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癖が治らない! 子どもの“指しゃぶり”を防ぐグッズ3選

  • 2015.1.14
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【ママからのご相談】

「指しゃぶりは子どものストレスが原因」だと聞き、それまで以上に寂しい思いをさせないように育児をしているつもりです。4歳の娘も指しゃぶりをやめたいと思っている様子ですが、気がつくと口元に親指が……。「親指さん、苦しいよ〜って言ってるよ?」と促せば1度は止めるのですが、癖になっているのか、しばらくすればまた指しゃぶりしています。「私の育児が原因なのかも」と感じてしまい、落ち込んでいます。指しゃぶりをやめたい娘のためにも、もっと具体的な対策をするべきなのか悩んでいます。

●A. どうしても止められない指しゃぶりは、防止グッズも効果的です。

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

歯並びや顔立ちへの影響を懸念し、指しゃぶりをやめさせたいと感じているママは大勢いらっしゃいます。指しゃぶりはお子様の心理面が原因となるケースもあるようですので、ご相談者様のように普段の接し方や育児の方針をシフトすることで改善したという例も多いようですね。

ところが、それでも全てのお子様が指しゃぶりを止めることができるわけではありません。日本歯科医師会による『テーマパーク 8020』というサイトでは、指しゃぶりの原因について以下のように紹介されています。

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「指しゃぶり」は,欲求不満,人工栄養,育児環境,学習した単なる癖として残っているなどの説があります。家庭環境,親子関係などにより,子どもに指しゃぶりが現われることもありますが,比較的に多いのは,幼児期の頑固な指しゃぶりが単なる癖として残っているという考え方です。

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単なる癖になっている場合、接し方や育児方針を変えたところで大きな効果は得られにくいのではないでしょうか? 別の方法でアプローチすることに後ろめたさを感じる必要はありません。

今回は、どうしても指しゃぶりがやめられないお子様のための、指しゃぶり防止グッズについてお話しいたします。

●おすすめ指しゃぶり防止グッズ3つ

●(1)テーピング・ばんそうこうで指しゃぶりをストップ!

指しゃぶり防止の手段やグッズの中で、最も手軽なものは、親指にばんそうこうやテーピングをしてしまう方法です。費用もそれほどかからず、ばんそうこうを貼ることが好きなお子様も多いので、ママもお子様も楽しく指しゃぶり卒業を目指せるのではないでしょうか。

デメリットとしては、自分で剥いでしまう・ばんそうこうやテーピングの上からでも指しゃぶりしてしまうケースも多いという点です。ともあれ、お手軽価格でスタートできる方法ですので、まずはお手持ちのばんそうこうなどで様子を見てみましょう。

●(2)『ドクターサム』や成人用ソックスで指しゃぶりをストップ!

『ドクターサム』という指しゃぶりの癖を補正してくれる商品があります。『ドクターサム』をつけている状態ではしゃぶっている感覚を味わうことができない作りになっていますので、自然と指しゃぶりをしなくなると言われています。

同じような効果で指しゃぶりをやめさせるには、成人用ソックスを両手にはめさせる方法があるようです。布を挟んだ状態では空気が口に入り込んでしまいますので、『ドクターサム』と同様に指しゃぶりの醍醐味(?)を味わうことができません。

指しゃぶり専用の補正器である、『ドクターサム』に比べ、ソックスは簡単に外してしまうことができますので、方法には工夫が必要です。2つのソックスをひもでつなぎ、両手にはめた上でパジャマを着せれば、自分で外してしまうことも防げるでしょう。

●(3)『バイターストップ』『バイバイスキンクリーム』や『正露丸』で指しゃぶりをストップ!

味で指しゃぶりを防止する方法では、昔から『正露丸』や“からし”を指に塗るといった方法もあるようですね。最近では指しゃぶり防止専用のグッズも登場しています。

『バイターストップ』は、指しゃぶりや爪かみを防止するマニキュアです。なめるととても苦いマニキュアで、バイターストップを塗った状態では指しゃぶりができないほどです。

ネット通販や店頭で購入することもできますが、小児歯科でバイターストップを塗ってもらい、長年続いていた指しゃぶりを辞めることができた例もあります。マニキュアとは言っても、お子様の口に入れて危険のある成分ではないそうです。

また、マニキュアタイプのもの以外ではスキンクリームタイプの『チュチュバイバイスキンクリーム』という商品もあります。

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どちらにしてもこれらの手段は荒治療です。最終手段として、またお子様自身も、「やめたい!」と感じていることを確認してから使用してあげてくださいね。

(ライタープロフィール)

木村華子(ママライター)/第一子出産を皮切りに、20代後半のほとんどを妊婦生活で過ごす。自然分娩で生まれてくれた長男の後、胎盤剥離や卵管結紮など、出産での様々なトラブルやアクシデントを経験。現在は日々慌ただしい育児で経験値更新中。3人の子供達と、何考えてんのか分からない旦那様、そして自分を含めた5人の胃袋を満たすため、家事の傍らライター業をはじめました。ガーデニング、家庭菜園、料理、絵、カメラ、お酒、あとは裁縫編み物手芸工芸と、手当たり次第に手を出すチャレンジャー(飽き症)。「お母さんが楽しくないと、楽しい家庭にならんでしょ!」をポリシーに、今日も楽しく育児しています。

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