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妊娠中からできる“イクメン”の育て方7つ

  • 2017.12.28
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新しい家族を迎える喜びは、お父さんもお母さんも同じ。でも、10ヶ月間お腹の中で赤ちゃんの成長を感じられるお母さんと違って、男性の場合 “父親になる” という実感はなかなか得にくいといわれています。特にはじめての赤ちゃんでは、どうしていいのか分からず戸惑うお父さんも多いもの。

そこで、“父親”としての自覚や自信をつけて赤ちゃんを迎えられるよう、妊娠中からできる“イクメン”の育て方を7つ、ご紹介しちゃいます。

●1. 妊婦検診のたびにエコー写真などを見せる

Closeup photo of man and pregnant woman holding ultrasound image on stomach

つわりや胎動など、お母さんは体で赤ちゃんの存在を感じることができますが、体感できないお父さんには視覚的に成長を伝えましょう。妊婦健診に同行し、エコーで動いている赤ちゃんの様子を見られるのがいちばんですが、仕事などで付き添えない場合は、検診でもらったエコー写真や映像を見せて説明します。

「前回より○センチ大きくなったよ」「リンゴくらいの重さなんだって」など分かりやすく話してあげると、お父さんも実感しやすいようです。

●2. 両親学級に参加する

初めての赤ちゃんの場合、どのように接していいのか分からないのはお父さんもお母さんも一緒。産院などで開催される両親学級には、ぜひとも夫婦そろって参加してみてください。ミルク後のゲップのさせかたやおむつの替えかた、人形を使った沐浴練習などもおこなってくれるので、赤ちゃんが産まれてすぐに役立つ情報がたくさん得られます。

「お父さんの大きな手なら赤ちゃんも安心してお風呂に入れるね」なんてさりげなくほめてあげれば自信もつき、“自分にできること” も分かるので、沐浴担当を買って出てくれるかもしれませんよ?

●3. 赤ちゃんの成長を触って肌で感じてもらう

胎動を感じられる時期が来たら、たくさん触ってもらいましょう。お腹の中で動く様子を手のひらで感じるのは、赤ちゃんの存在を実感する何よりの方法です。お父さんにお腹に向かって声をかけてもらい、お母さんが感じた赤ちゃんの反応を伝えてあげても喜ぶかも。

また、夫婦で一緒にお風呂に入って、大きくなっていくお腹をみてもらうのもいいでしょう。「あと○ヶ月だね」と対面までの期間を言葉にして伝えれば心構えもでき、より実感を得やすいようです。

●4. 赤ちゃん用品の買い出しは一緒に

赤ちゃんを迎え入れるにあたっては、買い揃えるものがたくさん。買い出しはお父さんのいる時に一緒に行きましょう。このとき、ふたりで相談しながら選ぶのがイクメン育てのコツ。実際の育児で、自分の意見が取り入れられたベビー用品があったほうが、お父さんもやる気が出ます。また、お父さんからみれば何に使うのか分からないようなベビー用品は、どんなときにどうやって使うのかを説明してあげるといいですね。

●5. 赤ちゃんスペースは相談しながら決める

哺乳瓶や消毒セット、沐浴用品、おむつ替えセット、お着替え用品など、赤ちゃん用品は意外とたくさん。どこに何を置くかは、相談しながら決めましょう。赤ちゃんのお世話をしようと思ってもそのたびに「どこにあるの?」と聞かなければならない環境では、お父さんのモチベーションも下がる一方。どこに何があるのかを把握していればサッと動けるので、育児に参加しやすくなります。

●6. 赤ちゃんのいる生活を話題にする

「こんな子に育ってほしい」「一緒に○○したいな」など、産まれてくる赤ちゃんへの夢や希望はたくさんあるはず。夫婦でそんな会話を楽しみながら、子どもが生まれてからの生活を話し合ってみましょう。具体的な話をすると赤ちゃんのいる生活が想像しやすく、お父さんも実感しやすいようです。お父さんの趣味や得意なことを「子どもに見せてあげてね」など、喜ばせる一言も忘れずに。

なお、産まれてすぐの赤ちゃんは、当然ながら何もできません。そのため、お父さんの実感も育ちにくいのですが、「たくさん話しかけてあげると声を覚えるよ」「触れ合うことで絆が生まれるから、たくさん抱っこしてあげてね」など、寝ているだけの赤ちゃんにお父さんがしてあげられることも教えてあげてくださいね。

●7. 妊娠中から夫にも家事を手伝ってもらう

夫婦で協力して子育てをするには、家事の分担だって必要になってきます。赤ちゃんが生まれてから突然お願いしても、不慣れな旦那さんなら満足いくほどの助けは得られないかも。そこで、妊娠中から少しずつ、家事を覚えてもらいましょう。

妊娠後期はお腹も大きくなって思い通りに動けないことも多い時期。何を手伝ってもらえば助かるかを伝えるチャンスです。妊娠中から家事をする習慣がつけば、赤ちゃんが産まれてからも抵抗なく手伝ってくれますよ。

“旦那さんがやること” と専業を決めてもいいですし、“一日交替でやる” などルールを決めてもいいでしょう。大切なのは “やらされている感” を与えないこと。また、少々出来が悪くても文句を言ったり目の前でやり直したりせず、「ありがとう」「助かったよ」と、労いと感謝の言葉を伝えることを忘れずに。

最後に

男性は自分の役割がはっきりしていないと何にどう手出しをしていいのか分からず、「結果的に何もできなかった」という人も多い様子。特にお母さんが里帰り出産してしまう場合、「乳児期の様子がよく分からなかったため余計に困惑した」というお父さんも。

協力的なお父さんになってもらうためには、育児を押し付けたり指図するのではなく、まずは “父親” としての自覚を育て、そのうえで相談しながら協力体制を仰ぐのが一番の近道です。

“イクメン” は一日にして成らず。

妊娠中から少しずつでも家族が増える実感を抱いてもらい、自信を持って赤ちゃんを迎えられるように、お母さんも「イクメン育て」の心の準備をしていきましょうね。

●文/パピマミ編集部

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