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大人女子なら知っておきたい!今、人気の仮想硬貨「ビットコイン」とは

  • 2017.12.30
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最近よく聞く「ビットコイン」。いったいどんなものなのか、ご存知でしょうか。
「仮想通貨だよね」「インターネットで使うお金でしょ?」というくらいの知識は持っている人が多いようですが、その実態はどういったものなのでしょう。
そこで今回は、話題のビットコインについてご紹介していきましょう。

ビットコインとは

ビットコインは一言でいうと「電子決済システム」のひとつです。
2009年に日本人の中本哲史氏によって仕組みが作られたと言われています。
インターネット上の仮想通貨というと「電子マネーと何が違うの?」と考える人もいるかもしれませんが、ビットコインと電子マネーにはその特徴や性質に大きな違いがあります。

電子マネーには発行元や管理者がありますが、ビットコインにはそれがありません。
また電子マネーは現金の対価としてあるものですが、ビットコインはネットワーク内でゼロから生み出されたものです。

さらに紙幣や硬貨は、中央銀行が印刷をすれば増やしていくことができますが、ビットコインは2100万ビットコインという最大発行量が決められているため、無尽蔵には増やせないという特徴もあります。

こういったことからも、ビットコインはこれまでの通貨の概念とは全く違うものと言えるでしょう。

ビットコインを使って何ができるの?

このビットコインを利用すればネット上で銀行などを仲介する事なく、お金をやり取りする事が可能です。

従来の電子決済システムではカード会社や銀行など第三者がいなければ、ネット上で安全なお金の取引をすることができませんでした。

しかし、ビットコインは銀行等の第三者がなくてもネット上で安全にお金の取引ができるシステムで、その性質から「仮想通貨」「暗号通貨」「デジタル通貨」などという呼び方もされています。

通常、法定通貨を使って海外送金をする場合、手続きも多く、1週間から10日を要すなど時間もかかりますし、なおかつ高い手数料を取られてしまいますよね。

でもビットコインを使えば、国境関係なく、インターネット上で世界中のどの国とも取引ができます。
国交のない国や発展途上の国々とも早く、安く、そしてカンタンにできるのが大きな特徴です。

どうしてこんなに便利で、こんなにローコストなのでしょうか。
それはビットコイン自体に発行主体、つまり管理する団体がないため、人的なコストがかからないからです。

ビットコインは分散型通貨

ビットコインの最大の特徴は発行主体がいない分散型通貨であるということでしょう。

通常、発行主体である国の体制が不安定な場合や、その国の通貨に対する信用性が低い場合など、その国の通貨の価値がいつなくなるか分からないという危険性がありますよね。
また法定通貨を銀行などに預けている場合、銀行などが破綻すると資産が減るリスクもあります。
ただ、このビットコインの場合は、個人で保管している限りは、こういったリスクがない上に、そのまま簡単にローコストで世界中に簡単に送金ができるため、投資家からも注目されている通貨なのです。

一方で、発行主体がないということは、その価値を担保してくれるものが存在しないということであり、そこは完全なる自己責任になるというリスクもはらんでいることをお忘れなく。

ビットコインのメリットとは

法定通貨は、為替変動リスクはあるものの、日本ではあまり極端な物価変動がないこともあり、日本円の価格変動はそれほど大きくはありません。

一方、ビットコインは、法定通貨に比べて大変価格変動を起こしやすいという特徴があります。
需要があれば、それだけ価値が高まります。(もちろんその逆になるというリスクもありますが)
少ない元手で、多くのリターンを得る可能性があるというのがビットコインのメリットです。

法定通貨が交換手段や価値尺度、価値貯蔵という要件を持っているのに対し、ビットコインは価格変動が大きく価値貯蔵という要素を持ち合わせないため、「通貨」であって、「通貨」でないという性質があります。

ビットコインのデメリットは

インターネットショッピングなどでの決済でクレジットカードを使う人も多いですよね。
クレジットカードの場合、悪用されたとしても盗難保険などが適応されてカバーしてもらえるケースがほとんどではないでしょうか。

しかし、ビットコインにはこういった保険や補償が何もないので、すべてにおいて自己責任になるということが最大のデメリットと言えるでしょう。

セキュリティがしっかりしていないような信頼性の薄い取引所でビットコインを取引きしない、二段階認証などで不正アクセスを防ぐ…等々の対策が必要不可欠となってきます。

このように、インターネット上にはさまざまな脅威があるため、ビットコイン保有者が自分自身できちんとしたセキュリティ対策をしておくことが大切です。

また、ビットコインはPCやスマートフォンなどインターネット環境がないと決済ができなません。
ネット環境がないところではまったく使えないため、そういった環境下ではビットコインは貨幣価値がなくなってしまいます。
取引先もビットコインの取引ができるアカウントを持っていない場合は、送金等の取引はできません。

こういったデメリットをしっかり理解したうえで、活用するようにしましょう。

ビットコインのルールとは

ビットコインでは、そこに参加する人が悪事を働かないようにするためのルールがあります。
ひとつは、ユーザーと呼ばれるお金をやり取りする人たちの取引記録を公開し、世界中誰でも見られるようにすることです。
つまり、ユーザーのお金の取引を参加者(システムを処理していく人)が不正に操作した場合は、その操作やお金の動きなどがすぐに確認されてしまうため、不正を働く人がいなくなるということです。

もうひとつのルールは、善良な参加者(システムを処理していく人)には報酬がでるということです。
情報を世界中に公開することで不正を監視することはできますが、罰則がないため、参加者が不正行為する可能性がないとは言えません。
そのため、「正しい処理をした参加者には報酬を与える」というルールを定めることで不正行為を防止しているのです。

このルールの存在により、ビットコインはこれまで正常な稼動が続いているそうです。

このように、取引記録が世界中に公開されてしまうビットコインの取引では「誰が誰にお金を渡した」という情報が誰からも見られてしまうリスクがあるため、
ビットコインで取引をする場合は、必ず「暗号化された識別情報」を取得し、それを用いてやりとりを進めていきます。

ビットコインの増やし方

ビットコインを保有して資産を増やしたいと思う場合、ビットコインの価格変動で増やしていく方法が一番分かりやすく初心者向きと言えるでしょう。

仮想通貨市場は日々大きな値動きをしています。
数週間で何倍にもなることもありますし、場合によっては何百倍にも価値が膨れ上がることもあります。

最新の情報をまめにチェックして、タイミングよく今後伸びそうな仮想通貨に投資して資産を増やし、それをビットコインに交換することで増やしていくことができます。

また、もう1つのビットコインを増やす方法としてポピュラーなのが、ビットコインアービトラージです。
アービトラージは、同じ価値の商品で価格に差があるとき、割安な方の取引所で購入し、それを割高な方の取引所に売るという方法のことです。

ビットコイントレードもビットコインを増やす方法のひとつです。
ビットコイントレードは、FXと違い、24時間取引可能で価格変動率が高いという大きなメリットがあります。
価格変動率が高いということは、リスクもそれだけ高いということですので、そのリスク管理をしっかりできる自信がある人なら挑戦してみてもよいかもしれません。
ハイリスクであるということはつまり大きなリターンを得る可能性もあるということですから…。

また、クラウドファンディングを通じて集められた資金を、これから史上に出回る仮想通貨に事前投資ができるICO取引に参加するというのもビットコインを増やすひとつの手段でしょう。
将来有望な仮想通貨を見抜いて投資したら、一般公開された後に何百倍もの価値になったというケースも多いようです。
しかしICO取引には詐欺通貨も存在しています。
常に最新情報を収集しチェックするなど勉強して臨まないといけません。

ビットコインはこれからどうなるの?

現在、世界では米ドルやユーロ、日本円などの法定通貨を使って貿易をしていますよね。

しかし、この形態では、為替変動によっては片方の国だけが貿易赤字になるなど、貿易上の不平等が起きてしまうことがあります。
こういった不平等をなくすためにも、これからビットコインをはじめとする仮想通貨、デジタル通貨が決済手段として使われるようになる可能性はあるのではないでしょうか。

すでに現在、多くの仮想通貨が存在しますが、それらの仮想通貨を購入するためにはビットコインを所有する必要があり、仮想通貨を使った取引にはビットコインは必要不可欠になっているため、将来性は高いと言えるでしょう。

投資家からも大きな注目を浴びている今流行りのビットコイン、資産運用方法のひとつとして知っておくといいかもしれません。

written by Janmama

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