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年末年始のお土産はコレ!小さな世界にストーリーを閉じ込めたオシャレ羊羹

  • 2017.12.10
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福島県会津若松市にある「会津駄菓子・本家長門屋」の、切り分けるごとに絵柄が変わっていく羊羹“fly me to the moon”。背景が夜へと移り変わると同時に月が満ちゆき、鳥が羽ばたいていくというストーリー性に感動さえ覚えます。新年のお土産をまだ決めていないという方にぜひチェックしていただきたい一品。

現在も手で作られている“会津の心をつなぐ菓子”

江戸時代から歴史が続く、福島県会津若松市にある「会津駄菓子・本家長門屋」。“会津の心をつなぐ菓子”をテーマとし、伝統の会津駄菓子から新たに開発したお菓子まで、機械に頼らず手作りにこだわったお菓子作りを行っているお店です。
今回ご紹介するこちらの羊羹“fly me to the moon”も、長門屋自慢の商品のひとつ。実は、切り分けるごとに絵柄が変わっていくというストーリーが込められている羊羹なのです。

鳥が羽ばたき、月は満ちていく幻想的なストーリー

背景が少しずつ夜になっていくのと同時に、三日月は満月へと変わり、羽根をしまっていた鳥がその月へ向かって羽ばたいていく。一切れずつ移り変わるその幻想的な世界は、まさに芸術。他にはない、新しい楽しさをわたしたちに感じさせてくれます。鳥と月にはレモン羊羹、美しく透き通る背景にはシャンパンの錦玉羹(きんぎょくかん)を使い、その上下には山や雲の影を思わせるようなやさしいブラウンの小豆羊羹が。更に上部にはクランベリーやレーズン、会津産の鬼クルミが入っていて、大人から子供まで楽しめる味わいです。

さまざまな味と食感を楽しめるスイーツで、ティータイムや晩酌を楽しんでみてはいかがでしょうか。日本らしい奥ゆかしさと、見たことのない斬新さが融合していて、年末年始のお土産や贈り物としてもとっても喜ばれそうです。

パッケージは福島県出身の日本画家がデザイン

パッケージは、福島県浪江町出身の日本画家・舛田 玲香(ますだ れいか)さんが描き下ろしたもの。羊羹とリンクする美しい世界がボックスいっぱいに描かれています。ファンタジックで色彩も美しく、それだけでも人目を惹きつけるのに、蓋を開ければあの綺麗な羊羹が姿を現すかと思うとわくわくも2倍ですね。

羊羹以外にもこだわりのお菓子が揃っています

もちろん羊羹以外にも、こだわりのお菓子がたくさん。縁起の良い起き上がり小法師型の最中に2種類のあんこが入った“起き上がり最中”や、そのままコーヒーや紅茶に入れて溶かす“和三盆シュガーマドラー”、天然のハマグリの中に和三盆糖を詰め合わせた“貝千年”、クルミを丸ごと餡で包み込んだ“香木実(かぐのきのみ)”など、内容にも見た目にも興味を引かれるものばかり。バラエティ豊かな老舗の味をぜひ味わってみてください。

新年の挨拶やお土産にいかがでしょうか?

味だけではなく、見た目やパッケージにもこだわられている長門屋のお菓子。会津若松市川原町の本店と会津若松市七日町の2店舗のほか、オンラインショップも運営しているので、日本全国どこでもお届け可能です。新年の挨拶回りやお土産を決めかねている方は、一度HPなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
writer / ひの photo / 会津駄菓子・本家長門屋

取材協力

会津駄菓子・本家長門屋
http://shop.nagatoya.net/

本店

福島県会津若松市川原町2-10
0242-27-1358
営業時間:8:30~18:00
定休日:年末年始を除き年中無休

七日町店

福島県会津若松市七日町3-30
0242-29-7070
営業時間:9:30~17:30
定休日:年末年始を除き年中無休

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