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出席NG?子連れで結婚式するときに気を付けたいこと4選

  • 2018.1.15
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こんにちは!元記者ママライターの高村由佳です。

騒いではいけない冠婚葬祭などの正式な場所では、子どもたちが静かにしていてくれるか心配になりますよね。

筆者はこれまでに5回以上、乳幼児連れで結婚式に参列しました。

今回は、結婚式に子どもを連れて行くとき、どのようなことに気を付けるべきか考えてみたいと思います。

●(1)基本的に子どもはできるだけ連れて行かない

親戚の結婚式には子どもを連れていくのは仕方ありませんが、友人から結婚式の招待を受けたときは基本的には連れて行かないのがマナー。

「ぜひ子どもも連れてきて」と言われた場合のみ 、子どもと一緒に参列しましょう。

筆者の場合は、子どもが完全母乳で長時間離れることができない時期に、一緒に連れて行ったことがあります。

「子どもと長時間離れられないので、残念ながら欠席しようと思っている」と伝えたところ、「ぜひ一緒に連れて参列してほしい」と言われ、その言葉に甘えることにしました。

一緒に会場に入るのははばかられたので、用意してもらった別室にて子どもと、一緒に行った家族に待っていてもらいました。

また、夫婦で共通の友人の結婚式に家族みんなで参列したこともあります。

「家族みんなで楽しんで」と言われたので、式も披露宴も参加させてもらいました。

重要なのは、まずは遠慮する こと。

こちらから、「子どもも参列させてもらいたいのだけど」と打診するのもできるだけ控えましょう。

子どもを見てもらえる人がいなかったら、「欠席しようと思っている」と伝えて、相手の反応を見た方がいいでしょう。

結婚式は一生に一度の思い出の日で、子どもに場を壊されたくないと思っている人もいるはず。

逆の立場ならどうか、考えたうえで行動 しましょう。

仲のいい友人関係だからこそ、気を遣うことが大切です。

●(2)ご祝儀は子どもの分をプラス

子連れで参列するとなったら、ご祝儀の金額をどうするか悩んでしまいますよね。

食事を用意してもらう必要のない乳児などの場合は、ご祝儀を増やす必要はなく、大人の分だけ用意すればいいでしょう。

3歳から小学生くらいまでの子どもの場合、子ども用の食事を用意してもらいますよね。

1人につき、大人の3分の1から半額程度の金額を足して入れましょう。

一般的には5000円から10000円ほど入れることが多いようです。この場合、祝儀袋には子どもの名前も書くといいですね。

また、ご祝儀の金額を増やすのではなく、別にプレゼントを用意するという方法もあります。

筆者はこの方法を選び、当日子どもから渡させようとしたのですが、これが大失敗!

忙しい新婦の友人を捕まえることができず、何とか渡した後も邪魔になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいに……。

プレゼントは当日ではなく、前もって送るか、後日送る 方がおすすめです。

●(3)参列する前に事前確認や準備を怠らない

参列する前に事前確認や準備をしっかりしておくことが、重要です。

以下のような内容は、参列前に聞いておけると心強いですね。

・会場に授乳室や控え室があるかどうか

・ベビーカーで会場に入れるかどうか

・子ども向けの食事があるかどうか

あくまで「こうしてほしい」と希望を言うのではなく、質問するという形で確認しましょう。

「子ども連れできてもらいたい」と言ってくれた新郎新婦は、きっとできるだけゲストに快適に過ごしてもらいたいと思っている はず。

希望を聞かれたら、素直に「普段はこうしている」ということを伝えましょう。

また、できるだけ出入り口に近い場所に席を用意してもらうのも良案ですね。

参列する際に、必ず持って行きたいのは子どものご機嫌が良くなるグッズ。

筆者は、子どもと参列するときに、いろいろなグッズを持っていきました。

・歯固め

・布の絵本

・シール付き絵本

・小さなパズル

・車のおもちゃ

これらのグッズは当日に子どもが目新しく感じてもらえるよう、それまで隠しておきました。

これらのおもちゃは、音が出ないものを選びましょう。

●(4)結婚式当日は周囲への気配りを忘れずに

結婚式は新郎新婦やその家族にとっては、一生に一度の大切な日です。

特に友人の結婚式の場合は、迷惑にならないよう、少しでも叫んだりぐずったりしたら席を離れましょう。

静かにしなければならない結婚式は特に注意が必要。

筆者は結婚式の参列を控え、披露宴から参列するなどの工夫 をしました。

自分が参列したい気持ちよりも、周囲がどう思っているかどうかを一番に重視して行動しましょう。

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結婚式は、自分が楽しむことよりも祝福する気持ちが一番重要ですよね。

結婚式で、子どもたちの存在は心を和ますものにもなり得ます。

自分の結婚式でされたらどうかという気持ちを忘れることなく、子連れ結婚式を楽しんでみましょう。

【参考文献】
・『結婚式お呼ばれマニュアル』ひぐちまり・編
・『ネット検索ではわからない正解をズバリ回答! 冠婚葬祭・おつきあいのQ&A』杉本祐子・著
・『冠婚葬祭はじめてのマナー』主婦の友社・編

●ライター/高村由佳
●モデル/藤本順子

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