20代女子の醜態をさらした禁断のドラマ『GIRLS』が日本にやってくる！

2015.1.15
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こんにちは。海外ドラマコラムニストの伊藤ハルカです。

このコラムでは、海外ドラマの裏情報や、海外ドラマに登場する注目のセレブを紹介します。

今回は、10月より日本初公開となる、20代女子のリアルをこれでもかと追及した女子ドラマ『GIRLS』より、脚本、監督、主役を務めるレナ・ダナムにフォーカス！鬼才と呼ばれる28歳女性クリエイターの素顔とは？

■『GIRLS』のストーリーを簡単にご紹介！ニューヨークで暮らす20代女子4人の等身大の日常を描いたドラマ。ニューヨーク、女性4人ときたら、先日紹介した『SEX and the CITY』をついつい思い描いてしまいますが、本作はちょっと違う。登場する4人がぽっちゃりだったり、夢を追いながらも仕事がなかったり、男性経験がなくハウツー本ばかり読んでいたり、ひとりになるのが怖くて好きでもない彼氏と長年つき合っていたりと、ちょっとダメなイマドキの「こじらせ女子」ばかりなのです。ハイキャリアでブランド品を身にまとい、ニューヨークの街を颯爽と練り歩く『SATC』とは別世界。というよりこれが現実！ 20代女子の今あるリアルを剥き出しに表現した禁断のドラマです。

■こんなとんでもないドラマを作った人って？『GIRLS』のどこが禁断かって？ちょっとだけ説明しましょう。彼氏に振られたくなくて、好きでもないプレイを強要されてもNOと言えなかったり、次の候補がいないからって好きでもない彼と感情のないSEXを続けていたり、不倫や見ず知らずの人とゆきずりのSEXをしたり、そうかと思いきや、バージンで男性とつき合ったことさえなかったり。SEXネタだけでなく、仕事面もそう。「作家になるの！」と言いながら、無料で雇われる出版社のインターンからいつまでも卒業できなかったり、親からの仕送りをあてにしていたり、定職につかず自由奔放な女性を演じてみたり。あなたにもちょっとあてはまるところ…ありませんか？「20代女子の等身大の姿」こそ、本作のテーマです。

このとんでもないドラマを作った人は、大物監督でもなければ、サラ・ジェシカのような大物女優でもない。レナ・ダナムという28歳、若きクリエイターです。若い頃からショートフィルムで脚本、監督の経験を積んできたレナは、本作の脚本、監督、主役のすべてを務めています。放送開始時点、レナは26歳。主人公たちと同世代の彼女は、夢物語ではない「リアル」こそが、実際に20代女子が求めているものだと感じていたとか。その彼女のこだわりがたくさん詰まった作品です。

■サラ・ジェシカ・パーカーからテイラー・スイフトまで！大物セレブがレナのファン！鋭い観察眼で思いを形にする能力に長けたレナ。セレブの間にも『GIRLS』ファンが多いらしく、サラ・ジェシカ・パーカーやクレア・デインズ、テイラー・スイフトやケイティ・ペリーなど、蒼々たる顔ぶれ。彼女らは、パーティーなどでレナに出くわそうものなら、芸能人にでも会ったかのように（彼女らも芸能人であるにも関わらず！）、キャーキャー言いながら近づき、レナにハグをするという。有名になって、地位を築いた彼女らでも『GIRLS』に共感する部分が多いみたいで、みんな色々あるみたい。

■男をみる目だってあるのよ！そんな天才クリエイター、レナの彼は、FUN.のギターリスト、ジャック・アントノフ。FUN.は、ライブをしてもCDを出しても泣かず飛ばずの期間が12年間も続いたバンドなのですが、レナはずっと彼の才能を信じていました。そして、2013年、FUN.は、晴れて年間最優秀楽曲賞と最優秀新人賞をダブル受賞することになります。この時レナは、あまりにも嬉しくて、表彰式の舞台に飛び乗ってジャックにハグしたとか。なんか、色々な才能があるのですね、レナって！

最近では、「世界で最も影響のある100人」にも選ばれたレナ。28歳の彼女が『GIRLS』以外に、これからどんな作品を生み出すのか、楽しみで仕方ないですね♪

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