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「結婚」ってなんだろう?誰かが作った幸せのイメージに惑わされないで by とあるアラ子

  • 2017.12.4
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みなさんは日本にも一夫多妻が認められてた時代があるって知っていますか?

一夫多妻制といえばアフリカとかイスラム圏とか、なんだか遠い国の文化というイメージがありますが、なんでも明治時代の初めごろは愛人を妻と同じ「二親等」と認める法律があったとか…。それから西洋の文化がどどっと入ってきて、ようやく現在の一夫一妻制になったのが明治31年のこと。つまりまだ120年ほどしか経ってないのです。

昭和生まれの私のような人間はどうしても「男性と女性が出会って、二人で家庭を築いていく…」そんな家庭の在り方が日本の昔からの伝統であるような錯覚を起こしてしまいがちなのですが、全くそんなことないんですよね。

また「男性が働きにでて、女性は家を守る。」こんな昭和時代によく見た家庭の在り方を日本の伝統だといまだに考えてしまう人もすごく多いと思うのですが、「専業主婦」という存在が一般的になったのは「サラリーマン」という生き方が生まれた戦後の高度経済成長期。それ以前は女も男も関係なく、ほとんどの人が働いていたそうです。

こうして考えてみると、結婚の在り方というのは時代に応じて目まぐるしく変化していくものだということがわかります。さらどんどんに時代の流れが早くなっている現代。いま「一般的」だと思っていることが20年後、30年後はまったく古い考え方になる…そういうこともどんどん起きていくのでしょう。

婚活をしていると、どうしても「結婚」というものに日常的に意識を向けざるを得なくなり、視野が狭くなってしまうことがあると思います。婚活サイトでは相手を条件で検索するので、条件だけで人を見るようになったり、結婚をしている友人と自分を比べて悲観的になったり……。

だけどそんな時は思い出してほしいのです。世の中の価値観なんて簡単にうつりかわるものだということを。

だからきっと、本当はもっと自由でいいんだと思います。結婚なんてしなくていいし、したとしても別々に暮らしてもいい。家計が別でもいい。女の人が働いても、男の人が働いてもいい。同性のパートナーと生涯を共にしてもいい。10代で結婚してもいいし、60代で結婚してもいい。

そもそもあなたが思い描いている「幸せ」は、望んでいる「条件」は、本当に自分が考えたものですか。世間に流されたり、メディアが作った幸せのイメージに惑わされていませんか。

「惑わされている、だけど考えを改めることは難しい」? だとしたら、もう腹をくくって婚活を頑張るしかないですが…。でもどうか、自分を追い詰めないで。
結婚してもしなくても、あなたの価値が1ミリも上がったり下がったりすることはない、ということは覚えておいてくださいね!
前回の記事:「出会いを求めているアピール」は広くしておいて損はない by とあるアラ子

著者:とあるアラ子
漫画家。著書にSNS時代の生きづらさを描いた「わたしはあの子と絶対ちがうの」(イーストプレス)。現在はVコミにて「美人が婚活してみたら」連載中。http://vcomi.jp/page_product/page_product?seriesId=69
ツイッターアカウントhttps://twitter.com/unmeichimai

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