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湯気までおいしい。秘伝の出汁が自慢の釜めし専門店

  • 2017.12.2
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懐かしさあふれるレストラン風の店構え

福岡の中心地・天神にある和食店「釜めし ビクトリア」。釜めし専門店ながら、ホテルのレストランを思わせる上品な外観と内装が特徴的です。お店の前に並んだメニューの食品サンプルが、ノスタルジックな雰囲気を漂わせています。

店内はゆっくりと過ごせる、落ち着いた空間。1階と2階で雰囲気が全く異なっていることも注目ポイントです。1階は気軽に食事ができるカジュアルな雰囲気のフロアとなっており、2階はサロンのような上質な装いになっています。

親子で食事をした思い出を胸に、現在も通う常連客

釜めしビクトリアは、1954年(昭和29年)に創業。福岡で初の釜めし専門店として誕生しました。

店名のビクトリアは、先代が戦前の満州・ハルピンに滞在していたとき、現地で繁盛していたロシア料理のお店にあやかったといいます。

ハレの日の食事の場として人気を集め、小さい頃から通っているという長年の常連客も少なくありません。天神を訪れたら必ずここで食事をするというお客さんもいるそうです。

上品な海の香りが食欲をそそる「かき釜めし」

磯の香りと風味が広がる「かき釜めし」です。福岡県産米「ひのひかり」などの厳選した国産米。ふっくらと炊き上がったご飯には、広島産かきの香りとうまみがしっかりと染みこんでいます。

ご飯を混ぜやすいように、たっぷり入ったかきは小粒。具材はかきのみというシンプルさですが、素材のおいしさを存分に堪能できます。

出汁の効いたご飯とプリプリのかき。最高の組み合わせをお楽しみください。

看板メニューの「博多釜めし(そぼろ)」は外せない!

「博多釜めし(そぼろ)」は、開店当時から売上一位のメニュー。鶏ガラの出汁で炊いたご飯の上には、甘辛く煮た鶏そぼろと手作りの炒り卵がのっています。

味わいと食感が異なるふたつの具材は、口に入れると絶妙なハーモニーを奏でます。多くのメディアにも登場した、正真正銘の看板メニュー。年代問わず、大人気です。

ランチタイムは15時まで! 遅めの昼ご飯にも便利

お店にやってくるお客さんは、女性8割、男性2割のバランスです。天神という便利な場所にあるので、買い物帰りや仕事終わりに気軽に立ち寄る人も多い印象を受けます。

混雑を避けたいなら、14時以降がおすすめ。15時までランチタイムで営業しているので、時間をずらして来店するとゆっくりと食事ができます。

もうひとつの名物「鶏のソップがけ」もお試しください。奄美地方の郷土料理である鶏飯(けいはん)を、博多風にアレンジした一品。熱々のスープをかけて、食欲がないときもさらりといただけます。

「釜めしビクトリア」へは、西鉄大牟田線「福岡(天神)駅」徒歩3分。福岡市営地下鉄空港線「天神駅」からでも歩いて3分です。福岡パルコ横にある新天町商店街の北通りにあります。出汁が香る老舗の釜めしを、お腹いっぱい召し上がれ。

スポット情報

・スポット名:釜めし ビクトリア
・住所:福岡市中央区天神2-7-144
・電話番号:092-771-4081

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