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元彼が結婚しようが何しようが、あなたの知ったことではありません

  • 2017.12.24
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昔付き合っていた恋人との思い出はいつまでたっても色褪せないもので、今の自分に大好きな人がいてもいなくても、「ちょっとした物足りなさの隙間」に元彼の顔がふとよぎることがありますよね。


男性でも女性でも、前に付き合っていた恋人のことが忘れられずに復縁するケースもよく耳にするので、「別れたのは失敗だったかな」「別れてみて初めてわかった良さがあった」という後悔の気持ちが湧いてくることもあるでしょう。


ましてや、自分と別れた後に相手に別の恋人ができて、結婚でもして幸せを思いっきり享受していようものなら、「逃した魚は大きい」とばかりに過去の自分の「失態」を嘆きたくなる気持ちもわかります。




「過去なんてすっぱり忘れて前を向こうよ」
「男なんて星の数!もっといい人に出会えるよ」
「今の彼をもっと大切にしなきゃダメよ」


周期の人はいろんな言葉をかけてくれることでしょう。しかし誰の言葉もしっくりこない。こんな時、どんなふうに感情を処理すればいいのでしょう?

なぜ私たちは過去の栄光にすがってしまうのか

昔はうまくできていたことが、今できていない。この状態はなかなか苦しいものです。


この時「一度体験できたことがあるものを、今は体験できていない。なぜなだろう?」考え始めると、大抵の場合凹むことになります。


なぜなら「昔あったけれど、今の自分にないものに目がいくから」です。もともとなかったものならこれから手に入れればいい話ですが、昔持っていたことがあるものには執着心がどうしても出てしまうものなんです。


だからこそ、私たちは過去の成功を取り戻そうと、「過去にできていたこと、持っていたもの」を追い求めてしまうのです。

まずは「そんな自分を受け入れる」こと

過去の成功パターンにハマってしまうあまり、自分の未来を無下にしてしまうことは世の中に溢れています。


企業の社長でも有名タレントでも政治家でも、そうなってしまうのですから、私たち一般人がそうなってしまうのも仕方がないこと。


であれば、まずは「あぁ、私過去の栄光にしがみつこうとしてたんだなぁ」と気づくことがとても大事です。


そうして、「うん、過去の栄光にすがっててもしょうがないよね!」と思ったら次の行動に出ましょう。


この気づき無くして次に進むことはありませんし、この状態を受け入れないと無理やり次に進もうとして苦しくなるだけです。

大事なのはいつだって、これからどうなりたいのか?

そうして今の自分を受け入れることができたなら、次は「じゃぁこれからどうしていこうか」と考えることからスタートです。


この時に「あの素晴らしい愛をもう一度」と思わないことです。そうするとまた堂々巡りです。


過去の成功事例を求めてしまうと、過去の自分以上の自分が未来には現れなくなってしまいます。そんなのつまらないですよね。


そうではなく、「自分がまだ出会ったことのない成功のパターン」を探しに行くのです。それがどんな形なのか、今から自由に作り出すことができます。


大丈夫、過去に一度見つけたことがあるあなたなら、必ずもう一度見つけることができますから。

ほら、元彼のことなんてどうでもよくなってきたでしょう?

未来輝いている、全く別の成功を収めているあなたからしたら、過去の成功なんてどうでもいいことなんです。


未来のあなたは「彼と出会い彼と別れたおかげで、今の最高にハッピーな私があります。彼には感謝しているし、彼には彼のしあわせを見つけて欲しいと思ってます」ぐらいのことを言ってそうじゃないですか?


ね、だから元彼が自分と別れてからどうしていようが、未来のあなたには関係ないことですし、その未来を目指す今のあなたにも、関係のないことなんです。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)
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