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男にはバレバレ?その駆け引きこそ恋の消滅のモト!アラサーには必要ない“恋の駆け引き”とは?

  • 2018.1.17
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女ならば恋愛において真っ向から勝負をかけないときがある。

「こうしたらもっと愛されるかも……」

「こうしたらもっと追っかけてきてくれるかも……」

振り向かせたくてあえて“恋の駆け引き”をやらかしてしまう。

自分の正直な気持ちを押し隠し本当は嬉しいのにわざと断ってみたり、じらしたりはぐらかしたり……。

しかしそんな“恋の駆け引き”こそが我が身を滅ぼしていることもあるのだ。

今回は“男にバレバレの女の浅はかな恋の駆け引き”をまとめてみた。

「私は簡単にはいかないわ」返事をもったいぶる女

・「こっちが誘ってもしぶってすぐに返事出さない女っているじゃない。わざとじらしてるんだろうけどさ、あれ意味ないよ。飲みにいくとか食事に誘ったくらいでもったいぶられるとムカつく。素直に気持ちよくオッケーの返事してくれる女性の方が絶対感じいいしモテると思う」(30代男性・物流)

・「恋愛本とか恋愛指南書を読みすぎてそれを鵜呑みにしてるのか、男の誘いを一旦断る女性。それを“恋愛テク”だと勘違いしてんだろうね……『一度断ったらさらに食いついてくる』なんて男イマドキいないでしょ」(30代男性・旅行)

・「僕は一度誘って断られた瞬間に『もういいや』って思うタイプ。女性は男に“もう一度強く誘われたい”“もっと押してきて欲しい”んだろうけどね。そんな面倒臭い女性に僕はかまってる暇などありません」(20代男性・スポーツトレーナー)

・「なんなの?約束しておいてギリギリで『やっぱり行けない……』とか言ってくるの。

その気にさせといて何それ?……肩透かし食わすことで女の格をあげたつもり?絶対二度と誘わない」(30代男性・編集)

――あなたも“男のハートをグッっと引き寄せるためのテク”なんていうウケウリで

「女の方から気のある素振りを見せてはダメ」

「誘われても簡単に応じない」

「一度は断れ」

「メールはすぐ返さない」

「自分からは電話しない」

な~んてことを信じていたことはないだろうか?

その駆け引きが通用するのは相手の男性が初めっからあなたにめちゃめちゃゾッコンな場合である。

男性からの一目惚れやよっぽどのいい女でない限り何度も断っても食らいついてくるなんてことはない。

もはや「イヤよイヤよも好きのうち」とガンガン攻めてくる肉食男子は絶滅危惧種である。

「ホントは追っかけてきてほしいの」拗ねる女

・「男女何人かでバーベキュー大会をした時のこと、彼女だけが知らない話しで盛り上がっちゃって……。彼女、面白くなかったんだろうね。なにも言わずにトイレに行っちゃってず~っと戻って来なくて……。俺が心配して迎えに来てほしかったんだと思うけどいい年して拗ねるなんて大人げないっすよ」(30代男性・公務員)

・「合コンで最初に席が隣になって意気投合した美人がいたんだけど……そのあとシャッフルして俺が他の女性と楽しそうに話してたのが気に入らなかったらしく、いきなり『もぉーー帰るッッ!』って言い出した。彼女、俺のリアクションが欲しかったんでしょうね。でもそこで俺が止めなかったから引っ込みつかなくて店を出た。きっと『え?なんで追っかけてこないの?』ってイライラしながら帰ったんだろうな(笑)」(30代男性・広告)

――女にはわざと怒ったフリをして男の気を引こうとしてしまうときもあるだろう。

でも自分の思い通りにならないからといって拗ねるのはあまりに稚拙。

恋愛初心者の若い女性がやるならば許されてもオトナの女がやるのはいただけない。

ご機嫌を損ねた女を男が慌てて走って追っかけてくるシーンなどドラマの中のお話。

現実は「あ~~勢いであんなこと言わなきゃよかった……」と後悔しながら一人で暗い夜道を帰ることになるのだ。

「わたしモテてます」他の男の存在をにおわす女

・「気になってた女性が社内にいたんだけど、飲み会で別の男性社員とベタベタしてた。しかもその男から二次会にしつこく誘われてたんだけどその彼女、俺の顔をチラッと見てからオッケーしたんだよね。完全に俺へのあてつけだよね。俺の気持ちを揺さぶるのが作戦だったのかもしれないけど逆に冷めた」(20代男性・空調設備)

・「『彼氏いるの?』って聞くと『それはどうかな~』『ウフフ、まだ秘密……』とか意味深なセリフ吐いて茶化そうとする女。“男の匂いがしない女は魅力的には見えないでしょ”っていつのハナシ?魔性の女気取ってそそってるつもり?」(30代男性・webデザイナー)

・「『実は部長にしつこくされてて困っちゃうんだよね』とか……『好きだって言われちゃって……傷つけたくないしどう返事したらいいのかな』とか相談してくる女子社員がいる。自分がどんなにモテていい女かをアピールして俺を焦らそうとしてるんだろうけどアホくさ。『で?俺にどうして欲しいの?』って感じ」(30代男性・家電メーカー)

・「飲みにいくと必ず他の男の話題を出す女がいる。『ね~知ってる●●君って面白いの~』とか『●●君がこんなことしてくれたの』とか『男友達がこんなふうに言って励ましてくれたの』とかベラベラ言ってくる。俺がどう出るか様子伺いしてるのがバレバレ」(30代男性・整備士)

――ひと昔まえならばこの“戦略”は通用したかもしれないが、現代において「他の男をチラつかせる方法」は逆効果でしかない。

男の影を匂わしたところで

「他の男になんか取られたくない!」

「じゃ、その男から奪ってやる!!」

な~んて女のために競ったり戦ってくれる男など恋愛ゲームの中でしかいない。

現実の世界では他に男いそうな“訳あり物件の女”のためにファイティングポーズをとってくれることなどない。

面倒臭いことになるのは前もって避けるのがイマドキの恋愛の法則。

他の男を引き合いに出されたら

「あっ、そ」「ならいいや……」

と戦わずしてあっさり引き下がってしまうものなのである。

【恋の駆け引きすることがイコール女の価値をあげることではない】

女の価値があがるのは“駆け引き”が成功したときのみ。

それは相手が気づかずまんまと罠にハマってくれたときのみ有効である。

しかしその“恋の駆け引き”が男に見抜かれてしまえばそれは幼稚な小細工に成り下がり、相手を夢中にさせるどころか軽蔑されることにもなりかねない。

恋の駆け引きは成功しなければただの恥さらし。

なんの策略も持たず正々堂々とぶっかっていって失敗したときなどと比べ物にならないくらい惨めな恋の敗北者となってしまうのだ。

どうか自分をさらにつりあげようとした企みで逆に自分の価値を下げないように気をつけてほしい。

男の気持ちを煽ってやろうと無理に駆け引きをしないことこそがオトナの恋愛なのである。

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子

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