1. トップ
  2. 恋愛
  3. 生活スタイルが一変! 実家の両親と同居するための心構え5つ

生活スタイルが一変! 実家の両親と同居するための心構え5つ

  • 2015.1.16
  • 871 views

【ママからのご相談】

小学生の子どもが2人います。うちは、共働きの家庭です。昨年12月に私の実家に引っ越しました。もともと近所に住んでいたので子どもたちも、おばあちゃん、おじいちゃんに懐いていて同居もスムーズかと思っていました。実際、一緒に暮らしてみると、「お風呂は毎日洗ってほしい」「食べるタイミングが違う」などと、両親からの注文や文句が多く、最近疲れて仕事にも集中できません。旦那も疲れ切った私を見て、「マンションを買おう」と、言ってきます。子どもたちは家族が増えて喜んでいるので、複雑な気持ちです。

同居を継続するために、良いアドバイスがあれば教えてください。

●A. ルールを作って、お互いの生活を尊重する。パパの居場所の確保も。

ご相談ありがとうございます。ママライターのKOUです。

お気持ち、お察しします。私も、昨年の秋に実家で同居を始めました。4歳の子どもはわんぱくで、引っ越した当初、私が買い物に出掛けていたときに1階のリビングでおもちゃを散らかして遊んでいたらしく、帰宅後に父親から、「お前のしつけが悪い!」と怒鳴られました。

実の親とはいえども、血のつながった同士だからこそ、逆に遠慮がなく、1か月ほどは両親からいろいろ注文を付けられました。両親にとって、十数年は夫婦だけで穏やかに暮らしていたこともあり、これまでの生活スタイルを変えられたくないという気持ちが強いのだと感じています。

以前書いた、『実家で両親と同居するメリット3つ(http://papimami.jp/11429)』では、同居のメリットをご紹介しましたが、今回は実家の両親と同居するための心構えについて、ご両親と同居中の現役ママさんたちから伺ってきました。

●実家の両親と同居する心構え5つ

●(1)ルールを作る

『両親との間に具体的なルールを作りました。たとえば、「週の前半は夕食を母が、後半は私が作る」「食事の時間は18時半」「お風呂に入る順番は子どもと私が最初」「トイレットペーパーなどのペーパー類は私たちが買ってくる」といった生活全般に関してです。決まり事をつくることで、お互いに不満を言い合うことも少なくなりました』(3歳男の子ママ)

●(2)月払いで“家賃”を払う

『同居を始めたころは、毎月、光熱費や食費などを細かく計算して、今月は多いとか、少ないとか母親ともめていました。旦那から、「いっそのこと、家賃を支払うつもりで定額の月払いにしたらどうか』と提案があり、気持ち多めに月払いで支払うことで決着しました。きちんと明細として残るように、銀行の振り込みで払っています。今は、「いつも(支払ってもらって)悪いねえ」と母親に言われるようになりました』(小学1年生、2歳女の子ママ)

●(3)力仕事は進んでやる

『同居歴、6年です。長く親と一緒に暮らすためには、おそらくお互いに、「同居して良かった」というメリットを感じないと続かないと思います。たとえば、私たちが重いものを持ったりするなど、体力的にきついことを代わりにやることで、親からはとても感謝されています。お互いのメリットが生活を支えあっていると感じます』(中学3年生女の子、8歳男の子ママ)

●(4)親が無理なことはお願いしない

『私が働いていたので、子どもの幼稚園のお迎えや習い事の送り迎えを全てお願いしていました。しばらく母は我慢してやっていたようですが、雨の日の習い事の送り迎えがきつかったらしく、同居して2か月たってから、「いつもは無理だ」と言われました。働いているから行ってもらうのが当たり前だと、親に甘えていた自分に気づきました。それから、雨の日や体調が悪いときは習い事をお休みさせています』(5歳男の子ママ)

●(5)パパの居場所を確保する

『うちの夫は、普段は我慢強くあまり弱音を吐いたりしません。同居してから休日は、「リビングに行きたくない」と部屋に閉じこもるようになりました。自由に冷蔵庫のものを飲んだり、食べたりできないのが苦痛だったらしく、「自分用の冷蔵庫がほしい」とお願いされたので、思い切って夫専用のミニ冷蔵庫と電子レンジを買いました。私の両親は口うるさくない方ですが、同居は夫にとって窮屈なのは当然です。飲食を自由にできるなど、夫の居場所をしっかりつくってあげるのも大事だと思いました』(2歳女の子ママ)

ーーーーーーーーーー

以上、心構え5つでした。

現役ママさんからのご意見からみても、自分の両親と暮らすことは、楽なようで楽ではないというのが本音なようです。お互いに年齢を重ねるうちに、価値観も変わっていくもの。そして、同居することは親の面倒も最期までみる覚悟と責任が伴うと考えます。

生活する上でのルールを守り、お互いを尊重していくことが一番大切だと感じています。ご相談者さんも、ここで紹介した心構えを参考にして旦那さんと今後のことを話し合ってくださいね。

(ライタープロフィール)

KOU(ママライター)/大学卒業後、新聞社に入社。地方支局や芸能部などで、10年間にわたり記者生活を送った。あっとういう間に30半ば目前に。「このままでは結婚できない」と思い立ち、婚活に専念(?)しようと、退職。数か月後には結婚相手を見つけた。36歳で1人目を出産。育児中には通信講座で保育士の資格を取得、少しは役に立っているのか、息子もすくすく育っている。現在は、のらりくらりと在宅でライター業を営む。

の記事をもっとみる