仏ドラマの米リメイク版『The Returned』はオリジナルとはかなり違う?

"死者復活"をテーマにしたフランスの人気ドラマをアメリカ向けにリメイクした、米A&Eの『The Returned(原題)』。同作で脚本と製作総指揮を兼任する名プロデューサーのカールトン・キューズが、リメイク版はオリジナルの仏ドラマとは大きく異なるドラマになると明かした。

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英Digital Spyによると、キューズは同じく製作総指揮を務めるラエル・タッカーと冬のTCAプレスツアーに出席し、作品について次のように語った。「本作はオリジナル版とある程度、似通った部分があることは確かです。だが、それは始まりだけのこと。時間が経過するにつれ、我々の作品は原作からかなりかけ離れたドラマになっていきます」とキューズ。具体的に言えば、リメイク版は第6話以降、原作から少しずつ離れていく予定だと述べた。さらに、もしセカンド・シーズンが製作された場合、物語は完全にオリジナル・シリーズから乖離すると言い切った。

「今回のシリーズはまったくのオリジナル作品として、独自のドラマへと徐々に変貌していくのです」と語ったキューズ。原作から脱却し、番組の差別化を促したい考えのようだ。また、同じく死者のよみがえりを描いて昨年3月からスタートした、米ABCのミステリー『Resurrection(原題)』としばしば混同されることが多いが、同作に関しては「創作上のプロセスに良い影響を与えるとは思えず、視聴していない」とコメント。暗に同作を意識している様子が伺われた。

オリジナル版『Les Revenants』は2004年のフランス映画『奇跡の朝(Les Revenants)』(ロバン・カンピヨ監督作)をベースに製作され、フランスで大ヒットした作品。静かな山間の街で、ある日突然、数人の死者がよみがえる。当時の姿のままで、自分が死んだことすら知らない死者たちは、愛する家族や恋人のもとに戻ろうとするが、同時に不自然な怪奇現象が次々と街の人々を襲う・・・というストーリー。

『Resurrection』が好発進した今、後発の『The Returned』がオリジナル版とも違うオリジナリティをどこまで追求できるか。大ヒットシリーズ『LOST』を手掛けたベテラン・プロデューサー、キューズの手腕に期待したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:カールトン・キューズ
(C)Ima Kuroda/www.HollywoodNewsWire.net

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