを書いていると思っておりますので。(今後とも応援のほどよろしくお願いします)(川口美樹/ライター)
【恋愛アップデート計画】(ハウコレ編集部)

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