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今、ハリウッドで一番アツイ35歳『アンダー・ザ・ドーム』のマイク・ヴォーゲルの胸板の秘密!

  • 2015.1.15
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こんにちは。海外ドラマコラムニストの伊藤ハルカです。

このコラムでは、海外ドラマの裏情報や、海外ドラマに登場する注目のセレブを紹介します。今回は、スティーブン・キングの最新長編小説を原作に、製作総指揮スティーブン・スピルバーグをはじめとする名だたるクリエイターたちが製作を務めるSFサスペンスドラマ『アンダー・ザ・ドーム』で、メインキャストのバービーを演じるマイク・ヴォーゲルにフォーカス! 作中で、裏の顔を持つ一匹狼を演じるマイクの素顔とは?

■『アンダー・ザ・ドーム』のストーリーを簡単にご紹介!物語は、米国東部のある田舎町に、突然、透明で巨大なドームが出現するところからスタートします。町はそのドームにすっぽり覆われ、外部世界と遮断され、人々は完全に閉じ込められてしまいます。町全体を取り囲むそのドームは、透明で外界の様子は見えるものの音は聞こえず、行き来することも不可能。上空を飛んでいたセスナでさえ障壁に激突して大破してしまう始末です。古くからその町に住んでいる住民や、たまたま通りかかった旅行者、家族や恋人とドームを介して離れ離れになってしまった人など、閉じ込められた人々の境遇は様々ですが、彼らの不安や不満は日々大きくなっていくばかり。そんな中、街のカリスマ的存在ビッグジムが、リーダーシップを発揮します。しかし、このビッグジム、私利私欲に目がくらむとんでもない指揮者でもあります。それに徐々に気がつき、住人に警笛を鳴らすのが、元軍人のバービー。しかし、住人は自分のことを一切語らないよそ者バービーを信頼できません。バービーは地元新聞記者で正義感の強いジュリアと協力しながら、ドームの謎の究明と町全体の救援に乗り出していきます。

■レスリング青年、単身ニューヨークへ1979年、アメリカはペンシルベニア州で生まれた現在35歳のマイク。幼いころから身体を動かすことが得意で、高校時代は、レスリング部に所属していました。そして20歳を過ぎたころ、役者を志すようになり、夢をかなえるために、単身ニューヨークへ。学生時代から身体を鍛えていたことが功を奏したのか、整った顔立ちとムキムキの筋肉を活かし、ファッションモデルとしてデビューします。当時、ファッションモデルを務めたブランドのひとつに、リーバイスがあったのも有名な話。そして、その後、役者に転身。『Grounded for Life』という、シットコムテレビシリーズへの準レギュラー出演を経て、『クール・ボーダーズ』をいう青春映画で映画デビュー。あどけなさ残る20代前半のマイクは、スケボーを乗りこなす金髪サラサラヘアの少年を演じています。この頃から、映画、テレビドラマと、ジャンルを問わず、幅広いジャンルから出演の声がかかるようになります。ブレイク・ライブリーがヒット前に出演した『旅するジーンズと16歳の夏』、アン・ハサウェイ主演の『裸の天使』、ジェニファー・アニストン主演の『迷い婚』、カート・ラッセル主演の『ポセイドン』、人種差別を描いた『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』など、数々のヒット作に出演。皆さんも一度は目にしたことがあるかも?

■代表作は、60年代の航空会社を描いたあのドラマ!数々の作品に出演してきたといえど、これまで、これといった代表作がなかったマイクですが、2011年に初めてテレビドラマシリーズでレギュラー出演を獲得します。それが、『PAN NAM/パンナム』。60年代のパン・アメリカン航空という実際に存在した航空会社の裏側を描いたドラマです。マイクが演じたのは、パイロットのディーン。甘いマスクに見事な腕を持つナルシスト男の役です。この作品で、一気に名を世界に広めたマイクですが、「ナルシスト」、「プレイボーイ」的な役のイメージが先行してしまったのも事実。しかし、そのイメージが定着する前に、マイクは別の大作に主演し、見事そのイメージを払拭します。それがこの『アンダー・ザ・ドーム』です。マイクは昔から、出演作品によって、自分を変える“カメレオン”技術が高い役者。『PAN NAM/パンナム』でのディーン操縦士と、『アンダー・ザ・ドーム』で影のあるバービーでは、あまりにも印象が違いすぎて、役者が同一人物とわからない人も多かったのだとか。

■スポットライトを浴びるのは得意じゃないこうして始まった『アンダー・ザ・ドーム』のバービー役。スーパーヒーローではなく、一匹狼な裏ヒーロー的要素が強く、周囲から誤解を受けやすいキャラクター。ちょっと変化球のヒーローを演じることになったマイクは、メディアへのインタビューでこう語っています。

「僕自身、スポットライトを浴びるのが得意じゃないから、バービーにはすごく感情移入できるんだ。賞賛されることが平気な役を演じるよりも、僕にとってはずっと楽で楽しい」

あわせて、一番思い入れのあるエピソードはシーズン1のエピソード7とも語っています。病気で死んでしまいそうな女性を前に、新しい赤ちゃんが誕生する、命の連鎖を表現した、非常に悲しくも美しいエピソード。マイクはこのエピソードの収録をしているとき、奥さんが妊娠6か月だったこともあり、より思い入れが強く、作中で生まれたての赤ちゃんを抱いたときは、感動したのだとか。

謙虚でピュアで家族を愛するマイク。次回作でも、持前のカメレオン技術を活かして、ディーンでもバービーでもない、全く違うキャラクターを演じて、私たちを驚かせてほしい! 

Text Haruka Ito

『アンダー・ザ・ドーム』DVD-BOX (6枚組) \9.300 (税抜) 発売中発売元:パラマウント ジャパンTM & (C) 2014 CBS Studios Inc. All Rights Reserved. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, (R) & (C) by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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