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【お正月前に必読】おせちは基本的に糖質過多と心得よ! うっかり食べ過ぎを防ぐ事前対策案

  • 2017.12.24
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「MAQUIA」2月号では、おせちとお餅を中心に食べて過ごすことが多いお正月に、少しでも太りにくくする食べ方のコツを教えます。

うっかり食べ過ぎる季節だから
脱!冬太り!食べ痩せ リセット虎の巻

クリスマスに忘年会にお正月と、イベント続きの冬。三が日を過ぎた頃には体重が増加……。そんな経験、誰にでもあるのでは!? そんな冬太りを未然に防ぐために知っておきたい食べ痩せ術をお教えします!


教えてくれたのは…

医学博士
牧田善二先生

AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。著書『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)が話題。


管理栄養士
金丸絵里加先生

女子栄養大学講師。おいしくてキレイになれる料理を提案。著書は『糖質オフで大満足!やせるスープ』(枻出版社)など。


お正月料理の太りにくい
食べ方とは?

おせちとお餅を中心に食べて過ごすことが多いお正月。少しでも太りにくくする食べ方のコツは?


おせちは

基本的に糖質過多と心得よ

「おせちは保存が効くようにほとんどの料理に砂糖が多く使われています。太りやすいので量は控えめに」(金丸先生)。そこで主な料理の糖質量とカロリーを公開(100gあたり)。下で紹介するような作りおきを事前に食べるのが最善策。


おせちの糖質量と
カロリーをチェック

お酢で血糖値の上昇が緩やかに

1人分40〜50g程度。にんじんと砂糖を使うので糖質量は少なくないが、血糖値の急上昇を抑える酢を使うので比較的太りにくい。

砂糖が含まれ、数はセーブして

伊達巻は1切れ30〜40g。魚のすり身に卵、塩、砂糖などを加えて焼いて作る。砂糖が多く使われているので要注意。

たんぱく質で血糖値の上昇は緩やか

100gで4本程度。海老はおせちでは砂糖やみりんと共に煮るので糖質は含まれる。ただ、たんぱく質の効果で血糖値の上昇は比較的緩やか。

昆布自体が意外に糖質が多め

昆布巻きは2〜3個で60〜90g程度。昆布自体、意外に糖質が多く、さらに砂糖やみりんを使って作るので食べ過ぎはNG。

おせちの中で最も高たんぱく低糖質

数の子はニシンの卵で、1人分(1本)20g程度。おせちでは貴重な高たんぱく低糖質の食品。最初に食べるのもおすすめ。

みりんや砂糖が含まれ要注意

田作りは調味料にみりんや砂糖が使われている。1人前は20g程度なので糖質量はほかのものよりは少ないが食べ過ぎは禁物。

黒豆自体に糖質が多めで、砂糖も使用

黒豆は1皿で40g程度。大豆類の中でも黒豆は糖質が多めで、砂糖も多く使うので高糖質。手作りするなら砂糖を控えめに。

糖質が多い栗に砂糖もたっぷり

栗きんとんは1皿が約40g。栗自体に糖質が多いうえ、砂糖で味付けされているのでおせちの中でも糖質量が断トツに多め。

砂糖やでんぷんが使われ意外と高糖質

100gは4切れ半ほどの量。白身魚のすり身がメインだが、砂糖やでんぷんを加えて作るのでカロリーが低い割には糖質は多め。


【次のページをチェック】糖質カットレシピはこちら! 》》

三が日後には
糖質カットでリセット!

「三が日が終わったら、1日主食を抜くなど、糖質をできるだけカットしてリセットを。肉や魚、卵、大豆食品などのたんぱく質と野菜が中心の食事にしましょう」(牧田先生)

食前に食べると太りにくくなる
作りおきの常備がマスト!
「糖質が多いものを食べるお正月には、血糖値の上昇を緩やかにする食物繊維や油がとれる作り置きを作っておくのが理想的。食前に食べれば太りにくく」(金丸先生)


フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、にんにくの薄切りを加え、香りがたったら、まいたけ、しいたけ、マッシュルーム、えのきだけなどを入れて炒め、しんなりしてきたら白ワインを入れてさっと炒める。火を止め、レモン汁、粒マスタード、こしょうを加えて混ぜ、粗熱が取れたら保存容器に入れて冷蔵庫で保存。

お餅は基本1個!
具から食べる
「お餅は糖質の塊で、それだけ食べると血糖値が急上昇するのでNG。お雑煮などにして野菜や肉などの具から食べるようにして、食べる数は必ず1個までにすること」(金丸先生)


MAQUIA2月号

撮影/安井真喜子 スタイリスト/遠藤文香 料理製作/金丸絵里加 取材・文/和田美穂 企画/髙橋美智子(MAQUIA)


【MAQUIA2月号☆好評発売中】

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