藤木直人&松雪泰子『リメンバー・ミー』吹替版声優に 藤木「責任感とプレッシャーがありました」

3月16日公開のピクサー最新作『リメンバー・ミー』の日本語吹替版キャストが発表された。

本作は、カラフルな“死者の国”に迷い込んだミュージシャンを夢見る少年ミゲルと、彼が出会ったガイコツのヘクターとの冒険の模様を描いたファンタジー・アドベンチャー。11月に全米で公開された本作は、1月8日に発表された第75回ゴールデングローブ賞で作品賞(アニメーション部門)を受賞し、既に30以上の映画賞を受賞している。また、『アナと雪の女王/家族の思い出』が併映作品として同時上映される。

今回のキャスト発表では、主人公ミゲルが“死者の国”で出会うガイコツのヘクター役に俳優の藤木直人、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダ役に女優の松雪泰子が決定した。

藤木が演じるヘクターは、ミゲルが迷い込んだ“死者の国”で出会い、ともに冒険することになる重要なキャラクター。日の出までに元の世界へ帰らないと“永遠に家族に忘れられてしまう”という最大のピンチに立たされたミゲルに手を差し伸べる役どころだ。

藤木を起用した理由をディズニー担当者は「ヘクターは陽気だけど心に傷を抱えていて、何より家族をとても大切に想い、会いたいと願っています。藤木さんは映画やドラマ、音楽活動など幅広く活躍しており、ヘクターの陽気さと孤独を併せ持つ難しい演技、家族を想う優しさの表現と、歌唱もお任せできると思いました」と語っている。

また、松雪が演じるミゲルのご先祖ガイコツ・イメルダも、物語のカギを握る重要なキャラクター。音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から、イメルダは、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すとミゲルに提案をする。

ディズニー担当者は「イメルダは家族を愛していて、芯の強さを持った女性。情熱的な歌唱シーンもあります。松雪さんは映画、ドラマ、またミュージカルを含む舞台経験も豊富なことから、イメルダの強さ、厳しさの中にある家族への愛情を表現していただくことができる、また歌もお任せできると思いオファーしました」と起用理由を述べた。

さらにミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには劇団☆新感線出身の俳優・橋本さとしが決定。デラクルスは生前に名曲「リメンバー・ミー」を遺した伝説の国民的ミュージシャン。ミゲルは「リメンバー・ミー」の曲が大好きで、いつも屋根裏部屋でこっそりデラクルスの映像を見てギターの練習をしている。

主人公ミゲル役には、テレビ番組「『sing! sing! sing!』世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦」のジュニア部門でグランプリを獲得した、13歳の石橋陽彩が既に発表されている。

■藤木直人(へクター役)コメント
・ディズニー/ピクサー最新作の声優に決まったときの心境
藤木:オーディションがあると聞いてチャレンジしました。実際やってみたら、動いているものに対して声を当てるという作業は初めての経験でしたのですごく難しくて…。ディズニー/ピクサー作品で吹替えをやってみたいという想いがあったので、とても嬉しい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました。

・本作の感想
感動的な素晴らしいストーリーでした。マネージャーと男二人で見ていたので何とか泣かなかったですが、一人で見ていたら泣いていたと思いますね(笑)。色々な年代の人が楽しめて、心に染み入る話なんじゃないかな。子供が見ても楽しんでもらえると思いますし、それぞれの世代で感じる部分があって、いろんな見方ができる作品だと思いました。人生についてや、生と死についてが描かれているので、どんな年代の方も考える部分、感じる部分があると思います。

・本作を観に映画館に行くとしたら誰と一緒に行きたいか
子供と一緒に観たいですね。作品に父親が出るのは、きっと楽しんでくれると思いますし。今回は家族をテーマにした話で、劇中では祭壇に家族の写真を飾ったりしていたので、アフレコの時には子供たちの写真を台本に貼ってやってました。

・家族とつながっていると感じたエピソードや出来事
岸谷五朗さんにお子さんが生まれた時、それまでは180度しか見えていなかったものが、360度別の視点を持つことが出来たとお話をされていて、僕はその時点で子供がいなかったので、そんなものなのかなと思っていました。ですが、自分の子供が生まれたら、親はこういう風に思っていたのかな、愛を注いでくれていたのかな、ということがすごく分かってきました。やはり子供には無償の愛を注ぐけど、子供はそんな事は気付かずに大きくなっていきますが、家族というのはこうやってどんどんつながっていく。自分の子供たちもいつか親になるかもしれないし、そのときに僕の気持ちを分かってくれるかもしれないし、そうやって受け継がれていくものなのだと思いましたね。

■松雪泰子(イメルダ役)コメント
・ディズニー/ピクサー最新作の声優に決まったときの心境
お話をいただいて、すごく嬉しかったです。今回は歌があるということでしたので、すごく嬉しかったと同時に緊張もしました。頑張らなきゃなと思いました。

・本作の感想
なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。例えるなら子供のころにおもちゃ箱を開けてキラキラした宝石がたくさん詰まっているものを見て嬉しかった感覚と同じような、カラフルな色彩が全編を通して続くのも観ていてワクワクしました。

・本作を観に映画館に行くとしたら誰と一緒に行きたいか
家族全員で行きたいと思います。両親と自分の息子、甥っ子も小学生なので、みんなで行けたら楽しいだろうなと思います。

・家族とつながっていると感じたエピソードや出来事
家族とは、いつもつながっている感覚があります。一番の味方でいてくれる存在です。親の世代、そのまた親の世代がどんな思いで子供たちを育ててきたのかということを、自分が子育てをするとより強く感じたりすることがあります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって、今自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります。

(リアルサウンド編集部)

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