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トマト鍋の残りがフレンチに変身。「エビの濃厚ビスク」のレシピ

  • 2018.1.10
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パンにつけて味わいたい濃厚ビスク

寒い季節に食べたくなる人気メニュー・お鍋。その中でも、子どもから大人まで楽しめるとして人気なのがトマト鍋です。

トマト鍋の残りのスープを使って、普段よりワンランク上のフレンチメニュー「ビスク」にリメイクできます。エビの旨味が凝縮されたクリーミーなスープで、トマト鍋のスープを使うからこそ出てくる味の深みは、まるでレストランの味です。

海老の殻を炒めて煮込む

はじめに、ビスクの味の決め手となるエビを使って調理をしていきます。ここで使うエビは、新しいものを購入してもよいですが、他の料理で余った殻を使って調理しても構いません。殻の分量は5~6匹分がおすすめです。

まずは、フライパンにエビの殻を入れて乾煎りしましょう。しっかり乾煎りしたあとは、エビの殻が被るくらいの水を入れて10分煮込みます。煮込んだあとは、ボールなどの調理器具を使って濾します。エビの風味が香ばしい出汁の完成です。

野菜を炒めてスープのベースを作る

次に、スープのベースを作ります。鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを炒めましょう。にんにくが焦げてしまう前に、みじん切りした玉ねぎと角切りのトマトを投入し、しんなりしてくるまで引き続き炒めます。

具材に火が通ったら、トマト鍋の残りのスープの登場です。鍋にスープとコンソメを入れて10分間煮込みましょう。焦げつかないように弱火で煮込むのがポイントです。

スープの味を整えてパンを添えたら完成

トマトのスープを煮込んだら、はじめに作ったエビのダシを合わせます。2つのスープを合わせたら、フードプロセッサーにかけてなめらかにします。

できあがったスープを鍋に入れ、カップ1/2の生クリーム、エビを加えて温めます。器に盛りつけたら、アクセントにイタリアンパセリを真ん中に飾るとおしゃれな雰囲気に。そのままいただいてもおいしいですが、フランスパンなどにつけて一緒に味わうのもおすすめです。

冬はクリスマスや忘年会、お正月などイベントも盛りだくさん。ちょっとしたイベントに、日ごろなかなか味わうことがないビスクがテーブルに用意されていると、家族もゲストも驚くこと間違いなしです。鍋の季節には、もう一品おしゃれな料理を作って、食卓を華やかにしてみてはいかがでしょうか?

監修:Niki・B・Shun

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