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お花と輪ゴムだけ!すぐできるドライフラワーの作り方&お手入れ方法

  • 2018.1.13
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見ているだけで癒されるお花。できるだけ長く楽しみたいけれど、生花はいつかは枯れるもの…。そこで今回は、生花より長持ちで独特の質感と色合いが美しいドライフラワーの作り方とお手入れ方法をご紹介します。こまめな水やりが不要なので、お花に興味はあるけど、毎日のお手入れに自信がないなんて方にもおすすめです。

ドライフラワーとは?スワッグとは何が違う?

ドライフラワーとは、乾燥させることで、生花よりも長く楽しむことができるお花のこと。生花とは一味違う質感と色合いを楽しむことができ、水やりなどのお手入れを必要としないため、インテリアに取り入れやすいのが特徴です。ちなみに、最近よく聞く『スワッグ』とは“壁飾り”という名前の意味通り、壁にかけたものを指します。実はリースなどもスワッグのうちに入るんですよ。

ドライフラワーに向いているお花と向かないお花

基本的にはどんなお花もドライフラワーにはできますが、実はドライするのに向いているお花と向かないお花があります。ドライフラワーに向いているお花は、チューリップやアネモネ、ラナンキュラスなど。比較的色が残りやすく、きれいな状態でドライに仕上がるそう。その他にも、秋色アジサイやスターチス、バラ、ライスフラワー、センニチコウ、ユーカリなどもおすすめです。
お花以外だと、サンキライといった長いツル系のものも、リース型に丸めておくと自然にドライになってくれてお手軽ですよ。逆にドライフラワーに向かないお花は、水分の多いガーベラやダリア、キク科の花や白い花など。ドライにしても長持ちせず、退色しやすいんです。

ドライフラワーを作ってみましょう

<ドライフラワーを作るための材料>

・お花・・・2~3本
・輪ゴム(※乾くと茎が細くなるので、束ねる時は紐ではなく輪ゴムを使用すること)

<作り方>

1) お花を2~3本用意し、茎の部分を輪ゴムで束ねます。
2) 花は花首が重いので逆さにし、直射日光を避け、風通しの良い場所に吊るします。
3) 1~2週間で、花の水分が抜け、カリカリの状態になったら完成です。
生花をドライフラワーにするには、花が咲ききる前の、一番きれいな状態のものを使用しましょう。また、たくさんの量を一気に束ねると乾燥し辛くなるので、2~3本を目安に束ねると、乾燥にムラがなくきれいに仕上がります。冬であれば、北風が吹いているので、日の当たらないベランダなどに出しておくと乾燥しやすいですよ。また、時間がないときは電子レンジで水分を飛ばすのもおすすめです。電子レンジを使用する際は、耐熱皿の上に花を置き、ラップをかけずに600wの電子レンジで30秒~1分、様子を見ながら温めて下さい。

ドライフラワーのお手入れ方法

ドライフラワーは生花のようにこまめなお手入は不要ですが、飾っておくと埃をかぶってしまいます。カビや虫がたかる原因にもなりますので、ドライヤーを軽く当てるなどして埃をはらうようにしましょう。また、飾る場所も、高温多湿、直射日光が当たる場所を避けるようにするのがポイントです。
ドライフラワーは生花よりも長持ちし、日を追うごとに色が変化してきます。どんどん色が褪せてくる変化を楽しむのも、ドライフラワーの魅力の一つですよ。
アンティークや北欧家具などにも合う、落ち着いた雰囲気のドライフラワー。リースにしたり、いくつかまとめて花束にしたり、一本ずつ一輪挿しの花器に入れてみたりと楽しみ方は無限大。あなたのお部屋を彩る、ドライフラワーのある暮らしを始めてみてはいかがでしょうか?
writer / Bloomee LIFE 江川 photo / Bloomee LIFE

取材協力

Bloomee LIFE(ブルーミー ライフ)
https://bloomeelife.com/

marmelo FLOWER(取材協力)
https://www.marmelo-flower.com/

宙花sorahana(そらはな)(取材協力)
https://sora-hana.shopinfo.jp/

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